三次市が公募していた都市計画道路上原願万地（かんばらがんまんじ）線の橋の名前が12日、「願（ねがい）橋」に決まった。同日、市役所であった名称選考委員会で選定した。

　市は昨秋、市内の巴橋や寿橋などと同様、漢字１文字の名前を募集。６６６件の応募の中から選んだ。１１７件と最多で、地名にもちなんでいて、市の発展を願う意味を込めている―などの理由から「願橋」と決めた。

　市都市整備課によると、願橋は馬洗川を挟み、南の十日市上原地区と北の三次町願万地地区を結ぶ１８１メートル。片側１車線で歩道も設ける。事業費約22億円で、８月末の完成を予定している。