2011-10-03
栗城史多さんの挑戦と酸素に感謝
このエントリーでは、栗城さんとエベレストベースキャンプまで行く間に高山病になって「酸素ってホント大事だな」と感じた経験と、栗城史多さんの挑戦について思うことを書きます。
+++++栗城史多とは+++++
1982年生まれ。1981年生まれの僕とは一つしか違わないのに、すごい挑戦をしている、すんごい人。六大陸の最高峰踏破を自分で撮影し【冒険の共有】を通して、人に勇気を与える活動をしている。
2011年10月現在、残されたアジアの最高峰、世界の頂「エベレスト」に無酸素・単独で挑戦中。10月13日にエベレスト山頂から生中継を予定している。
+++++出会い+++++
初めて栗城さんのことを知ったのは、2010年の夏。
その後、いろんなご縁をいただいて2011年1月に初めて食事をした時に栗城さんがポロっと「一緒に行く?」と。すかさず、「行く!」と返事。
たったそれだけで、エベレストに行くことになった。
打ち合わせなどができず、必要な装備と日程を直前に教えてもらって、羽田集合。再会した時「本当に来てくれたんですね!」という会話をするほど、お互い忙しく、連絡を取れていなかった。
+++++エベレストへ+++++
二日準備をしてからいざエベレストに出発!
夢にまで見たエベレスト街道を、栗城隊の皆さんと歩いてゆく。
その時の栗城さんのブログ記事
道中のホテルでは、栗城隊名物のポータブルシアター
道中のいろんな場所で、地元の人にも大人気!
曰く「世界で一番楽しい隊にしたい。メンバーに楽しんで欲しい」
すごいよね。命を賭けた挑戦をしながらもこういう気遣いができるって。
〜〜〜〜〜〜
標高3000mまでは栗城隊とほぼ同じペースで登ることができた。道中ほとんど雨も降らず、快適なトレッキング。ただ、彼らは山のプロフェッショナル。
ペースが尋常じゃなく早い。
標高が4000mを超えたあたりからついていけなくなり、1日歩くと、30分〜1時間くらい遅れてしまうようになってきた。
近いのに、無限に遠くに感じる背中
登山道にたくさんあるお墓やはり厳しい世界
そして高山病との戦いに入っていく。
+++++高山病+++++
ここからが一番書きたかったところ。
高山病、まじやばい。
酸素、まじ大事。
標高4000mを超えたあたりから、意識的に呼吸をしないと激しい頭痛に襲われるようになってきた。
頭痛で死んでる俺
標高4200mの街ペリチェにて。高度計ちょっと間違ってる
美しい景色に見とれたり、考え事をしちゃうと人は呼吸しなくなる。これホント。知ってた?ほんの数秒なんだけど、それだけで酸素不足になる。頭痛が痛くなる。
寝る時もそう。横になってちゃんと寝てしまうと、酸素が足りない。
だから、寝ないでずっと深呼吸。寝るっていうより、壁によりかかって眼を閉じて深呼吸を繰り返す感じ。
頭痛だけでなく吐き気も襲ってくる。
運動能力も極端に落ちる。
もちろん食欲もない。
何よりも、その症状がいつまで続くかわからない恐怖と、何かあっても病院には行けない恐怖を3日以上感じていた(ひどい二日酔いの頭ガンガンする状態がずっと続いて治らない感じかな)
〜〜〜〜〜〜
深夜、寝れなくて、吐きたくて、外に出た。
めちゃくちゃ寒い。
でも、吐いた後に見上げた空は、星がとても綺麗だった。(・・・というか、綺麗だった気がする・・・。ぼーっとしてるから、記憶がおぼろげ。もったいない!!)
〜〜〜〜〜〜
頭痛がひどい時は、自分が呼ばれてることに気づかないなんてこともあった。
正確に言うと、気づいているのだが、振り向くと頭を振ることになり、痛くなる。それがいやだから振り返りたくない!と思っているうちに、呼ばれたことを忘れてしまう。
結果、気づいてないように周りから見えてしまう。
もうね、それくらい大変なんだ、高山病。
振り返るのがこんなに大変だなんて、知ってました?
振り返ればヤツ(頭痛)がいる!
高山病でぼーっとしているときに、山を降りたら何がしたいか考えていた。酸素を吸ったら、何ができるだろう!わくわく!!
よし!まず、思う存分振り返えろう!
ジャンプもしよう!走ろう!
