ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
『スーパーソレノイド機関』12/28 34話修正
第四十話 エリカ博士の伝言
<レイストン要塞 飛行船発着場>

発着場に着陸したライプニッツ号から船員と兵士達の手によってコンテナが運び出される。
運搬用リフトを使っているとは言えコンテナの数はかなり多く、作業をしている人間は汗だくになって動いた。
そして日が暮れた頃になって、やっと全てのコンテナの運び出しを終えた。

「ふう、やっと終わったな」
「急な発注にも関わらず、応じてくれて非常に助かった」
「国の平和のためだって聞いちゃ、俺も協力しないわけにはいきませんよ」

コンテナ詰め込み作業に参加していた兵士の隊長が礼を述べると、ライプニッツ号の責任者、グスタフ整備長は笑ってそう答えた。
兵士から完全に作業を終えたとの報告を受けた隊長は、話していたグスタフ整備長を除く船員達をライプニッツ号の中に下がらせ、作業をしていた兵士達を呼び寄せた。

「やっぱり、生体探知器で調べるのか?」
「ああ、一応規則なのでね」

隊長はグスタフ整備長にそう答えると、胸元から取り出した生体探知器を片手で持ちながら、コンテナ群の近くを歩いた。
兵士達はじっとその様子を見つめる。
そのコンテナ群の1つにエステル達と一緒に隠れていたティータは生体探知器妨害器を作動させる。
隊長の足音が近づいて来て、エステル達は呼吸が止まりそうなほど身を堅くした。
そして隊長の足音が通りすぎ遠ざかると、エステル達は緊張を解いて大きく息を吐き出した。

「異常は無いようだな」
「当たり前ですよ、こっちもライプニッツ号に危険物を持ち込まれないように細心の注意を払っているんですから」
「そうは言いながらもこの前、猫がコンテナの中に入り込んでいただろう?」
「ははは、アントワーヌに言い聞かせておきますよ」

隊長に言われて、グスタフ整備長は笑いながら軽く謝った。
その後いくつかの細かい整備の仕事をして、ライプニッツ号は飛び立って帰って行った。

「コンテナの搬入は明日の朝から行う、今日はご苦労だった」

隊長が解散を命じると、兵士達は話しながら発着場を出て行った。
辺りが静まり返ると、コンテナの中に居たティータは生体探知器妨害器のスイッチを切り、持っていた生体探知器を作動させる。

「うん、発着場にはもう私達以外に誰も居ないよ」
「よし、扉を開けるぞ!」

アガットはコンテナの横に付けられた隠し扉を開いて外に出た。
続いてティータ、エステル、ヨシュアの順でコンテナを出る。

「うーん、きつかった!」

外にエステルは思い切り伸びをした。
しかしシンジがすぐに出て来ないので、先に出たエステル達は首をかしげた。
どうやらアスカに寄りかかったままグッタリしてしまっているようなので、ヨシュアが腕を引っ張って助け起こした。
そんなシンジの姿を見てティータが心配そうに声を掛ける。

「あの、体調が悪くなっちゃいましたか?」
「息が苦しかったから……」

顔を真っ赤にしたシンジはコンテナから出た今も苦しそうに答えた。

「わ、悪かったわね」

アスカがコンテナの中から顔を出してそう謝った。
コンテナの中でアスカは、生体探知器を持った隊長が近づいて来た時に心細さを和らげるため、ぬいぐるみのようにシンジの頭を強く抱き締めてしまったのだった。

