野田首相 5閣僚交代の意向
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野田首相 5閣僚交代の意向

1月13日 4時13分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

野田総理大臣は、13日に行う内閣改造人事で5人の閣僚を交代させる意向で、民主党の岡田前幹事長を副総理兼社会保障と税の一体改革・行政改革担当大臣に起用することを内定しました。また、平野国会対策委員長の文部科学大臣への起用も固まり、午後には、野田改造内閣を発足させることにしています。

野田総理大臣は12日、「政府・民主三役会議」を開き、消費税率の引き上げを含む社会保障と税の一体改革の実現に向けて態勢を強化するため、13日に内閣改造と一部の党役員人事を行うことを表明し、人事について一任を受けました。そして、野田総理大臣は、調整を進めた結果、去年の臨時国会で問責決議が可決された一川防衛大臣と山岡国家公安委員長兼消費者担当大臣のほか、平岡法務大臣、中川文部科学大臣、それに蓮舫行政刷新担当大臣の合わせて5人を退任させる意向を固めました。そのうえで、民主党の岡田前幹事長を新たに副総理に起用し、野田総理大臣が最優先課題としている社会保障と税の一体改革と行政改革の担当大臣を兼務することが内定しました。また、平野国会対策委員長の文部科学大臣への起用も固まりました。そして、安住財務大臣や玄葉外務大臣ら12人の閣僚は留任が固まりました。一方、民主党の役員人事では、国会対策委員長に城島幹事長代理が起用されることが内定し、輿石幹事長、前原政策調査会長は、いずれも留任します。野田総理大臣は、残る防衛大臣や法務大臣、それに国家公安委員長のポストについて調整を進め、午後、皇居での認証式を経て、野田改造内閣を発足させることにしています。そして、夕方、記者会見を行い、今回の人事のねらいや、今後の政権運営の方針について、みずからの考えを表明することにしています。