『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が、元従軍慰安婦の痛みをスクリーンで描く。
11日、映画制作会社ショーイースト・インターナショナルは「日本の軍人によって人権を踏みにじられた慰安婦の物語を描く映画『花靴を履いて』が制作される。演出は『ラブストーリー』『猟奇的な彼女』などを通じて、繊細で完成度の高い演出力を見せたクァク・ジェヨン監督が手掛ける」と発表した。
クァク・ジェヨン監督は「普段から、元慰安婦のおばあさんたちの人生を残念に感じながら、見守ってきた。全身全霊を込めて、最高の映画を作る」と抱負を語った。続けて、「この映画は歴史的、社会的に波及力が強い映画というだけでなく、情緒的な響きも強いラブストーリーになる」と強調した。
クァク・ジェヨン監督は、元従軍慰安婦の会「ナヌム(分かち合いの意)の家」の女性たちの考証や証言をベースに、この映画のシナリオも自ら執筆した。
『花靴を履いて』は100億ウォン規模の大作で、韓国の晋州や中国の上海で撮影が行われる予定。今年上半期のクランクインを目標にしている。