フライブルク・バロック・オーケストラ
ヴァイオリン・音楽監督:ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ

J.S.バッハ「管弦楽組曲」全曲
THE FREIBULG BAROQUE ORCHESTRA ■ ドイツ 初来日
来日期間: 2012年1月9日~16日

古楽オーケストラのベルリン・フィル!!

 フライブルク・バロック・オーケストラは特別な輝きを放つダイヤモンドのよう。各パートの演奏者が技術もマインドも完全にバロックをマスターしているうえに、『歴史的な』音楽をつくることがどういうことかを心得ている。音の一つひとつがクリアで、圧倒的な豊かさが広がり、音楽の宇宙のように聴こえてくる。耳をそばだてて聴いてほしい。音楽とはこういうふうに鳴るものだ!」 
                            (ザルツブルガー・ナッハリヒテン 2009年)



 

 フライブルク・バロック・オーケストラ
 発足から20年以上が過ぎ、各地のコンサートホールや歌劇場に招かれて高い人気を博す。レパートリーはバロックから現代音楽までさまざま。しかしフライブルガー(FBOのメンバーたち)の芸術的信念は一貫して変わらない。それは、彼ら一人一人の創造的好奇心と、作品をできる限り生き生きと表情豊かに演奏しようとする意思である。そして、教養と熱意あふれる演奏はこのオーケストラのトレードマークとして世界的に知られるようになった。
 ピリオド(古楽)オーケストラのベルリン・フィルと称される理由は、年6回のベルリン・フィル・ハーモニーホールでの定期公演、アムステルダム・コンセルトヘボウ、フランクフルト・アルテ・オパー、ミュンヘン・ヘラクレスザールなど、欧州の主要ホールで定期的な出演実績があるため。さらにさらに、ザルツブルク音楽祭など有名音楽祭への出演数が断然際立っていることも特筆されよう。著名なソリストたちは、FBOと共演することが最上の誇りと言う。


ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ(音楽監督、ヴァイオリン)
 バロック・ヴァイオリニストとしてまたフライブルク・バロック・オーケストラの音楽監督として国際的名声を築く。18世紀に行なわれたように、彼はコンサートマスターを務めながらFBOをリードする。また、長年続いているベートーヴェン・シリーズなどでは、ヴァイオリンを指揮棒に替える。バス・バリトンのトマス・クヴァストホフとの共演で、2009年(ハイドン・イヤー)に録音したハイドンのCDが、ドイツグラモフォンから発売された。ロンドン・タイムズはこのCDを「これは音楽の宝箱だ。個性豊かな音楽の詰まった18のトラックがあり、
ゴルツとFBOの闊達な演奏がお祭り気分を盛り上げている。」と評した。



■2011年11月にCDリリース J.S.バッハ「管弦楽組曲」全曲より
一部試聴できます (ハルモニア・ムンディ・レーベルのサイト 10~11ページ)


◆フライブルク・バロック・オーケストラ 日本公演スケジュール◆

J.S.バッハ: 管弦楽組曲 全曲
 第3番 ニ長調 BWV1068
   
Ⅰ.Ouverture / Ⅱ.Air / Ⅲ.GavottesⅠ&Ⅱ alternativement / Ⅳ.Bourrée / Ⅴ.Gigue
  
   第2番 ロ短調 BWV1067
   
Ⅰ.Ouverture / Ⅱ.Rondeau / Ⅲ.Sarabande / Ⅳ.BourréeⅠ&Ⅱ alternativement /
    Ⅴ.Polonaise & Double / Ⅵ.Menuet / Ⅶ.Badinerie

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 第1番 ハ長調 BWV1066
   Ⅰ.Ouverture / Ⅱ.Courante / Ⅲ.GavottesⅠ&Ⅱ alternativement / Ⅳ.Forlante / Ⅴ.MenuetsⅠ&Ⅱ alternativement /
    Ⅵ.BourréeⅠ&Ⅱ alternativement / Ⅶ.PassepiedsⅠ&Ⅱ


   第4番 ニ長調 BWV1069

 Ⅰ.Ouverture / Ⅱ.BourréesⅠ&Ⅱ / Ⅲ.Gavott / Ⅳ.MenuetsⅠ&Ⅱ alternativement /Ⅴ. Réjouissance



1月11日(水) 7:00p.m. 東京オペラシティコンサートホール 03-5353-9999 
      S:\8,000 A:\6,000 B:\5,000 C:\4,000 主催:東京オペラシティ文化財団 
                
 
FBO東京公演 ☛クリックするとチラシが拡大します。 
1月12日(木) 7:00p.m. 静岡音楽館AOI 054-251-2200 残席僅少 

 
1月14日(土) 3:00p.m. 三鷹市芸術文化センター 0422-47-5122 完売
      S:\5,000 A:\4,000 学生席:\2,500
              
 
FBO三鷹公演 ☛クリックするとチラシが拡大します。 
1月15日(日) 2:00p.m. 札幌コンサートホール大ホール 011-520-1234  発売中

 

音楽監督ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツからのメッセージ 

フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)の20年以上にわたる成功の歴史の中で変わらない芸術的信条は、音楽作品を出来るだけ生き生きと表現に富んだ方法で演奏するべく、一人一人の音楽家が創造的好奇心を持ち続けているということです。これはFBOにソロコンサートを担えるメンバーが揃っているからこそ可能なことであり、洗練され、かつ活気に溢れるアンサンブルは、国際的に知られた私たちのトレードマークと言えます。

  FBOは、音楽監督でもある二人のコンサートマスターペトラ・ミューレヤンスと私~と、優れた客演指揮者のもと、室内楽からオペラまで変化に富んだ編成で、年間およそ100回の演奏会を開催しています。そして20121月、待ちに待った初めての日本ツアーを、バッハの管弦楽組曲全曲という素晴らしいプログラムで行なえるのは、私たちにとって非常に光栄なことです。しかも、私たちが20112月にハルモニア・ムンディで録音した管弦楽組曲のCDが、まるで日本公演に合わせたかのようなタイミングでリリースされるのですからなおさら楽しみです。FBOの重要レパートリーであるバッハの管弦楽組曲との理想的なコンビネーションを披露できる今回のツアーは、私たち自身、オーケストラの“心”の中心に迫ることができるとともに、FBOの音楽を、高い見識と豊かな感受性を持つ日本の聴衆のみなさまにお届けできる機会であると信じています。

ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ

 


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