'12/1/13
清盛ドラマ館巡回バス運行へ
呉市音戸町に「平清盛 音戸の瀬戸ドラマ館」がオープンする14日、周辺の観光スポットや景勝地を巡る無料のシャトルバス「清盛号」の運行も始まる。
定員25人のマイクロバスを土日祝日に当面は1日8便走らせる。警固屋の飲食・温浴施設「汐音(しおん)」を発着点に、6便が音戸大橋やドラマ館、音戸漁港、音戸渡船の乗り場を約40分で巡る。2便は清盛の日招像がある音戸の瀬戸公園の高烏台をコースに含み、高烏台で約25分停車する。
警固屋の「なべタクシー」が来年1月14日まで運行する。経費は呉広域商工会など3者でつくるドラマ館の管理運営グループ、汐音が負担する。
音戸漁港では14日、廿日市市宮島町と結ぶ県の高速船と、呉市の中央桟橋とを結ぶ民間の遊覧船の運航も始まる。なべタクシーの岩沖純弘専務(39)は「観光客が呉の本土側まで足を運ぶきっかけになれば」と期待を寄せている。