誰です?二次創作同人サイトには著作権はないなどといってるのは。著作権について大きな間違いです。俺は自分の力で二次創作しています。

〜二次使用について〜

「聖戦士ダンバイン」の著作権者、サンライズは、同作品に登場する、バイストン・ウェルや、ガラリア・ニャムヒーや、バーン・バニングスという単語を使用した「小説」の発表を禁止しています。

これは、オフィシャル画像の複製(真似して書いた絵の発表も含む)の禁止と同様、無断での二次使用を禁ずるという、著作権法に拠った声明です。

参考:サンライズ オフィシャルサイト

では、ダンバインの二次創作「小説」「イラスト」「マンガ」を掲載している、多くのダンバインファンサイト(無償)や、同人誌(有料)は、違反にあたり、俺も違反者であるわけです。この点は、同人誌とファンサイトのあり方そのものの、根幹を揺るがす問題であり、議論や、訴訟が起こっています。

「多すぎるファン活動を、ひとつひとつは摘発していない」という意味での、黙認をして下さっている、オフィシャルさんへ、謝辞と敬意を表しつつ、ガラマニはこの問題を考えていこうと思います。

ガラマニは、ダンバインの原著作者に対して、その創造性と権利を重んじます。権利者であるサンライズさんから、ガラマニの発表行為に対して勧告を受けたならば、内容に応じて、従いたいと思っております。俺は、サンライズさんに無許可で、二次創作物を発表しており、サンライズさん以外にも、フィギュアや、書籍や、映画ポスターが映った室内写真、替え歌の掲載など、様々な権利者に対する侵害を、このサイト上で行っております。俺は、元来、これらすべての権利者さんに対して、ロイヤリティーが支払われるシステムが構築されることが、望ましいと考えております。「聖戦士ダンバイン」の再放送やDVD販売の収益は、声優さんやアニメーターやキー局への、充分な報酬として還元してほしいと、切に願います。そして、世界中の無垢な創造者たちが、大好きなアニメの絵をまねて描いてみた絵や、大好きなキャラクターが活躍する小説等を、ウェブサイト等で発表したくなったとき、非合法だからというただそれだけの理由で、「創作意欲」が失われない新しいシステムを、同時に構築していくべきだと強く感じています。

俺という一個人が、他人様の作ったものを題材として利用し、サイトを作るならば、このサイトのコンテンツの多くに、無許可の二次使用があると認めた上で、自分自身の創造性を持つもののみ、このサイトで発表すると、ここに宣言します。

<ガラマニがしないこと>

1)オフィシャル画像のそのまんま転載をしません
2)オフィシャル画像のトレース・加工品の掲載をしません
3)海賊版DVD、CD等の購入・配布をしません
4)他のファン作家さんの絵・文の無断転載をしません

いかなる記事においても、ガラマニ自身の創意工夫が全面に見られるもの、編集著作権を主張出来るものしか、掲載しません。

〜ガラマニ自身の著作権について〜

wwwに載せたならば、複製・二次配布は承知の上、というのが、ワールド・ワイド・ウェブ初期の掟だったようです。しかし、近年、サイトの絵や写真を、作者に断り無く複製し、「自分が描きました。撮りました。」と偽り、自分のサイトに載せたり、あまつさえ売買したりといった行為が、問題視されています。

※特に、海外サイトが、日本の同人イラストを無断転載する事例が多発しています。これへの対策の一助として、ガラマニは、イラストページ全てに、OFPさん同盟バナー
画像の無断転載禁止!バナーです。
を添付しました。

現行の著作権法では、デジタルファイルは、複製が簡単で、コピーと原物とに、損傷が生じないため、実際的な規制方法がない状態です。ただもちろん、無断複製も作者名騙りも、まったき著作権法違反であります。

基本的に、著作権は、二次創作であれファンジンであれ、それを創作した本人及び本人に権利を委譲された人のものです。誰にも創作する権利があり、創作物はその作者自身に著作権があります。

当サイトの全ての文章・画像の、著作権者は俺であります。
ダンバインを題材にした当サイトとは、俺の創作物なのです。
論拠:編集著作物(著作権法)と表現の自由(憲法)

ガラマニが当サイトでやっていることは、原著作者からの許諾を得ていない、二次創作物の発表です。これは、著作権法上の「翻案権」の侵害にあたると思われます。これについては、上記の通り、俺は自分が無断使用をしている事実を認め、同時に、俺自身の独創性を主張します。

