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松本人志と宮本茂

2011-11-06 00:17:44 テーマ:ブログ
先ほどBSで松本人志のなんちゃらいう番組で、松本人志と任天堂の宮本茂の対談とやらをやっておりました。

自分も曲がりなりにもゲーム業界にいるので、分かるわーって話が多かったです。
特に心に残った話を幾つか。

「マリオがヒットした時、こちらはインベーダーの頃からマリオまでのゲームの歩みを知ってるけど、大半の人はマリオしか知らない。」
といったことを話しておりました。

これは私も最近身につまされることがあり、ゲーム作りにおいて陥ってはいけないと思ってることでもあります。

いかんせん作ってる側は細かいことまで知りすぎているし、なにぶん周りのファンの人もおでんからビーチバレーまで全部やりこんだぜ!ってなディープな人ばかりなので、全登場キャラや深い裏設定などを「ファンなら誰でも知ってて当然」と思い込みがちになってしまいます。

なのでそれを踏まえずに作ると、一部のコアファンしか付いてこれない自己満足ゲーになってしまいます。

それどころか、まあこれは前会社であったことなんですが、ファンでも知らないような裏設定にとらわれるあまり自由な発想が阻害されてゲーム作りが進まないということが起こります。


「紫小次郎?誰だそれ?」
これが普通のファンの反応です。


他にも「すぐおいしくて思い出に残る」ゲームを、というのが印象的でした。
これも調整を続けているうちにゲームが複雑になり、初心者がすぐに理解しにくい仕様になりがちです。
ややこしくて覚えてらんない!と投げ出されてしまったら完全に失敗です。
シンプルイズベストを忘れないようにしたいものです。


後は「落ちてた物をひらう」が印象的でした。
なんか安心するわ~。
これでほかに「いらんもんはほかす」とか言うてくれてたら完璧やってんけどなー!
任天堂本社前の刀削麺の店まだやっとるかな?

グラフィッカー

2011-09-28 16:13:40 テーマ:熱血
これは前の会社にいた時からずーっと抱えていた問題なのですが、とにかくグラフィッカーに恵まれませんでした。
現在のプロジェクトでもなんとか見つかったグラフィッカーに仕事を依頼して、一気に仕上げる予定でした。

しかしこのグラフィッカー、まったく仕事をやってこない。

一応この人プロのグラフィッカーで、とあるくにおのファンサイトも運営しているような人なので信用できるかと思っていたのですが…。

見事に口だけの即戦力詐欺。
頼むから出来ないなら出来ないと言ってくれ。あんたに頼んでいた時間が全て無駄になったよ。

さらには自己主張だけは強くて、
この人が全然仕事やらない→別のメンバーがその人に頼んでいた仕事をやりだす→「私のことはどうでもいいってことですか?」とごねだすという有様。
あんたがちゃんとやってればこんなことになってませんでしたから!

なにぶん少ないメンツでやっているため、一人が遅れると全体が遅れてしまうのですが、その意識がまったくなかったようです。
口だけは「申し訳ありません」「ご迷惑をおかけしております」とは言うんですがね…。謝るくらいならちゃんとやれ、こっちはあんたの謝罪の言葉を聞きたくて呼んだわけじゃない。
メール送っても週に一度しか返事が返って来ないし、嘘の言い訳もそれはそれは酷かった。


最終的にその人は、ばっくれました。


そんなわけでプロジェクトはまた遅れてしまいました。期待してくれている方々には申し訳ないです。

しかーし!悪いニュースだけではありません!
新たに加わった新グラフィッカーさんが着々と仕事をこなしてくれています。
現状ですでにこなしてくれた仕事量(約3週間分)は前の人がこなした仕事量(約5ヶ月分)を超えています。

ようやく、ようやく信用できるグラフィッカーさんが見つかりました。(まあ本来は普通の事なんですが…。)

現在前の人がやらなかった分の仕事、やったけどそのままばっくれたので放置されてる修正箇所の修正などの、前の人の尻拭いみたいな作業ばかりやってもらっていて時間はかかるのですが、着実に前進はしていますので、もうしばらくお待ちを。

現状の進展

2011-07-27 23:14:56 テーマ:熱血
はてさて現在もゲーム制作に邁進している日々ですが、
一部の方々にはその制作中のゲームを体験していただいたりしていました。

