県内24箇所の校庭等における空間放射線量の測定結果について(第5回) ―測定値に大きな変化はみられませんでした―
課所名: 環境政策課
担当名: 企画・環境影響評価担当
担当者名: 田中、中居
内線電話番号:3041
直通電話番号: 048-830-3041
Email: a3010-03@pref.saitama.lg.jp
県が、県内24箇所で空間放射線量の測定を行った結果についてお知らせします。
1 測定期間
平成24年1月11日(水)
2 測定場所
小学校18校、中学校2校、県立学校3校、県立公園1園 計24箇所
※ 測点のうち、第4回まで測定していた吉川市立北谷小学校は除染作業が終了(校庭の全面)したため、
第5回から県立吉川高校に変更しました。
3 測定内容
校庭等の地表面から1mの高さで空間放射線量を測定
4 測定方法等
測定器 富士電機(株)製シンチレーション式サーベイメータ NHC7
測定方法 一方向について1回(1分間積算値)を測定する。
5 測定結果
(1) 24箇所の平均値は0.104μSv/hで、第4回測定における24箇所の平均値(高さ1m)0.103μSv/hを0.001μSv/h上回
りました。また、最大値は県営みさと公園(三郷市)の0.230μSv/hでした。
(2) 今回の最大値は、校庭等の土壌対策に関する基準(1.0μSv/h)を大きく下回り、また、その値が24時間、365日
続いた場合でも、一般公衆の線量限度(自然放射線量を除く。)である年間1ミリシーベルト(※1)を下回る値で
した。(※2)
(3) 他の23箇所についても問題のない測定値です。
※1 年間1ミリシーベルト:国際放射線防護委員会の勧告に基づき、法で定められた技術上の基準としての一般公衆
の線量限度(自然放射線量を除く。)
※2 測定値0.230μSv/hは、この値が24時間、365日続き、屋外に8時間、木造家屋に16時間(木造家屋の低減係数0.4)
いると仮定しますと、年間に受ける放射線量は1.21ミリシーベルトとなります。
これは自然放射線量(年間0.38ミリシーベルト)を含んでいるため、その影響を除きますと、0.83ミリシーベルト/年
となります。
なお、自然放射線量(年間0.38ミリシーベルト)は文部科学省「学校において受ける線量の計算方法について」(平
成23年8月26日)に基づくものです。
測定結果一覧 [Excelファイル/25KB]