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2012年1月13日20時42分

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帰還望む住民の半数「待つのは3年まで」 福島・浪江

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写真:福島県内に避難する「40代男性」の回答用紙。迷った末、「戻らない」を選択した拡大福島県内に避難する「40代男性」の回答用紙。迷った末、「戻らない」を選択した

 東京電力福島第一原発の事故で全住民が避難を強いられている福島県浪江町が、住民に行ったアンケートで、3人に1人が町に「戻らない」と答えた。「戻りたい」とする人も、帰還まで待てる期間は「3年以内」が半数以上を占め、つなぎ留められる時間は長くないことがわかる。

 アンケートは、町の復興計画策定に役立てるのを目的に昨年11〜12月に実施。高校生以上の1万8448人に調査票を送り、約6割の1万1001人から回答を得た。

 町に「戻りたい」と答えたのは64%。そのうち約7割は「放射線量低減と生活基盤の整備、他の町民がある程度戻る」ことがそろうのを条件にした。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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