2011-03-22 08:53:50

大粒の涙~優しさと強さ~

テーマ:*父のこと母のこと

翌日はぼんやりしたり

堰を切ったように泣き出したりの 繰り返しでした



そんなわたしを救ってくれたのは

旦那さまの言葉でした





ちゃんたちゃん


お義父さんはさ 俺のこともあるし

ちゃんたちゃんは 大事なひとり娘だから


意地でも ちゃんたちゃんを頼ったりしないと思う


だからさ

うちは生活に困らない分だけあれば十分だから


あとは ちゃんたちゃんが

自分から お義父さんを助けてあげたらいいよ












この人と結婚して本当によかったと

心の底から思いました



将来のためと言って

全然 贅沢させてあげられなくて

自分だって たくさんたくさん我慢してるのに・・・



この人を選んで 本当によかった



この言葉に100%甘えようとは思っていないよ


でも そう言ってもらえて

押しつぶされそうだった胸が フッと軽くなったんです




家族って こうゆうことなんじゃないかな・・・



ありきたりな言葉だけど

喜びは2倍に 悲しみは半分に



そうゆうのが 家族っていうんじゃないのかな・・・




この言葉を

義理の息子ではなく 実の息子がくれていたら

父はどんなに嬉しかっただろう



もちろん父だって

その言葉に甘えるつもりはないと思う

(借りた30万も 少しずつですが返済しています)


だけど 自分の事をそこまで思ってくれている人が

いてくれるというだけで

救われることって ないかな・・・?





旦那さまが

わたしの荷物をいっしょに背負ってくれたから


わたしは片手が空いたよ


これからは

わたしがお父さんの荷物をいっしょに持とう





わたしは 父に1通のメールを送りました





お父さんへ


**(弟)からメールがいったと思うけど

気にしちゃダメだよ


わたしは お父さんがどんな思いで

ここまで頑張ってきてくれたのか

ちゃんとわかっているし


苦しいときこそ 助け合って乗り越えるのが

家族として当たり前だと思ってるから


辛い時期だけど

体にだけは 本当に本当に気をつけて


わたしはずっと応援してるからね






そして 父から1通のメール






ありがとう

いつも心配かけて悪いね


お父さんは必ず立て直すよ


頑張るよ


スタッフのみんなも

頑張ってくれています


ちゃんたのメールには

いつも励まされています


ありがとうね






父は 強かった






前だけを見つめてた

前しか見ていなかった




ここまで追い込まれても なお潰れない精神力


これが わたしの尊敬する父なんです




みじかい言葉のなかに

わたしは とてつもない力強さと 父の意思を感じました




そうだよね


お父さんはそうやって

31年間 私たちを守ってきてくれたんだよね




お父さんは そんな簡単に潰れたりしない


そうだね そうだったね






わたしは 涙をぬぐって立ち上がりました





これからは 父のように強くなろう






旦那さまのように 優しい人になろう










みなさん わたしたちは必ず乗り越えます


見ていてくださいね



                            

       *****




大粒の涙 最後まで読んでくださってありがとうございました


はじめに書きましたが

わたしはこの記事を 自分の悲しみを静めるためだけに書きました


いろんなご意見あると思いますが その点はご容赦ください


にもかかわらず 一緒に涙を流してくれたみなさん本当にありがとう




考え方に 良い悪いってないと思います


わたしはここで 自分の考え方が正しいと言いたかったわけでも

弟の考え方が間違っていると言いたかったわけでもありません


ただ どんな考え方でも

相手に対する思いやりや感謝の気持ちは

共通して持てるものではないかと思えてならなのです


わたしと弟の考え方に 180度の違いがあっても

思いやりと感謝の気持ちさえ共有できれば こんな悲しみは生まれなかったと確信しています


そのいちばん重要な部分を

最後まで弟に伝えきれなかった不甲斐なさは今も胸に残りますが


その伝え切れなかった思いを こうしてただ感情のままに書きつらねた文章の中から

多くのみなさんがを感じ取ってくれたことに 心から感謝しています


人の痛みや大切なもの知っているみなさんを 心から尊敬します



今 こうして日本は未曾有の大地震に襲われています


被災された方を見てください

すべてを失うってこういうことです


そういうときにいちばん必要なものって やっぱり温かい気持ちじゃないでしょうか? 

そういう気持ちが 日本中のみんなを募金に節電に・・・ 突き動かしているのではないでしょうか?



わたしには なにもかもを失うかもしれない父を目の前に

両親への思いとお金の問題を全く切り離して考えることは やっぱりできません


温かい気持ちがあっての 『考え方』 なのだと わたしは思います。


日本の危機だって 家族の危機だって 同じです


最後に残るのは 温かい心であるとわたしは信じています 



               

                      ちゃんた*



コメントについて http://ameblo.jp/c-awaseseikatu/entry-10834320112.html

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