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創価学会は、フランスでカルトに指定されていない!
ライター:gogoxtuchiさん(最終更新日時:5日前)投稿日:5日前
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4人
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創価学会は、フランスで「セクト(カルト)」に指定されていない!
ヒント
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『カルト』は元来、「儀礼」「祭祀(さいし)」等の宗教的活動を意味していた。しかし、現在では反社会的な宗教団体を指す言葉として使用されることが多い。
また、『セクト』は元来、それぞれの宗教から派生した「分派」を意味していた。しかし、現在では「カルト」と同様に、社会的に警戒を要する団体という否定的な意味も加わっている。
誰でも自由に編集できる『ウィキペディア』は、情報の信頼性や公正さなどは保証されておらず、反創価が意図的に書き込んだ“誤った情報”も見受けられる。
SGI(創価学会インタナショナル)フランスは、「アソシエーション法(1901年法)」に基づく法人である(フランスに「宗教法人法」はない)。
2007年1月20日以降は、フランス議会の公式認証を得て、
「Association Cultuelle Soka du Bouddhisme de Nichiren(ACSBN)」と名称変更している。
1995年12月、フランスのパリ控訴院で「創価学会をセクト(危険な集団)と決めつけるのは過ち」との判決が出ている。パリ控訴院は、創価学会およびフランス創価学会を“危険なセクト”などと決めつけた出版社に、名誉毀損の罪ありとの判決を下した。
問題にされたのは『セクトの秘密』と題する書籍で、それを出版したフラマリオン出版社を創価学会側が名誉毀損で提訴したのである。創価学会側は地裁の判決に続いてパリ控訴院においても全面勝訴した。
裁判所は、控訴人(出版社)が学会批判の根拠として提出した新聞などの記事や、ヴィヴィアン下院議員らが以前、国会に提出したフランスのセクトに関するリポートを「証拠としての価値はない」としりぞけている。さらに裁判所は、著者らが日本での調査、フランス創価学会の幹部やメンバーに取材すらしていないことも併せて指摘している。
http://www.houonsha.co.jp/jiyu/28/jan021.html
中央集権的な政治体制をとってきたフランスでは、「団体の成立は個人の自由意思を拘束するもの」とされてきた。民間の非営利団体の自由な活動には規制が加えられ、個人と国家の間にいかなる団体の存在も認めないという体制が長く続いた。
しかし、「アソシエーション法」により、公的自由としての「結社を結成する自由」と「結社に加入する自由」が宣言・保障され、非営利団体(アソシエーション)に関する規定が設けられた。
本拠地がある県の県庁もしくは郡の郡庁(パリ市の場合はパリ警察)に、必要書類を添えて届け出をし、受領証の交付を受ける。書類が揃っていれば、行政機関は、いかなる場合においても、その受領を拒否することが出来ない。この受領証に基づく官報への記載によって、アソシエーションの公示が行われる。これにより法人格を取得したアソシエーションには、税の優遇措置(事業収入が非課税になる)がある。
ポイント
-
島田裕巳著『民族化する創価学会』(講談社)から引用
P.228
フランスでは、1995年7月、フランス国民議会(下院)のなかに、議員30名による「セクト調査委員会」が設立された。それは、当時、新しい小規模な宗教団体、カルトによるさまざまな事件が起こっていたからである。
(略)
この委員会は、設立の翌年、1996年1月に、『フランスのセクト』と題された120ページほどの報告書を作成した。報告書をとりまとめたのは、ジャック・ギヤール議員であり、そのため、この報告書は、「ギヤール報告」と呼ばれることが多い。
ギヤール報告では、セクトは次の10の特徴を示すと定義されている。
(1)精神を不安定にする
(2)法外な金銭的要求をする
(3)以前の生活環境との絆を絶つ
(4)身体の健康をそこなう
(5)子供を勧誘し教化する
(6)反社会的な教えを説く
(7)公共の秩序(治安)を乱す
(8)裁判を起すことを重視する
(9)目的を遂行するための財源確保を伝統的な経済活動から逸脱した方法で行う
(10)公権力への浸透を図る
ギヤール報告では、この定義にしたがって、172の団体をセクトとしてあげている。そのなかには、日本系の宗教団体として、幸福の科学、神慈秀明会、霊友会、崇教真光、イエス之御霊教会教団、生命教(どういう団体か不明)、そして、創価学会インタナショナル・フランスが含まれていた(中野毅「『フランスのセクト』を悪用した『諸君!』レポートの欺瞞」『潮』1996年6月号)。P.231
そして、ギヤール報告をもとに、1996年11月には、省庁を横断した首相直轄のカルト研究監視機構、「セクトに関する省庁間監視所」が、1998年10月には、「セクトと闘う省庁間本部(MILS)」が設置されている(「どうなる? 仏の反“カルト”法案」『中外日報』2000年8月31日付)。
