15歳の作家、華恵さん。2冊の本を出版し、現在、月2本の連載を抱えている。
時間を作っては本屋に向かう。華恵さんにとって本とは?
華恵「簡単に言うと友だちですかね」
アメリカ人の父と 日本人の母を持つ華恵さんは
アメリカで生まれ、6歳の時から日本で暮らすようになった。
10歳からファッション誌のモデルとして活動を始め、
テレビや映画にも出演してきた。
彼女は4日に1冊のペースで本を読む。
ジャンルにはこだわらない。
そんな彼女は昨年、「本を読むわたし」という本を書いた。
大好きな本との出会いと、
その本にまつわる彼女のエピソードをまとめたものだ。
華恵「本に対する感謝の気持ちはすごくあるんです
本が力になったことがいっぱいありました」
アメリカから日本の小学校に移ってきた華恵さんは
ある出来事から、友だちとうまくいかなくなり孤立してしまったこともあった。
不安を抱えたときに出会ったのは「ぼっこ」という本だ。
小学生の茂は、亡くなったおばあさんの家で
いがぐり頭のぼっこに出会う。茂にしか見えないぼっこ。
困った時に(必ず)助けてくれるぼっこ。ぼっこは茂に言う。
「オレはおまえの中におる」、と。
この本を読んだ華恵さんは・・・。
華恵「その時に考えていたことが、結構どうでもよくなってきたり、悩んでいたことが急に簡単なことに思えてきたりしました」
本が華恵さんにくれたものとは?
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