「お前ら、気を緩めるなよ」

アガットに注意されて、エステル達は気を引き締めた。
そしてレイストン要塞の地図(※目次ページに画像へのリンクがあります)を取り出したエステル達は、改めて位置を確認する。
現在エステル達が居るのは要塞の南東にある飛行船発着場。
ここからエステル達は正面ゲートと司令部などに通じる中庭を横切って、エリカ博士が閉じ込められていると思われる要塞の中央にある研究棟へ向かう。
奥の西側にある兵舎や北側にある武器庫はとりあえず無視だ。
エリカ博士を助け出したらこの発着場へ引き返し、今度は研究棟と反対側にある北東の船着き場へ行き船を奪って要塞の外へ逃走すると言った手順だ。
生体探知センサーは生体探知器妨害器で無力化できるが、見張りの兵士に見つからないように気をつけなければならない。
作戦を確認したエステル達は気配を殺しながら飛行船発着場を出た。



<レイストン要塞 中庭>

「えっ、あれって……?」

発着場の出口から出たエステルは驚きの声を上げた。
要塞の広い中庭には、見覚えのある狼型魔獣がうろついていたのだ。
それはボース地方のクローネ峠の関所で初めて遭遇してから、何度もアガットとティータに襲いかかって来たやつらだった。

「予想通り、あの黒装束の連中と繋がっていやがったか」

アガットはムカムカした表情でそうつぶやいた。
中庭には兵士の姿が見当たらないが、嗅覚(きゅうかく)や聴覚の鋭い狼型魔獣が居るとなるとさらに厄介だ。

「中庭は広いとは言え、見つからずに進むのは難しいかもしれないね」
「生体探知器妨害器じゃごまかせないし、どうしたら……」

シンジの言葉を聞いて、アスカは考え込む仕草をした。
その時、何かが焼け焦げたような臭いが漂って来た。
すると中庭を動き回っていた狼型魔獣が吠えながら奥の方へと走って行った。
そして司令部の建物の中からウンザリした顔で隊長と兵士が出て来る。

「また研究棟で小火(ぼや)が起きたようですね、これで何度目でしょうか」
「エリカ博士がやって来てからと言うもの、実験には悩まされてばかりだな。……もういい、今夜は狼どもを兵舎まで下がらせろ」
「はっ」

隊長に命じられた兵士は中庭の奥へと姿を消した。
顔を見合わせてエステル達はうなずく。
これはめったにないチャンス、利用しないわけにはいかない。
エステル達はあっさりと中庭を進み、研究棟を取り囲む壁の門の手前までやって来た。
門の側にはスピードが出そうなスポーツカーのような車が止められている。

「この車に乗り込んで脱出できるかもしれないね」
「あの分厚い正面ゲートが閉じている限り無理じゃない」
「そっか、でもどうせ僕達は誰も運転できないよね」

アスカの答えを聞いてシンジは少し残念そうにポツリとつぶやいた。
その車に隠れながら研究棟の出入り口をのぞくと、見張りとして黒い服に黒いカブトを身に付けた傭兵が立っている。
明らかに軍の兵士では無く、アガットが見かけた黒装束の兵士とも服装が違う。

「もしかして、あそこに居るのって……空賊に捕まった時にあたし達を助けてくれた人じゃない?」
「そうみたいだね」

エステルの言葉にヨシュアはうなずいた。

「どうして、ここに居るんだろう」

シンジが疑問を口にした時、研究棟の入口のドアが開いて数人の人物が姿を現した。
リシャール大佐とカノーネ士官、そしてまたもや別の黒い服に黒いカブトを身に付けた傭兵だった。

「あれは完成の見通しがつきましたし、後は親衛隊ですわね」
「そうだな」

カノーネ士官に話しかけられたリシャール大佐はうなずいた。
後ろには傭兵が黙って従っている。
リシャール達は中庭に出た後、飛行船発着場へと向かって歩いていた。
車の陰に隠れていたエステル達は3人を見送った後、ほっと息を吐き出す。

「やっぱり、リシャールさん達が事件に関わっていたんだね……」

エステルは悲しそうな顔をしてポツリとつぶやいた。

「しかも黒幕ってレベルよね」
「ちっ、やっかいな事になったな」

アスカが真剣な顔でエステルの意見に同意すると、アガットは悔しそうな顔で舌打ちした。
リシャール達が立ち去り、表に残ったのは最初から居た黒い服に黒いカブトを身に付けた傭兵だけになった。