階段を一歩ずつ深呼吸しながらじゃなく、軽快に登りたい!
横になってぐっすり眠りたい!
本を読みたい!(集中すると呼吸が浅くなるので読めない)
温かい場所でお茶を飲みたい!
(ストーブの火で酸素が薄くなるという知識があるために、ストーブを見るだけで頭痛が。。寒い外のほうがマシ!)
素早く着替えたい!
(身体が重くて動けない。Tシャツ着るだけで1分くらいかかる。寒いから早く着替えたいのに!!)
とにかく、酸素が無いことで、こんなに大変なんて思わなかった。
それも5200mで。
栗城隊長はそこからさらに3600m以上も上がる・・・
5000mでへばってる自分にとって、
8800mなんて、まさに「死の世界」
あの高さからさらに富士山(3776m)一個分。
本で読んだり、ドキュメンタリーを見たりして
本当にツライってことは分かっていたつもりだった。
彼の挑戦の本当のすごさが身に沁みた。
酸素がないことの苦しさ、少しは伝わったかな。
僕の登山の目的地はここ。
ここから先は、栗城さんの挑戦の始まり。
僕は、彼の挑戦を横で見て、自分も挑戦したくてたまらなくなった。
早く帰って、自分自身のエベレストに登りたい!って思った。
ベースキャンプでお世話になった栗城さんをはじめ、栗城隊のみなさんとシェルパのみなさんに挨拶をして、朝8時にベースキャンプをヘリで発った。
カトマンズについた瞬間、ジャンプした。
10日ぶりにシャワーも浴びた。めちゃくちゃ気持よかった。
標高が低くなると、とたんに運動能力が上がる。
自分でもビックリするくらい、頭痛もなくなった。
酸素って本当にすごいと思った。
少しでも早く自分の挑戦がしたくて飛行機を変更。
その日の夜にカトマンズを発った。
その3時間後には東京
その1時間後には自分の挑戦をはじめていた。
おまけ
太陽さんも超すげぇ
朝日が昇る前は凍える。ダウンが手放せない
太陽さんが顔をだすと、一気に暖かくなる。
ダウン不要、フリースで十分。
+++++「苦しみに感謝」+++++
人間は標高7500mを超えると生きていられない。
デスゾーンといわれている。
人が普通にしていたら生きていけない場所で
どうして過酷な登山ができるのか。
栗城さんは「ありがとう」という言葉を吐くことで動く力を得ている。
「苦しみに感謝。」
「ありがとう。」
実際に栗城さんに会ってみて思うのは、
「フツーの同じ年の兄ちゃん」だ。
肉体がすごいわけでもないし、特別なものを持っているわけでもない。
ただ、「感謝」しまくってる。
それが、彼に力を与えている。
それが、人に感動を与える。
登頂の予定は10月13日です!
山頂からの生中継、デスゾーンからの生中継!
マジで見てください。
最後になぜ、感謝することで動くことができるのか。
以下、栗城さんの有料メルマガの中での対談を引用します。
(有料なのに引用していいのかな。だめなら削除します!
是非有料版購読してね。)
http://www.mag2.com/m/0001258672.html
栗城
僕は空気が薄いことによって、色々な学びがあると思っていまして。8000メートル級の山を登るときにどうやって登るかと言うと、それは力じゃないんです。肉体がいくら強いと言っても筋肉は酸素がないと動かない。筋肉がありすぎると逆に動けなくなってしまいます。「気合だ!」という人も、酸欠になるとどんどん衰えていきます。それでは僕が何をしているかというと、「苦しみに感謝」ということを意識します。8000メートル級で頂上付近にまで来ると、当然もの凄い苦しいわけですが、そこで僕は「ありがとう」と言ってみます。ヒマラヤに行って分かったのは、「苦しみ」とは戦ってはいけないと。戦うとどんどん苦しみが増幅していきます。それで「苦しみに感謝」なのです。
対談相手の苫米地さん
なるほど。
栗城
もうひとつは「苦しみ」は、逃げても追いかけてくるからです。現実逃避をして違うことを考えて登ろうとしても全然逃げられなくて、そこで僕は苦しみと友だちになろうと思ったんです。苦しみというものは僕を学ばせてくれたり、成長させてくれます。それがあるから登頂したときの喜びも強いし、ありがたいことだということを判らせてくれるので、「ありがとう」と言いながら登っているんです。そうすると呼吸が楽になってきたりします。気がつくと一番酸素を使っているのは、脳なんですね。
〜〜〜
対談相手の苫米地さん
