重要なお知らせ

コープふくしまでは組合員さんの協力を得て、陰膳方式により実際の食事に含まれる放射性物質測定を進めています(2012年1月14日更新)。

更新日:01/14
<コープが測定する目的>
(1)実際に食べている食事からどれだけの内部被ばくの心配があるのかを、1検体あたり約50,000秒(約14時間)かけて測定し、得られた測定値を正しく認識して日々の生活に役立てていただこうと考えています。
(2)実際に測定に参加されていない方々にも可能な範囲で情報提供し、参考にしていただければと考えています。

<測定の進め方>
・測定場所  日本生活協同組合連合会 商品検査センター
・測定機器  ゲルマニウム半導体検出器
・測定時間  1検体あたり測定時間は約50,000秒(約14時間)
・検出限界値 1ベクレル/kg
・測定方法  陰膳方式→毎食家族人数より1人分余計に食事を作り、それを2日分(6食+おやつや飲料など含め)保存して検査センターに送り、検査センターにおいてミキサーで均一に混ぜ込み、その内1キログラムを検査試料として測定します。
 
<先行調査27名(世帯)の結果>
2011年12月末までに中通り地域にお住まいの27名の組合員さんたちにご協力いただき測定結果が得られたのでこれを公表しました。
グラフをご覧ください。(グラフ中、セシウム137のみ検出されたIとKの方は、セシウム134が1ベクレル未満であるためです)


※カリウム40とは?
  • 通常の食材に含まれる天然の放射性物質です。
  • 成人男性の体内に平均4000ベクレルくらいあるといわれています。

<先行調査測定結果の特徴>
(1)実際の食材の産地傾向
27世帯中、25世帯では福島県産の食材が使われていました。また、天然のきのこを召し上がった方もいました。食材産地のこだわりが特に大きい2世帯は、福島県産以外の材料で食事をされていました。
(2)測定結果値の概要
a)27名中、1キログラムあたり1ベクレル以上のセシウムが検出されたのは4世帯ありました。他の23世帯は放射性セシウムが含まれていたとしても1キログラム当たり1ベクレル未満であることを示しています)
b)最も多くの放射性セシウムを検出した世帯の食事に含まれるセシウム137とセシウム134の量は1キログラムあたりそれぞれ5.0ベクレルと8.7ベクレルでした。この量は、27世帯いずれでも検出されている放射性カリウム(カリウム40)の変動幅(1キログラム当たり20ベクレル〜56ベクレル)内に収まる程度でした。
c)仮に今回測定した食事と同じ食事を1年間続けた場合の放射性セシウムの実効線量(内部ひばく量)を計算すると、年間合計約0.01ミリシーベルト〜0.06ミリシーベ以下となります。
 
<今後の測定の計画>
この測定は、2012年3月まで継続し、コープふくしま、コープあいづ、福島県南生協の組合員さんにご協力いただきおよそ100名(世帯)について実施していく計画です
 
 
組合員数(2011年8月20日現在) 172,241人
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