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2012年1月12日(木) 19:14 |
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特別手配に切替え受刑者の行方追う
広島刑務所から脱走した受刑者の男は、12日18時現在、依然行方が分かっていません。 広島刑務所に服役中だった中国籍の李国林受刑者は、外壁を工事するために組まれていた足場を登って逃走したとみられています。 広島刑務所は「二次犯罪が起きないことを祈るばかりだ」と謝罪しました。 警察庁は、社会的危険性が高いと判断、特別手配に切り替えて行方を追っています。
この事件は11日、広島刑務所に服役中だった李国林受刑者(40歳)が脱走したものです。 李受刑者は、改修工事が行われていた刑務所の東側の高さ約5メートルの塀から、工事用の足場を登って逃走したと見られており、監視カメラには塀を乗り越える男の姿が映っていました。 李受刑者は2005年、岡山市内で職務質問を受けた際に、警察官に拳銃を発砲した殺人未遂などの罪で、懲役23年の判決を受け服役中でした。 警察によりますと、逃走している李受刑者は身長173cm、坊主頭で、脱走したときは上下白の服を着ていたということです。 警察庁は、オウム真理教の元信者に対する1995年以来の特別手配をして行方を追っており、岡山県警でも県境などでの警戒を続けています。
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