イラン原油の“輸入削減” 安住大臣発言が波紋
テレビ朝日系(ANN) 1月14日(土)11時24分配信
早速、不協和音です。イランからの原油の輸入を削減するとした安住財務大臣の発言について、野田総理大臣らが「政府の統一見解ではない」との認識を示しました。野田総理大臣:「安住大臣の発言は、これまでの(イランからの原油輸入を)削減してきた経緯と見通しを個人的にお話しされた。(政府としては)これから詳細に実務的な議論を踏まえながら、対応を詰めていきたい」
安住大臣は12日、アメリカのガイトナー財務長官からの協力要請を受けて、原油の輸入を計画的に減らしていく考えを示しました。ただ、どこまで減らせば日本の銀行が制裁を回避できるか不明確なうえ、イランに代わる輸入先の確保も課題になっていて、政府内からも「発言は時期尚早」という声が上がっています。日本政府は来週、アメリカ側と実務者レベルで制裁への対応を具体的に協議する方針です。
最終更新:1月14日(土)11時24分
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