番組紹介
−45歳独身女性と50歳独身男性…
「まだ恋は終わらない!」−
フジテレビの連続ドラマ主演は1999年以来! 相変わらずの美貌で男女問わず憧れの的である小泉今日子と2008年以来のフジテレビ連続ドラマ主演、名優・中井貴一が古都・鎌倉を舞台に“大人の青春ドラマ”を展開する。
小泉今日子は45歳独身のテレビ局ドラマプロデューサー役。この年になると恋愛というよりは健康や老後など将来への不安を感じる年齢…。仕事と家庭の両立という入社当時に描いた未来と現在はまったく違う。ここでゆっくりとした時間を過ごしたら何かが変わるのだろうか…。そこで、老後はいま流行の友だちと古民家を借りて住むのも良いかと軽い気持ちで鎌倉を下見。
そんな時、中井貴一演じる、鎌倉で市役所勤めで、妻とは死別した寂しい子持ちで、近ごろめっきり体力の衰えを感じる人生の曲がり角の50歳独身男性と出会った。古都・鎌倉を舞台に、明るくも切ない大人の青春ドラマが幕をあける。果たしてさまざまな恋を重ねてきた“大人”の結末は? 「加齢なる試練」を乗り越え、いつしか「華麗なる結末」を迎えることができるのか?!
あらすじ
左から、中井貴一、小泉今日子
吉野千明(小泉今日子)は、テレビ局でドラマのプロデュースを手がける45歳の独身女性。千明は、がむしゃらに仕事をしながら人並み以上に恋愛もしてきた。が、最近は恋愛も随分ご無沙汰で、いまや女友だちとの話題は専ら健康や老後のことばかりだ。長倉和平(中井貴一)は、鎌倉市役所の観光推進課で課長を務める50歳の独身男性。両親を早くに亡くし、4人の弟妹の親代わりを務めてきた和平は、現在、双子の弟妹、真平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)、死別した妻との間に生まれた11歳になる娘・えりな(白本彩奈)と暮らしている。長女の典子(飯島直子)は結婚して家を出たものの、毎日のように実家に入り浸っていた。
あるとき千明は、美人脚本家・栗山ハルカと組んで連続ドラマを作るよう命じられる。だが、面白くない本を書いてきたハルカに激しくダメ出しをしているうちに、めまいや吐き気をもよおして倒れた千明は、病院に運ばれてしまう。それがきっかけで、千明は、同い年の独身仲間、荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と冗談半分で話していた、鎌倉の古民家に引っ越して3人で一緒に暮らす、というアイデアを実行しようと言い出す。あくる日、千明は、さっそく鎌倉を訪れる。目的の古民家にたどりついた千明は、売りに出されているその家の隣家が古民家を改装したカフェだと知る。そこは、和平の弟・真平が店長をしている店『ながくら』だった。
スタッフ
■脚本
岡田惠和
■プロデュース
若松央樹
浅野澄美(FCC)
■演出
宮本理江子
■音楽
平沢敦士
■制作
フジテレビドラマ制作センター