メディアのウソ報道、竹原氏の場合その一
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ネット上の常識人の間では既存メディアの報道を本気で捉えている人はほとんどいないと思う。
原発事故関係の報道のあり方でいやというほど、隠蔽、虚妄報道を見せつけられた。この報道の被害はその報道を信じてしまう国民であるが、別の意味で虚妄報道された人が一番の被害者である。
それは多くの冤罪に掛けられた人たちに対する報道なのだが、この方の場合は少々異色である。其の異色さは追々述べるとして、虚妄報道は何故必要だったのかを検証してみたいと思う。
実は竹原氏が当時、どのような市政を行おうとしていたのか本当のところを知らなかった。改めてそのことをお聞きしたいと思っていたところ、偶然か、必然かひょんなところからその時期の詳しい記事を知ることになった。
当ブログにも紹介したが福島唯一の政治誌に「政経東北」があり、私も取材や,
寄稿でお世話になっている。昨年末12月16日竹原氏の取材の時に記者が、市長当選当時の記事掲載号を持参してきてくれた。
私が初めて取材を受ける、5カ月前の号である。
お断り戴頂いているので抜粋していきたい。
先ず、市長選挙立候補の決意文（ブログ）から
・市長の給料と退職金を大幅に削減する
・市民の協力を得て、議員定数を大幅に削減する
・市民の協力を得て市役所人件費を大幅に削減する
・辺境地区に住む高齢者医療などの交通費負担を軽減する
・浄化槽管理費の負担を軽減する
・学校施設の整備と教育環境の改善に努める
・市民のためにより多くの税金を使う
そして
「私は5年前、あまりにもひどい市政腐敗の現実を知り、一人で告発のチラシを配り始めた。市内一軒一軒に配ったチラシはこの五年間で１０万部以上になった。
それを配りながら沈む一方の阿久根市の姿を見つめてきた。
市議としてのこの２年半余りの活動の結果、自分が市長になってでも雇用を増やし、希望の持てる阿久根市にしなければならないと考えた」と述べている。
実は市長選の際、ブログを更新し続けたことから、県議、市議ら２８人が１月２２日、竹原氏を公職選挙法違反（文書図画の頒布）の疑いで阿久根署に刑事告発した。鹿児島県警は受理した模様。
警察署によると、これまでブログ更新によって公選法違反容疑で、逮捕、立件されたケースは無いという。
竹原市長は同日、記者会見を開き「ホームページの更新は文書図画の頒布には当たらず、法律に違反していない。捜査して頂いてよろしいのではないですか」と述べた。
竹原市長は真っ向勝負に出たわけで、一方議員の告発は時期などから、上げ足取りの印象を受ける。
阿久根市長選挙は２００８年８月３１日に行われている。
私は前年２００７年４月に議員当選、ちょうどこのころ９月の定例議会の一般質問の重大決意をしている時だった。記憶では大分県の教職員不正採用事件の真っただ中だった。
私は選挙立候補時に「議会改革」「税金の無駄遣いをなくす」を挙げていた。
以前から情報紙として「おらほの村からＣＨＡNTしよう会」を発行、議員になっても続けていた。その情報紙の内容に対し議員全員から呼び出しを受け、検閲の圧力があったがそれに屈することなく、６月定例議会で「人件費削減」に関する一般質問をした。その村長の答弁から「行政」と「議員」結託を感じ、普通の質問では到底その組織に向かうことはできない、とわかり９月の定例議会の一般質問にこの議員１期目を賭けようと「職員の不採用について」の質問を決意していた。
いつこのときの竹原市長に対する記事を見たのか忘れたが、確か毎日新聞の社会面、約１０行ほどだった、その時この市長の名前をしっかり確認、その後竹原氏に関する新聞記事を注意して探すようになった。
私の一般質問に対し１回目の懲罰を受けた。
この懲罰は「不正採用に関わる議員からの圧力」であることは百も承知であったが、多数決議会の前には、なす術が無かった。
その頃竹原氏は今度は「職員の年収と退職金」の公開、「議員不人気投票」をネットで呼びかけで新聞やテレビでそのやり方は行き過ぎと竹原氏は各メディアからバッシングを受けていた。
私は私で、１１月の臨時議会で二度めの懲罰「議員辞職勧告」を受け、それに対して何の謝罪もないと、１２月の定例議会では議員全員審議拒否、つまり議会ボイコットという心理的圧力をかけられていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿この詳しい内容はyoutubeで映像アップ中＿
自分が多数決議会で孤軍奮闘していたので、竹原氏のやり方にはそのくらいのことをしなければ何も変わらない、、と祈るような気持ちで成り行きを見守っていた。
その二＿＿市役所、市議会に宣戦布告＿＿へ続く
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