「あの見張りを倒してしまえば、何とかなりそうだな」
「でも、あの人はかなり強いんじゃないかな? あたし達を助けてくれた時も空賊を何人も倒していたみたいだし」
「強ければ強いほど、俺にとっては燃える相手だ」

エステルの話を聞いたアガットは目を輝かせた。

「アタシ達の目標はなるべく見つからないようにエリカさんを助け出す事なんだから、忘れないでよね」

暴走しそうなアガットの様子を見たアスカが注意を促した。
アガットがあの見張りと真剣勝負をしてしまっては、作戦が台無しになってしまう。

「戦うにしても、できれば研究棟の門の内側に積まれているあのコンテナがある場所まで近づきたいんだけど」

話を聞いていたヨシュアは、難しそうな顔をして門の向こう側にあるコンテナを指差した。
しかしエステル達が今隠れている場所からそこへ行くには門を横切らなければならず、研究棟の入口に立っている女傭兵に姿を見られてしまう可能性が高かった。

「やっぱり、全員で一斉に突撃するしかないようだな」
「分かったわ」

アガットの言葉を聞いて、エステルは持っていたロッドを握りしめて力を込めた。
すると今度は要塞内の照明が全て落ちて真っ暗になってしまう。

「これって、まさか導力停止現象のせいですか?」
「ええ、ここにまだあの黒いオーブメントがあるのは間違いないわね」

ティータの質問に、アスカが答えた。
黒いオーブメントがあると言う事は、エリカ博士もレイストン要塞から連れ出されていない可能性が高い。

「これは門の向こう側に行く絶好のチャンスじゃないかな」

ヨシュアの提案を聞いたエステル達は、辺りが暗闇に覆われているうちに門の内側に潜入した。
そして最後尾のエステルが研究棟の入口の側に積み上げられたコンテナに隠れ終わったタイミングで、要塞の照明が復旧する。
驚いたエステルは、コンテナの上にあった小さな荷物をロッドで地面に叩き落してしまった。
エステル達の顔がサッと青ざめる。