脳をうかつに使うと酸素を使いすぎるんですよ。使い方です。それは瞑想状態で、扁桃体、大脳辺縁があって脳幹、前頭前野があり、とくに視床下部というのは自律神経をコントロールしています。だからそういう苦しい状態などは、全て視床下部で自律神経をコントロールします。扁桃体「恐怖」の感情が芽生えると呼吸が浅くなり、パニックになったらもうアウト。恐怖感があったら、まず駄目です。
それを前頭前野内側部はコントロールします。自律神経系や大脳辺縁をどこがコントロールするかというと、脳の前のほうの部位である前頭前野なんです。とくに最近分かり始めたのは、眼窩前頭前野や腹側内側部で、前頭前野のさらに目の後ろくらいにあります。眼窩前頭前野内側部は神の宿る領域と言われています。
東洋で言うところの第三の目です。宗教などを本気で信じている人は、そこが発達しているらしく、そこを上手く使うと苦しいとか痛いということがすべて至福に変わります。通常の痛い・苦しいを我慢するときに、ベータエンドロフィンが出る行為とは違います。それはランナーズハイみたいなものだけれど、本当にリラックスした状態で、苦しい状態のはずなのに、なぜか完全な至福感が生まれています。そうなると前頭前野が大脳辺縁系と視床下部を支配し、さらに視床下部が自律神経系をコントロールするから、体もゆったりとリラックスして、そうすると余分な酸素を使わないんです。それが瞑想を上手にできたときのカラクリです。
栗城さんはそれを自然と覚えたんだよね。痛みや苦しみと戦わないというところで。
以上です。
長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。登山経験がそれほどないため、表現の仕方が「それはちょっと違う」という部分もあるかもしれませんが、僕が感じたことを率直に書かせていただきました
栗城隊門谷さん、石井さん、魚住さん、廣瀬さん、ありがとうございました!
http://everest.kurikiyama.jp/team/
最後に、僕の大好きな言葉を紹介します。
『夢は、口に出せば叶う。十回口にすると書いて、【叶う】なんです。』by栗城史多
くぼたつよし @kubotat
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2011-08-10
ライトアップニッポン遂に明日です!
4月にこの話を聞きいてから、現地に何度か足を運び、地元の方と打ち合わせをしたり、花火師の方とお酒を酌み交わしたり、資金集めのためにネクタイを締めたり、宮城県庁で記者会見したり・・・などなど、普段経験できないことがたくさんありました。
企画ホームページ
本日8/10午後から、現地に向かいます。僕が行くのは、岩手県宮古市。
精一杯、お役に立ってきたいと思います。
〜〜〜
いろいろな方が応援してくれています。
坂本龍一さん、佐々木希さん、ジョン・ウー監督にORANGE RANGEまで。
のぞみちゃん、かわいいっすまじ。
http://lightupnippon.jp/supporters/celebrity.html
東京でも8/11に関連イベントがあります。
http://www.facebook.com/event.php?eid=178853558847478
今夜8/10の22時まで、チャリティーオークションもやっています。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/light_up_nippon_charity?u=light_up_nippon_charity
人気なのは
ジョンウー監督のサイン色紙&DVD
佐々木希ちゃんの帽子
松本幸四郎さんの絵画
小雪さんのポスター
マイケルジャクソンの写真
です。売り上げは花火のお金として寄付していただきます。
まだまだ寄付も受け付けていますので、ご協力お願いします!
ツイッターもやっています
2011-06-07 ライトアップニッポン

ライトアップニッポンという、追悼と復興の祈りを込めた花火大会のお手伝いをしています。
最初にズバっとお話しさせていただくと、
1.募金という形で応援してほしい
2.協賛金という形で、法人で、応援してほしい
3.応援・協力してくれる個人、法人を紹介してほしい
4.この「ライトアップニッポン」という企画を周りの人に伝えてほしい!
