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輿石・民主幹事長:来県 連合・県連「もっと国民に説明を」 /石川

 ◇マニフェスト達成度など

 民主党の輿石東幹事長が10日来県し、金沢市内のホテルで同党県連や連合石川の役員らと会談した。県連や連合側からは、政府の政策や成果、さらには同党マニフェストの達成度について「国民への説明が足りない」との指摘が相次いだ。【横田美晴】

 会談で連合側は、同党マニフェストのうち、達成できた政策も多いのに、「十分に国民に伝えられていない」と不満を訴えた。さらに、消費税増税を含む「税と社会保障の一体改革」など国民の反発が予想される政策で、理解を得る努力が不足していると訴えた。指摘に対し、輿石幹事長は「指摘の通り。今後、一番つらいテーマの『税と社会保障の一体改革』も、地方に足を運び、理解を得られるよう広報に努めたい」と応えた。

 一方、同党県連は、同党が企業・団体からの献金を禁止していることなどで、「資金的に選挙を戦うのは厳しく、日常活動にも支障がある」と、資金集めなど地方組織の財政基盤の確保への配慮を求めた。会談に出席した石坂修一・県連幹事長によると、輿石幹事長は「同様の訴えは石川以外からもあり、検討している」と答えたという。

 また、輿石幹事長は同日、谷本正憲知事とも同ホテルで会談。谷本知事は、「今回は要望より、お礼が言いたい」として、北陸新幹線の敦賀への延伸の方針決定についての謝辞を述べた。輿石幹事長は、「どこへ行っても、怒られることはあっても、ほめられることはない」と笑みをこぼした。谷本知事が「ぜひ、今年度内には着工の認可を」と求めたのに対し、輿石幹事長は「必ず実現するよう汗をかきたい」と、前向きな姿勢を示した。

 輿石幹事長は会談後記者団に対し、交代が取りざたされる一川保夫防衛相ら2閣僚の進退について、「頑張っていただいており、現状でいいと思う」と述べ、交代に否定的な考えを示した。

毎日新聞 2012年1月11日 地方版

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