「あら、またこの前みたいに猫でも迷い込んだのかしら?」
「にゃ、にゃーお」

女傭兵のつぶやきを聞いたエステルはとっさに猫の鳴き声を真似した。
アスカ達は心の中でエステルに「あんたバカァ!?」とツッコミを入れた。

「フフッ、本当に猫みたいね。でも、こう何回も停電なんてされちゃ、見張りなんてやってられないわ」

女傭兵はそう言ってコンテナから注意を反らしたので、エステル達は安心して息を吐き出す。

「ふっふっふ、あたしの猫スキルも相当な物でしょう」
「そうだね、変な場所に入りこんで寝ていたり、僕や父さんにくだらないイタズラを仕掛けたり、かなりの腕前だね」

エステルが自信満々に言い放つと、ヨシュアは皮肉たっぷりに言い返した。
しばらくして中庭の方から黒装束の兵士がやって来て、女傭兵に声を掛ける。

「おい、交代の時間だ」
「あら、今日は1人だけなの?」
「近々王都で大規模な作戦があってな、俺は居残り部隊だよ」
「そう、それは残念ね」

女傭兵は気落ちした口調で話す黒装束の兵士に声を掛けると足音を響かせて立ち去って行った。
アスカは固い表情で女傭兵の消えた方向をじっと見つめている。

「アスカ、どうしたの?」
「ちょっとね」

シンジが尋ねると、アスカは軽くそう答えた。
アガットも強敵と戦えなくなったのを残念に思っているような表情をしていた。
そんなアガットにヨシュアが声を掛ける。

「アガットさん、そろそろ行きましょう」
「よし、あの見張りを倒して侵入するぞ」
「はいっ!」

アガットの合図でエステル達は隠れていた物陰から飛び出し、入口に立っていた黒装束の兵士に襲いかかりあっという間に気絶させる事に成功した。

「見張りは倒したし、もう誰も居ないから入るチャンスだよね」
「待って、ここは慎重に行こう。中で誰かが待ち伏せしていたら厄介だし」
「あ、分かりました」

シンジを止めたヨシュアがティータに目で合図をすると、ティータは生体探知器のスイッチを入れた。
研究棟の屋内でも入口付近に誰かが居る可能性は無さそうだ。

「よし、他の見張りが来ないうちに急ぐぞ!」

アガットが号令を掛けると、エステル達は扉を開いて研究棟の中へと入った。



<レイストン要塞 研究棟>

研究棟の玄関に足を踏み入れたエステル達は、とりあえず近くに人の気配が無い事に安心した。

「中に入れたのは良いけど、エリカさんはどこに居るんだろう」
「そうね、かなり構造は複雑みたいだし」

シンジとアスカは辺りを見回しながらつぶやいた。

「こうなったら、危険だけど手分けして探した方が良さそうだね」
「でも、あたしだけだと迷子になっちゃいそう……」

ヨシュアの提案を聞いたエステルは顔をこわばらせてそう言った。

「その必要は無いわ」

そう言って奥から姿を現したのはエリカ博士だった。
驚いて固まるエステル達の脇をすり抜けて、ティータがエリカ博士に飛び付く。

「お母さん、お母さん、お母さぁぁん!」

ティータはエリカ博士の胸で泣きじゃくった。
エリカ博士も愛おしそうにティータを抱き締める。

「辛い思いをさせて悪かったわね」
「感動の再会を邪魔するようで済まねえんだが、時間が無え」
「アタシ達、エリカさんを助けに来たんです!」
「そうだよお母さん、早く行こう!」

ティータがエリカ博士の腕を引っ張るが、エリカ博士は顔を伏せたまま動こうとしなかった。
そんなエリカ博士の様子を不思議に思ってティータがのぞき込むように上目づかいで尋ねる。

「お母さん……?」

するとエリカ博士はティータの手を離して、決意を秘めたキリッとした表情になる。

「私はあなた達とは一緒に行かない、ここに残って研究を続けるわ」
「ええーっ!?」

エリカ博士の宣言を聞いてエステル達は驚きの声を上げた。
ティータはエリカ博士の言葉が信じられないと言った様子で真っ青な顔になる。

「どうして……」

弱々しい声でつぶやいたティータは涙を流しながら、膝を折って崩れ落ちた。
アスカがあわててティータを助け起こす。

「エリカさん、やつらはあの黒いオーブメントを使って何かとんでもない研究をしているのよ!」
「ええ、分かっているわ。だからこそ、私は彼らに協力する事に決めたの」
「そんな事をしたら、ティータをさらに悲しませてしまうのがわからないの!?」

ティータを抱いたアスカも涙を流してエリカ博士に訴えかけると、エリカ博士の表情が揺らいだ。
しかしエリカ博士は表情を引き締めるとエステルに近づいて封筒を渡す。

「これは?」
「いろいろ説明したい事があるけど、もう時間が無いわ。あなた達にはこの封筒の中に入っている手紙をアリシア様に届けて欲しいのよ」
「アリシア様だと!?」

リベール王国のトップであるアリシア女王の名前が出て、アガットは驚きの声を上げた。

「リシャール大佐の情報部はリベール軍をかなり掌握してしまっているわ。止められるとしたらもう、アリシア様しか居ない」
「そこまで分かっているなら、どうして……」

アスカは悔しそうな顔をしてエリカ博士をにらみつけた。

「私はここに残って出来る限りの事をしたいのよ、さらなる暴走をさせないためにもね」
「じゃあ、私もここに残る! お母さんの側に居たい!」

エリカ博士の言葉を聞いたティータは素直な思いを打ち明けた。
しかしエリカ博士は固い表情で黙って首を横に振って否定する。
ティータは味方を求めるようにエステル達の顔を見回したが、エステル達は苦しそうな表情で下を向いていた。