5.当日花火をみに来て下さい。そして現地で泊まって食べてお金を使ってほしい。
です。
僕は、自分の会社を通して、また個人でも募金などはしていますが
それ以上何かをしたいとずっと考えていました。
〜〜〜〜
そんなとき、発起人の一人が大学の先輩で、
たまたま声をかけてもらい、参加することになりました。
何度か現地に行きお話しをさせていただく機会があり、その度に
「彼らはもうすごく頑張っている。俺も負けていられない!やらなくては!」
と、強く感じました。
ライトアップニッポン、詳しくは、こちらのホームページを御覧ください。
被災地のお祭りや花火大会の主催者の方々のインタビューが御覧いただけます。
(流れてくる「赤とんぼ」は、坂本龍一さんにこの活動に賛同していただき、提供していただいております)
すでに、岩手県山田町、大槌町、釜石市、三陸町、陸前高田、福島県いわき市での開催が決定しており、
他にも、調整中の場所があります。
現在、ニュースやTV企画、ラジオ等で報じられつつ有ります。
ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000342-oric-ent
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20110526/111019/
また、各国大使館や、観光庁の後援もいただいており、応援していただいております。
観光庁長官のメッセージ
http://lightupnippon.jp/pdf/kankocho_message.pdf
是非!ご協力お願いいたします!
また、ご家族、友人の皆様にお伝え下さい!
募金はこちらからできます
https://lightupnippon.jp/donate/index.html
募金していただいた方のメッセージはこちらで見ることができます
http://lightupnippon.jp/supporters/individual.html
6月7日現在、一般社団法人の設立中です。よろしくお願いします。
5月上旬:ここで打ち上げられるのかなぁ。という打ち合わせ中
ツイッターでも伝えてくださいませm(_ _)m
2011-05-19
震災後の三陸に行ってきた
5月14日と15日に東北は岩手の三陸連携の会合に参加させていただく機会がありました。そこで聞いた、現場の生の声をざっくばらんに書き残しておきます。
田老町、山田町、宮古市、の青年会の方たちの一意見としてであり、決して現地の多数を占める意見ではありません。
お話をさせていただいたのは、青年会の方、40歳以下の自営業者。漁師だけでなく、地元のスーパーや農家、酪農家、工務店などの方々です。
■漁船じゃねーんだよっ
この前、エライ人がきて、こういった。
偉い人「本当に必要なものを届けます」
被災者「食べ物、暖かい布団、住宅、保障」(そういう人の声を拾う)
俺「仕事できるようにしてくれ。港には車や家の残骸。向こう3年は漁なんてできない。冷やす氷もない、流通もさせられない、風評被害もあるから売れない。だから、雇用を生むようなことをしてくれ!」
偉い人の秘書「・・やっぱり、漁船ですよね!」
違うんだってばよ!
■街がもとに戻ってもだめ
衰退していた街に戻る意味はない。前以上の街を作る青写真が無ければ、希望なんてない。「誰が衰退していたあのころに戻りたい?」
極論だが、いまだったら原発誘致したいよ。
アカセン特区でもいい、カジノでもいい。
新しい、人を呼べる、産業が必用。
■仮設住宅なんて要らねぇ
貯金のある人だったら入れるが俺らには無理。
■とにかく雇用
仮設住宅に設置される電化製品や家具。
地元のお店はもちろん機能していないが、今後数年はそれらが売れない。
立ち直ろうと思っても、買える余力のある人はすでにいない。。
■生きるだけなら十分足りている。でもそうじゃない。
物資はもう要らない。避難所はモノであふれている。
一日3食、何もしなくても提供される。
そこに甘んじている、「被災者」を前面に押し出している人もいる。
避難所を抜け出して、自分で前を向いて、必死に生きている人もいる。
でも、取材されない。
■俺たちは必死に頑張っている
「がんばろう」じゃない。「がんばってる」
■保険
被災前の家の写真と、被災後の写真が必用だと・・・?
あるわけねぇ。
家がねぇ、カメラもねぇ、写真もねぇ。
■金があるやつは強い
新しい家をもう建ててる奴もいる。
■行政が機能していない
新しい店をつくろう!家を直そう!と思っていても、建てるための許可がない。
そういう状況の場所もあるんだ。
■津波はまた来る
津波に耐えられる街が必要なんじゃない。
逃げられる道の整備さえあれば、俺たちはリスクをとってでもこの町に住む。
■道が無いから波にのまれた
渋滞で波にのまれた人を沢山見た。
車を乗り捨てて、そこせいで後ろが詰まった。
道があればいい。
■経験がアダになった
50年前のチリ地震の時の津波の経験がある人ほど、第一波が小さかったから安心して帰宅してしまって、第二波にのみこまれた。やっぱり、人は忘れる、ミスをする前提の街づくりが必要
■まとめ
いろんな人がいます。当然です。
そして、当然ですが、現地は相当がんばっています。
がんばろう!という声も大事ですが、がんばる!ことが今は求められています。
ということで・・・
この夏、花火大会を企画しています。
有志で集まった仲間たちと、東北の人に上を向いてもらうために、現在調整中です。
地元の方や、花火師の方とも協力しながら、実現に向けて突っ走ってます。
本サイトオープンまで是非、登録をお願いします。
ぼくらにも、できることがある。
そう、信じて。
2010-12-14
学校建てましたよっと
◆まず、これが建てた学校です
思ってたよりも立派な建物で驚いた!
