東京の新大久保など首都圏を中心とした韓国料理店が、自慢のメニューの味を競う「韓流グルメフェスタ」が東京・渋谷区で開かれています。
この催しは、食を通じて韓国の文化をより深く知ってもらおうと、日韓の交流を進める民間団体などが開きました。会場の代々木公園には、東京の新大久保など首都圏を中心におよそ80の韓国料理店が店を開き、「チヂミ」や「プルコギ」など日本でもおなじみの料理のほか、「ホットク」と呼ばれる女性に人気のデザートなど50種類以上の本場のメニューを味わうことができます。会場には、若い女性や家族連れなどが大勢訪れ、中には行列が出来る店もありました。50代の女性は「辛くておいしいので週に一度は韓国料理を食べます。音楽や美容グッズなど韓国の文化はとても身近な存在です」と話していました。また、チヂミを販売する店を開いている女性は「韓流ブームが一時的なものに終わらないよう日本と韓国の交流がもっと深まってほしいです」と話していました。この催しは8日も開かれ、2日間の売り上げや客のアンケートをもとに人気ナンバーワンの店を決めるほか、収益の一部は東日本大震災の復興支援に充てられるということです。