そしてここでお詫びです。

その時私は何度かそのゲームを7月中に出すと言ってきました。
その気持ちでずっとやってきましたし、準備もしていました。
しかし7月中に出すのは出来なくなってしまいました。
本当に申し訳ありません。

原因は、これまた一部の方々にはご存知のことではあるのですが、
某所に販売の許可を取りに行きました。
しかし正式な許可が下りるのに時間がかかるということでした。

ただ、これは決して悲観的な結果ではありません。
相手方には非常に好意的に受け取っていただいています。
むしろ期待されている分、より完璧な仕上がりを要求された、というのが実態です。

さらには何やらもっと大きな話も進んでいるようで、
まだまだ話は完全にはまとまっていないのですが、
順調に事が進んでいることは確かですのでご安心いただきたいと思っています。

近いうちに大々的な発表も出来ると思いますので、
それまで期待して待っててやがってください、ってなところであります。チョキ

現状報告な感じ

2011-05-20 18:17:02 テーマ:熱血
ども、ご無沙汰しております。
生きているのかと言えばばっちり生きております。
ご心配かけて申し訳ありません。(誰も心配してないって?ごもっとも。)
現在とあるプロジェクトに関わっておりまして、
発表出来るまでもうしばらくお待ちくださいという状態であります。


先日京都でやってるルパン三世展に行ってきました。
生で見る原画というのはいいものですね!
もっと早く行っていればモンキー・パンチ先生と握手も出来たのに残念なところであります。

原作ルパン三世のもっとも偉大なところは、「煩わしい設定がほとんど無い」という点に尽きるかと思います。
ルパンを始めとするメイン5人の設定以外、場所や時代、前後関係すべて曖昧です。目的も何かを盗むという以外具体的な理念があるわけではありません。
これはモンキー先生自身がおっしゃっていた「無国籍漫画を目指している」という考えからくる、意図的なものだと思われます。

これこそがアニメなどで様々な作品が作られ続ける長寿作品となった原動力であると思われます。
アニメルパンはその時限りの設定がいくらでもあります。
とんでもない矛盾を含んだ話もあり、(次元が帽子がないと正確に撃てないとか。でも帽子なしで撃ってる話はいっぱいある。)しかしそれらの矛盾も包容してしまえる設定の緩やかさが原作の力なんですね。


登場人物が魅力的だと、その生い立ちなどを掘り下げ、厳格な設定を設けようとしてしまう傾向があります。
しかし設定を設けすぎて設定に縛られれば縛られるほど出来ることが少なくなっていきます。
これを打破するために設定に無関係なまったく新しい要素を入れようとしたりします。
しかしまったくの新要素の投入というのはリスクの大きい博打です。
せっかく既存のものに素晴らしいものがあるのにそれを使わず、無理に新しいものを入れて駄目になる…。
そんななんとも勿体無い話が溢れているような気がします。


…とまあ、どこかを遠回しに批判しているように見えて実は自分たちのことでもあったりするわけですがw
知ってる人は知っていたりするんですが、
本来去年の12月に公に発表する予定だったのですが、延びに延びまくってこの有様です。
「これじゃあどこぞと変わらんじゃないか!」
ごもっとも。
なんとか取り返すべく頑張っていきますので応援してやってください。
ついでにがっつり期待なんかもしてくれてもOKだったりするわけだったりというところで。

ソロ活動?

2011-03-30 04:00:28 テーマ:ブログ
そういえば以前いた会社のメンバーとはそれぞれに組んでソロ活動なことをしていたなあと。

Iさんとはxnaでおいちょかぶのオンラインを出したし、
MさんとはSSSSを協力してもらった。
Aさんとはmixiアプリを一緒に作ったし…と。

色々感慨深いものがありますね。それぞれの得意分野や才能が大いに役立っていただきました。
結構無理なお願いもしたことがあるのですが、やり遂げていただきました。
さすがにその筋では知られた只者ではない人達です。


因みに前の会社でまともにやる気があったと言えるのはこの3人だけです。


で、現在その会社に残ってるのはこのうち一人だけですね。
くれぐれも利用されるだけ利用されて見捨てられることのないよう祈るばかりです。

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