中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ヤクルト館山は開幕間に合う 血行障害の手術後も回復順調

2012年1月13日 紙面から

 病み上がりでも最高の成績を収める!! 昨年11月に右手指血行障害の手術を受けたヤクルト・館山昌平投手(30)が12日、年末から米ハワイ州で行ってきた自主トレから経過報告のため一時帰国。埼玉県戸田市のグラウンドで約1時間、栗田フィジカルディレクター(PD)のチェックを受けながらキャッチボールを行った。「順調にきている」。例年通り2月1日のキャンプ初日からブルペン入りできる見通しが立つと、今季の目標を「すべての面でのキャリアハイ(自己最高)を目指す」とブチ上げた。

 館山の強気一辺倒には裏付けがある。日大4年に右肩、プロ入り後は2004、05年の2度右肘にメスを入れ、今回は自身4度目の手術。体にはのべ16カ所、計91針の傷痕が残るが08年は最高勝率(8割)、09年は最多勝(16勝)と手術の影響を感じさせず好成績を収めた自負があるからだ。

 手術後は10キロ台に落ちた握力も47キロまで回復。栗田PDも「この状態なら普通に1軍に推せる」と太鼓判を押した。ハワイではランニング15キロにロードバイクで30キロ、プールで100メートルの“トライアスロントレ”を3勤1休ペースで敢行。日本には30時間弱の滞在で、この日のうちに再びハワイに戻り、万全の態勢を整えキャンプインに備える。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