新年パーティー
<写真> 1000人参集
民主党樽床幹事長代行の新年会だった。
どんな挨拶をするか楽しみにして行った。
本人は代議士になって以来
終始一貫増税には反対の立場だったからである。
まず明日東京に戻って2つの課題に向かって
責任者として作業に入るらしい。
“議員の定数削減問題”と“郵政のいわば整理作業”
いずれも難問ながら
この問題にまず目処をつけてから
消費税値上げの問題に入って行くそうである。
さて消費税については家計になぞらえての
まあよくある話から入った。
すなわち支出が90万円で収入が50万円。
借金が40万円と言うのが今の国家財政の実態ですと、、、、
ここで問題はこの借金の部分である。
ここに充当する支出は事実上福祉に関わる部分で
その内訳の大半は年金と医療(健康保険)と介護。
極端な話福祉をゼロにすれば
国の財政は悠々回って行き
税金を上げる必要はないとの事らしい。
しかしそうは行かないのでつまり消費税の増額分は
丸々福祉に回るという事で樽床代議士はそうであるなら
いっそこの税金を“年金医療税”と銘打って
“国民の皆さんに説明した方がわかりやすい”と党内で主張しているとの事。
いわゆる目的税というのを
より明確化させると言うことであろう。
野田総理は“福祉と一体化”と盛んに主張しているが
非常に曖昧な表現でわかりにくいのも事実。
しかし樽床幹事長代行もいまや党の重鎮。
つらいことをやり遂げると言う野田総理を
支えて行くと明言した。
矢張り立場がそう思っていなくても
さらには心に無い事までも言わせてしまうのだろう。
乾杯の音頭は連合大阪のトップだった。
いわゆる労働組合の代表である。
出席者の中にはブーイングも出たが
これも民主党の出自における
宿命であってつらいところでもある。
“樽床、日和(ひよ)ったな、、”これが今日の私の印象だった。
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村夫子拝(1175・1058)