2012年 1月 13日
大学センター試験 不正防止対策を強化
大学入試センター試験が始まるのを前に岡山・香川の試験会場では準備が行われました。今年は不正行為防止の対策が強化されています。岡山大学津島キャンパスでは職員が机に受験番号の紙をはるなど準備に追われていました。岡山県では13の会場で7912人が受験する予定でこれまでで最も少ない志願者数となりました。去年、京都大学の入試中にインターネットの質問サイトに問題が投稿される不正行為があったことを受け今年は携帯電話などの電子機器を手に持ったり身に付けているだけで不正行為とみなすことを明確にし、試験前に係員が口頭で受験生へ周知させるなど対策を強化しています。センター試験は14日午前9時半から2日間の日程で行われます。

6年前の死亡ひき逃げ事件で出頭の男逮捕
6年前、倉敷市でバイクの女性が車ではねられ死亡した事件で警察に出頭してきた男が業務上過失致死の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは住所不定の無職、西山修容疑者(50)です。西山容疑者は2006年12月6日の午前2時頃、倉敷市東富井の国道でバイクで新聞配達をしていた倉敷市西富井の坂本蔦子さんを車ではね死亡させた疑いです。警察は現場から逃走していた西山容疑者の逮捕状をとって行方を追っていましたが13日、父親にさとされ倉敷警察署に出頭してきた西山容疑者を業務上過失致死の疑いで逮捕しました。取り調べに対し西山容疑者は容疑を認めていて警察は逃げた動機などを詳しく調べています。また道路交通法のひき逃げの容疑は先月6日に時効となっています。

ハクサイ・キャベツの収穫体験
白菜とキャベツはいまが出荷の最盛期です。瀬戸内市の牛窓地区では市場の社長らを招いて収穫体験が行われました。岡山県は中四国一の白菜とキャベツの産地でそのうち7割を気候が温暖な牛窓地区で育てています。この催しは牛窓産白菜・キャベツの品質の良さと農家の苦労を感じてもらおうと開かれたもので岡山、広島、鳥取の市場の卸売会社、10社の社長らが収穫を体験しました。また会場では産地を伏せての食べ比べや白菜・キャベツを使った料理が披露されましたが牛窓産は歯触りが良くて甘味があると好評でした。JAではこうした催しを通して知名度アップと消費拡大を図りたいと話しています。

うどんまるごと循環プロジェクト始動
「うどん県」香川でまたユニークな取り組みです。廃棄されたうどんを燃料として再利用するプロジェクトの初めての会合が高松市で開かれました。これはうどんを作る際に出るゴミや食べ残しなどを使ってバイオエタノールや堆肥を作りうどん店で燃料などとして再利用しようという全国でも珍しい試みで、循環型社会を目指し高松市や民間企業などが共同で行うものです。初会合では廃棄うどんの処理量を年間50トンを目標にすることなどの事業計画案や運用方法などについて話し合われました。冷凍うどんからバイオエタノールを作る技術は今回参加する高松市の産業機械メーカーが2年前にすでに開発していてプロジェクトチームは「うどん県」である香川県を環境面でも全国にアピールしていきたいといています。

届け応援メッセージ 小型飛行機被災地へ
東日本大震災の被災地で航空整備士を目指す専門学校生たちに岡山市の航空会社が小型飛行機を贈りました。機体に書かれた「がんばれ日本」や「立ち上がれ日本」。去年9月に開かれた航空イベントで子供たちが寄せた応援メッセージです。小型飛行機は津波で壊滅的な被害を受けた宮城県岩沼市の航空専門学校を支援しようと岡山航空などが贈るものです。社員らが分解した機体をトラックに積み込みました。飛行機は今月16日に現地に届けられ、整備などの実習授業に使われる予定です。

ファジアーノ 新ユニフォームお披露目
新しいデザインでシーズンを迎えます。サッカーJ2ファジアーノ岡山が今シーズン着用するユニフォームがお披露目されました。発表会にはディフェンダーの澤口選手ら8人がホームとアウェイのユニフォームやトレーニングウェアなどを身にまとい登場しました。ホームのユニフォームはチームカラーの赤と紺が基調で、グラデーションのストライプ模様が新たにデザインされ、パンツはベースの色が紺から赤へと変りました。また胸スポンサーには今年から岡山市の人材派遣会社「GROP」がつき、新ユニフォームに袖を通した選手たちはシーズンへ向けて気持ちを引き締めていました。ファジアーノは15日から真庭市蒜山の雪山で合宿し、来月5日から宮崎県でキャンプに入ります。