当サイトに掲載している、いただきもの絵画は、それぞれの作者さんが著作権者であり、その他全ての文章・写真・絵は、ガラマニが著作権者であります。

<なぜなら個々人の創造性と、作品に費やした労力こそが、著作権法で守られるべき「著作」であるからです。>

この点において、オフィシャルも同人も、「著作権」を主張出来ることに隔たりはありません。

この点を、ここを読む方すべてに、勘違いしないでいただきたいのです。

現行の著作権法やベルヌ条約が、もしも二次創作を排他する法律であるならば、そのような法律は改正すべきであります。ファンアートや替え歌や、二次創作小説を、一生懸命、書いている老若男女が、いま、世界中に数え切れないほどいて、みんな、「このアニメが大好きだから」その一心で、胸おどらせ、心ふるわせして、書いている。それを、同人誌やサイトで発表している。この熱意を、労力を、もしも排斥しようとするならば、それは、

検閲であり、焚書であり、言論統制であります。

そして、オフィシャルから見たガラマニが、翻案権違反者であるとしても、ガラマニが作った当サイトからの、無断転載をした者がいたとしたならば、その者は、ガラマニの著作権を侵害した者です。

…なんで、こういう事を、長々と述べるかというと、
「二次創作同人サイトは、もとから、オフィシャルのものを無断で拝借しちゃってるんだから、パクられたって、文句言えない」
「無許可で二次創作やってるくせに、自分の著作権主張するなんて痛い」
という 勘違い が、ええ、かんちがいですよ。これが、ウェブや同人誌界に、まま見受けられるからです。

そんなことないです。と言いたいんです。

うちみたいな、知名度的には弱くても、管理人の気だけは強いサイトにだって、著作権はあるんですと、言っておきたいのさ。

ところが、「パクリ」は、後を絶たないようです。

同人間だけではありません。同人誌から、有名作家がパクった例もあります。
俺の知人です。その方は、大戦中に、南方に出征した私記録を、冊子にして、数百部、親戚や友人に配布しました。それを、某有名作家が、まんまパクって、自分の体験談と称して売ったのです。知名度が高いのをいいことに、ふざけんなてめえな、著作権侵害の例です。

著作権は、有名・無名関係なく保護されるべきだし、
盗作は、有名・無名関係なく糾弾されるべきだと言いたいのです。

さて、俺が、ガラリアさんの絵を描いてサイトに載せて、それをデジタル加工されて「色塗り替えたから、これはわたしの作品」と発表され、俺が文句を言っても、
「ガラリアさんは皆が知ってるが、ガラマニなんか知らないね」と言われたり、
「じゃさぁ、ぬりえを自作と発表してはアカンのかい」と開き直られたり、になり、たいへんややこしい問題となるようです。

でもねぇ。良識っちゅうもんがあるでしょう。
「原画はガラマニさんので、着色は自分がやりました。ガラマニさんの許可を得ております」と明記するなら、法にも礼にもかなっている……という常識が通じない、宇宙人がおるでね。

パクる奴ってさ、

「どんなに下手な絵や文でもいい、自分の脳と手を駆使して頑張るのが楽しいんだ」

という 同人魂 がわからない、可哀想な奴だとは、思うが。

過去、同人誌やってた頃、パクられた経験は幾度となくあり、不愉快極まりない。加えて、昨今のファンサイトを見渡すに、この、ファンに最も大切な、同人魂を忘れている方が、悲しいかな、少なくないのも、極めて嘆かわしいことです。

仮に、俺が命かけて書いてる「月下の花」を、まんまコピーされて、「この小説はわたしが書きました」と称されて、しかも、画面構成とかもっと読みやすく加工されて(苦笑)、ウェブに載せられたり、本にして売られたら(売れないと思うが・苦笑)、

コロスね。

これ、カッコ苦笑じゃなくて、まじ、コロス。

地の果てまでも追いかけて、つかまえて、コロス。ウェブ上ならば、餅は餅屋で、専門家に要請して、追い詰めて、フクロにして、俺はそいつを、コロス。

その段になれば、俺は本名で、訴訟起こすなり、各関係機関に要請するなり、なんのためらいもなくやるから。敵を殲滅するには、徹底抗戦あるのみですから。

仮に、法が許しても(法も許さないがな)、創作行為への侮蔑を、俺は許しません。よって、

「ガラリアさん好き好き病」すべての文章と画像の、無断転載は、俺が許しませんので、絶対しないで下さい。あなたの安全のために。

同人活動と著作権の関係について、こちらのサイトさんが、たいへん勉強になりました。
山陰同人誌即売会 花鳥風月さん作・同人誌と著作権

05/6/2 加筆:二次創作と著作権について書き切れなかった分をこちらにまとめました。
この問題について、興味を持たれた方は、是非お読み下さい。

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