「……行くぞ」
「はい」

アガットに促されて、エステル達はエリカ博士に背を向けて研究棟を出ようとする。
だが、ティータを抱いたアスカはすぐに動こうとはしない。

「エリカさん、約束して。いつかティータの側に戻るって」
「ええ、全てが終わったらね」

エリカ博士が返事をすると、ティータは少し気持ちが和らいだようで、泣くのを止める。

「アスカお姉ちゃん、ありがとう」

そしてアスカにお礼を言ったティータは研究棟を出ようとするエステル達について行った。

「ごめんなさい、ティータ……」

エステル達が立ち去り、研究棟のドアが閉じられると、エリカ博士は顔を手で覆って涙を流し始めるのだった。



<レイストン要塞 中庭>

エステル達が研究棟の外に出た時、まだ見張りの黒装束の兵士は気絶したままだった。
この隙に中庭まで出てしまおうと考えたエステル達だが、思わぬ障害が出現した。
研究所と中庭を繋ぐ門の所に、あの黒い服に黒いカブトを身に付けた女傭兵が立っていたのだ。

「隊長さんにね、猫の子一匹見逃すなって言われたから、戻って来ちゃった」
「エステルの鳴き真似に気が付いてたってわけですね」
「そーゆう事」

女傭兵はヨシュアの質問に軽い調子で答えた。

「あたしの猫スキルもまだまだね、今度資料室で猫語辞典を借りて特訓しなきゃ」

エステルはおどけた様子でそうぼやいたが、誰もツッコミを入れなかった。

「見つかったからには仕方が無え、他のやつらに知らされる前に倒す!」

アガットが言葉とは裏腹に、心なしか嬉しそうな表情で大剣を構えた。

「ふふ、船着場から船を奪って逃げるつもりでしょうけど、そう上手く行くかしら?」
「えっ、どうして分かったの!?」
「バカっ!」

女傭兵の言葉を聞いて驚きの声を上げたエステルをアスカが怒った。

「船着場の前には監視塔があるし、大丈夫?」
「俺達の心配より、お前自身の心配をしやがれ!」

女傭兵がからかうような口調で言うと、アガットはいらだった様子で持っていた大剣を振り回し、早く自分の武器を抜けと女傭兵を急かした。
しかし、女傭兵は腰に下げた(さや)から剣を抜かずに両手を挙げた。

「おい、何のつもりだ!」
「降参よ、だって私はあなた達と戦うつもりは無いもの」
「ええっ?」

女傭兵の言葉を聞いて、ティータは目を丸くした。
エステル達は空賊に捕まった時も、この女傭兵に助けられていたのでそれほど驚きはしなかった。

「それよりもあなた達、ここから逃げ出したくない? 私ならあなた達を安全に逃がしてあげられるわ」
「……何を企んでいるの?」

女傭兵の発言を聞いて、アスカは強く疑うような顔をした。

「とりあえず、話を聞いてみよう。判断するのはそれからでもいいんじゃないかな」

ヨシュアが提案すると、アスカは渋い表情をしながらもそれ以上反対を続ける事はしなかった。
そして女傭兵はエステル達に脱出する方法について話し始めた……。
拍手を送る
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。

▼この作品の書き方はどうでしたか?(文法・文章評価)
1pt 2pt 3pt 4pt 5pt
▼物語(ストーリー)はどうでしたか?満足しましたか?(ストーリー評価)
1pt 2pt 3pt 4pt 5pt
  ※評価するにはログインしてください。
ついったーで読了宣言!
ついったー
― 感想を書く ―
⇒感想一覧を見る
※感想を書く場合はログインしてください。
▼良い点
▼悪い点
▼一言

1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項を必ずお読みください。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。