広島刑務所から殺人未遂などの罪で服役していた中国国籍の40歳の男が脱走した事件で、警察は広島市西区の天満町で逃走していた男の身柄を確保しました。男は、広島中央警察署に身柄を移されました。
この事件は、広島市中区にある広島刑務所に殺人未遂などの罪で服役していた中国人の李国林容疑者(40)が、11日午前10時半ごろ、刑務所から脱走したものです。李容疑者は工事のため刑務所の塀に取り付けられていた足場を使って脱走したもので、警察庁は、李容疑者が拳銃で警察官に発砲した殺人未遂事件で服役中で特に凶悪性が強いとして、全国の警察が組織を挙げて早期逮捕を図るため、特別手配して行方を捜査していました。その結果、警察は、広島市西区天満町で李容疑者を見つけ、身柄を確保したということです。警察は、李容疑者を逃走の疑いで逮捕し、逃走した詳しい経路や方法について調べることにしています。