また、報告では、創価学会の財政状況についてもふれられていて、創価学会インタナショナル・フランスは、セクトのなかで3番目に金を持っていると指摘されている。
(略)
報告書のなかで、カルトと名指しされた宗教団体はもちろんのこと、宗教界全体から反発する声が上がった。プロテスタント同盟の議長は、説得力のあるスピーチや熱情を込めた説教と、マインドコントロールの境目はどこにあるのかと問い掛け、宗教活動全般が反カルト法によって脅かされていると批判した。
当時のローマ法王、ヨハネ・パウロ二世も、下院で最初に反カルト法が可決される直前に、法案の成立に危惧を表明している。
しかも、セクトと闘う省庁間本部、MILSは、運営面において必ずしも十分に機能しなかった。それというのもMILSの本部長に就任したのが、アラン・ヴィヴィアンであったが、彼は、反カルト運動のもう一人の旗頭で、フランス最大の反カルト団体「家族と個人を守る会」の会長、タベルニエと対立することになったからだ。(略)
さらに、2002年には、大統領選挙で右派のシラクが勝利を収める。ヴィヴィアンは、もともと社会党の代議士であり、彼の立場は悪くなる。そして、6月にはMILSの本部長の職を辞任することになった。
フランスでは、公的にカルトの定義を試みたものの、それぞれの宗教組織が、その定義に当てはまるものかどうか、判断はかなり難しい。しかも、定義にはいくつもの項目があげられており、そのうち何項目該当すれば、それをカルトとしてとらえていいかは曖昧である。
(略)
こうした事態を受けて、当時のラファラン内閣は、2002年11月にMILSを改組し、新たに「セクト的逸脱行為警戒対策本部(MIVILUDES)」を設置した。
(略)
MIVILUDESでは、1996年のギヤール報告書は現状にそぐわないとして、それを事実上破棄した。2004年1月に出されたセクト白書では、危険な組織として、ラエリアン・ムーブメント、サイエントロジー、エホバの証人、直観セラピー、普遍的人間的エネルギー、世界真光文明教団の六つがあげられていた。
(略)
この通達によって、フランスで、創価学会がカルトと指定されているという事実は実質的に消滅したことになる。
P.236
カルトという概念は、学問的には認められていないし、その定義をめぐって
はさまざまな議論がある。少なくとも、創価学会のような巨大で、社会にお
いて一定の位置を占めている教団に、カルトという言葉を適用することには
無理があるのである。
フランスの「ル・モンド」から発行されている『Le Monde des Religions.fr』の2011年9-10月号(第49号)には、「時代遅れの糾弾」という小見出しを付けて、創価学会のことが書かれている。創価学会に対して「セクト(カルト)だ!」と言うことは、もはや時代遅れであると。
http://www.lemondedesreligions.fr/mensuel/2011/49/?contexte=p
時代遅れの糾弾
1995年、Soka Gakkai は、国会委員会によって、セクト的性格を有する運動体リストに記載された。原因としては、宗教的活動および商業的活動を混同していたことに加え、(運動体の)金銭要求に対する元信者からの告発があったことが挙げられる。そこで、運動体はフランスの法律に適法化するために、礼拝、文化、商業活動を区別しつつ、改革を実施した。信徒達は、少なくとも今日、運動体の財政支援に参加もしくは不参加の自由を有している。
セクト逸脱行為監視取り締まり関係省庁委員会(Miviludes)会長のジョルジュ・フネックは、次のように確認する:「ここ5年以上にわたり、SokaGakkai に関して、我々はセクト逸脱行為の通報を一切受けていない。運動体は礼拝、文化、商業活動を区別し、フランスにおいては全く問題を提起しない」
who-who.freehostia.com/webnavigation/refmaterial/lemonde49.pdf
ポイント
-
「カルト文化では、誰かを師として崇(あが)める時、自分は取るに足らないものとして無力化させるが、学会員は、あくまでも自分が自分の人生のイニシアチブ(主導権)を握っている。むしろ、池田会長を師とすることによって、自分たちがより強靭(きょうじん)になっている」
「創価学会を研究してきて、おそらく五百年、千年に一度、誕生するかしないかの偉大な宗教であると確信します。今、その誕生に居合わせたことは、宗教研究家として大変に光栄なことです」
(米国の仏教研究者 クラーク・ストランド氏)
「いわゆる偏狭なカルトのグループは、決して対話を好みません。そうしたなかで池田名誉会長は、世界の人々と有意義な対話を続け、友情を広げておられます。開かれた宗教は友情を好み、対話を好みます。SGIは、未来性のある、最も開かれた団体であり、それをカルト視する人々があるとすれば、まったく、いわれなき批判と言わねばなりません」
(宗教学者・ハーバード大学教授 ハービー・コックス氏)
「カルト的な指導者は、自己防御的で、対話を恐れるものですが、この一点を見ても、池田SGI会長がカルトの指導者であるなどという人がいたら、それは、まったく的はずれの批判であると言わねばなりません」
(タフツ大学元宗教学部長 ハワード・ハンター名誉教授)
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