「災害から明るい未来を」、ハイチ大地震2年で追悼式典
[ポルトープランス 12日 ロイター] カリブ海の島国ハイチでマグニチュード(M)7.0の地震が発生してから丸2年を迎えた12日、同国では各地で追悼式典が開かれた。
式典に出席したマルテリー大統領は、「今年は崩壊したものを建て直すだけでなく、国民の希望や未来も立て直していく」と決意を述べ、遅々として進まない復興プロセスから脱却することなどを誓った。
また、ハイチ担当国連特使を務めるクリントン元米大統領も現地入りし、マルテリー大統領とともに首都北部ティタネンの墓地を訪れ、犠牲者を追悼した。
建物が崩壊したあとのコンクリートや鉄などのがれきは、まだ約半分が撤去されておらず、復興への道のりは長い。それでも地震で父親を失った男性(23)は、「この災害を明るい未来を築くための機会と捉え、できることは何でもやっていきたい」と前向きな言葉を口にした。
2010年1月12日にハイチを襲った大地震では、約30万人が死亡。約150万人が家を失い、依然として50万人以上がテント暮らしを余儀なくされている。同国では、今も人口の7割が失業中のままで、国民の就労も大きな問題となっている。
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