◆なんで学校を建てたのか?
9歳のときに親父が事故でなくなって、高校、大学を
諦めたことがあったんだけど、おいらはラッキーにも
奨学金で大学までいくことができました。
これが第一の理由。
学生の時にバックパックでカンボジアに行き、バイクタクシーの
ナラットってやつと友達になりました。
彼は5カ国語話せるのに一日6ドルで働いていて、2週間くらい
ずっと一緒にいたんだけど、そいつがずっと「勉強したい」って
言ってたんだよね。
で、俺は勢いで「よしっ!ナラット、俺はいつか学校を建てる!」って。
これが第二の理由。
バイクタクシーのナラット君
詳しくはダイヤモンドオンラインさんに記事にしていただきました
◆学校の紹介
学校名 : Shree Araniko Lower Secondary School
場所 : ネパールの首都カトマンズから南西350キロほど
グーグルマップへ
生徒数 : 女子83、男子74
先生 : 8名(英語の先生は21歳!)
(日本から行くのに3日かかりました・・・)
学校までの道のり1 カトマンズからブッダエアー
ブッダエアーっていい名前だよね。
8000m級のヒマラヤ山脈もきれいに見えた!
学校までの道のり2 途中のルンビニ(ブッダ生誕の地)
ブッダの生まれた所にいたおっさんw
学校までの道のり3 牛牛牛!
このころには、もう牛にも慣れてる
学校までの道のり4 いたるところで崖崩れ
雨季は到達ほぼ不可だって。命掛ければ無理やりいけるかもね。
学校までの道のり5 ガードレールもミラーもなしで山を爆走
冗談抜きで手に汗握ったよ
学校までの道のり6 到着したゲストハウス 全景
嫌いじゃないよ。安宿にバックパック
学校までの道のり6 ゲストハウスのベッド 壁にはヤモリとか
ふとんつかったら身体かゆくなるに決まってる。。。
夜は虫のカサカサって音で何度目が覚めたか・・・・
学校までの道のり7 水シャワーとトイレと手を洗うバケツ
バンコクのカオサン90バーツの安宿のほうがきれいだな。。。
◆学校に到着!セレモニー!!
到着してびっくり!
さらっと学校を案内してもらうだけかと思っていたんだけど、なんていうか、
村を挙げてのセレモニー!って感じ。感動しまくり。
ジーンズでいっちゃったよ。あやうく短パンでサンダルで行くとこっだぜ。
学校の入り口にゲート作ってくれてた
「チーフゲストが到着でーす!」
会場まで花道を作ってくれて、みんなお花をくれた
「ナマステ」って100回は言ったね。入り口で
セレモニー風景 母と嫁と友人と
後ろには、村のお偉いさんに、ネパール王国の前大臣さんまでっ!
恐縮でっす。
集まってくれた生徒と村人
すんげぇ人来てくれてた。生徒だけで200人。
それ以外に200〜300人くらいいたかな。
オトナが歓迎の舞いをしてくれた
剣で悪魔を倒しましたの舞い
生徒のみんなが歓迎の舞いをしてくれた
日本とネパールが仲良くやっていけますようにの舞い
そして、ついに学校に備えてくれたプレートのお披露目
そのプレート
勉強してる(フリ)の子供たちw セレモニーだからねっ!
こちらは高学年。「Good morning Sir!」って、照れる
先生方
子供に囲まれて
思春期の高学年はなかなか一緒に写ってくれなかった
スピーチ。前日に原稿仕上げた
「今日、僕の夢がかないました。次はあなたの番です・・・・」
そんな感じ。
通訳してもらいながらだったけど、拍手してもらって泣きそうになった。
最後も花道で見送ってもらいました
村のみんなに送ってもらって、無事に帰国できました
◆今回お世話になったRTR(Room To Read)
RTRの説明はこちら
この9年間、ずっと学校を建てたいと願っていました。
寄付するだけならユニセフでもどこでもよかったんだけど
学校で一番大切なのは、建物というハードではなくて
教師や教科書などのソフト。
ハード(建物)だけの寄付だけだと、結局現地に根付かず
机や窓ガラスが持ち去られて結局廃墟が残る。
そんな例をいくつも見ていたので、しっかりとしたソフトの
提供ができる団体をずっと探していました。
寄付した内の何割が運営費で、何割が建設費なのか。
そういった、一般企業では当たり前の説明責任のある団体がRTRでした。
RTRのネパールスタッフ 左がラマちゃん、右がRTRネパール代表!
