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東北被災3県、テレビが2倍超の売れ行き 地デジ移行で駆け込み

産経新聞 1月11日(水)18時32分配信

 東日本大震災の被害を考慮して、地上デジタル放送への移行が2012年3月末まで延期された東北地方の被災3県(岩手、宮城、福島)で、全国的には不振に陥っている薄型テレビの販売が2倍以上も伸びていることが11日、調査会社BCNの調べで分かった。

 3県を除く全国で地デジへの移行が完了した昨夏以降、薄型テレビの需要は低迷しているが、BCNによると被災3県の薄型テレビ販売台数は昨年12月に前年同月の約2・4倍と大幅に伸びた。3県以外の国内は0・7%増だった。

 ブルーレイディスク(BD)などのレコーダーも約2・3倍と、3県以外の27・2%増に大きく水をあけた。同社データマーケティング部の道越一郎部長は「3月に向けた駆け込み需要とみられる」と指摘している。

 一方、12年のデジタル家電の販売動向予測では、スマートフォン(高機能携帯電話)の需要拡大に合わせ、アクセサリー類やアプリ(応用ソフト)など関連商品への波及効果が期待されると分析。スマホが代替機能を持つ携帯オーディオやコンパクトデジタルカメラなどが販売減となるなど、デジタル家電の勢力図が一変する可能性も示唆した。

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最終更新:1月11日(水)22時49分

産経新聞

 

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