呉市音戸町に14日オープンする「平清盛　音戸の瀬戸ドラマ館」の内覧会が12日、現地であった。ＮＨＫ大河ドラマの呉ロケに使った木造和船などの展示品が住民たちに公開された。

　ドラマ館は、音戸瀬戸に面した「おんど観光文化会館うずしお」１階に開設する。内覧会には地元の音戸、警固屋両地区の住民２００人や旅行業者が出席。館の設置者、呉地域観光連絡協議会が招いた。

　メーン展示物の和船は全長約15メートル。屋外に展示スペースを設け、通路を回り見学できるようにしている。

　館内には約６メートルのくり舟や衣装も並ぶ。同町畑の主婦平原信子さん(67)は「船も衣装もよくできていた。観光客でにぎわうのが楽しみ」と期待していた。

　ドラマ館は１年間限定の開設で、呉市を中心に広島県内の特産物や清盛に関するグッズなど約６００種類も販売する。午前９時半〜午後５時（入場は４時半まで）で無休。

　大人３００円（前売り２４０円）、小中高生１５０円（同１２０円）、幼児以下無料。前売り券は13日までドラマ館か主要コンビニエンスストアで。ドラマ館事務局＝電話０８２３（５０）００４１。

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【写真説明】ドラマのロケに使った木造和船を見学する地元の人たち