2012年1月12日
松井一郎大阪府知事と橋下徹大阪市長らは12日、広域行政の一本化を図る府市統合本部の第2回の会合を開いた。松井氏は、リニア中央新幹線について「東京―大阪間開通にめどをつけることを当面の目標にする」と表明。統合本部内に今後、大阪全体の都市計画や交通網などを協議する「まちづくり検討部会(仮称)」を設置し、方向性をまとめる。
府市特別顧問の堺屋太一氏は「若者の人口を保たなければならない」、松井氏も「働ける世代が集まる都市にする」と応じた。
橋下氏は、今後の街づくりのあり方について「大阪は成長をめざす。交通も含めて便利な街にすること、魅力ある街にする。この方向性で検討する」との方針を表明した。