◆RTRに協力するには
寄付したり、広めたりいろいろあるけど、簡単にできるのは、
1.ツイッターで @roomtoread_jp をフォローする
2.ビール飲んだり、古本を売ったり。いろいろあるよ→ あなたにできること
肩肘張らずに、イベントのときにビール一杯につき100円とか。
そんなんでもいいのがいいよね。
さすが元マイクロソフト幹部が創設しただけある。
あ、ツイッターでフォローしてもらえれば、イベント参加する時
つぶやくので、一緒にいきましょー^^ @kubotat
◆ついでに寄ってきたよ
ネパールにただ行くのもいいんだけど、
二日旅程を伸ばしてタージマハールに行ってきました。
電車が6時間遅れたり、事故に巻き込まれたりいろいろあったけど
仕事仲間と家族、母と一緒にこんな旅ができることはなかなか
ないので、すんげぇ楽しかった。
◆最後に
学校寄付するのは28,000〜32,000ドルくらいです。
僕の場合は300万円くらいでしたが、今ならなんと250万円!
円高万歳!
みなさんもおひとついかがですか?
金持ちほど税金を払うべき!
金持ち狙い撃ちニュースについて思うところがあったのでブログ書きます。
金持ちって誰だよ?って話しです。
この増税が意味がないことは、こちらをみていいただくとして、
僕はちょこっと視点を変えて書いてみます。
┃金持ち=高い年収ではない
よく、金持ち優遇政策だ!まずは金持ちから課税すべきだ!と
言われがちなんだけれどもちょこっとだけ考えてほしいことがあるんですよね。
それは、お金持ち=高い年収ではない、ということ。
お金持ち=お金をたくさん持っている人 なんです。当たり前だけど。
では、いくら持っていたらお金持ちなのか。
野村総研では、お金持ち(富裕層)=1億円以上持っている人 とされています。
┃2000万円稼いでも、お金持ちではないんです
2000万円稼ぎ続けるために勉強したり、本を買ったり、
セミナーに参加したり、パソコン買ったり、ちゃんとしたスーツを買ったり・・・
それなりに、お金を使うことが必要になってきます。
そうすると、10年たっても1億円どころか、5000万円も貯まらないでしょう。
年収2000万円をキープできたとしても、お金持ちになるまでに
20年以上かかる計算になります。
┃優遇されている金持ちはどこにいるのか?
年収2000万円でも、お金持ちには程遠いことになります。
それなのに、金持ち優遇はケシカラン!ということで狙い撃ちにされちゃってます。
おいっ!優遇されてないのに、なんでだ!
本当の金持ち、出てこいやぁ!
┃出てきたぁ! どんっ!
日本の資産がどこにあるのか!お金持ちはどこにいるのか?
出典:Chikirinの日記 その元になったデータまとめサイト さらにその基データ(総務省)
┃お金持ちは収入の高い人というより、年齢の高い人なんです
と、いうことなんです。
日本にある金融資産のほとんどを持っている彼らが優遇されていることは
間違いないんですが、もちろん、彼らが狙い撃ちにされることはありません。
年収が2000万円以上なのは、全体の1%未満
年齢が高い人は、全体の・・・・
もちろん、年齢が高い人の全員が資産が沢山あるわけではないと思います。
そういう人たちへのサポートこそ、僕ら若い世代がすべきなのは言うまでもありません。
┃まとめ
繰り返しますが、
お金持ちはとは、収入が高い人とイコールではなく、
資産がある人とイコールなんです。
もちろん、収入が高い人がそれに応じて納税するのは当然の義務です。
だからこそ、本当のお金持ちである、50歳以上の人にも負担してもらうべきだし、
これ以上先の世代に負担を押し付けるべきではないと思うのです。
そのためには、やっぱり消費税の増税しかないでしょうね。
沢山お金を使う人ほど、たくさん払う消費税こそが、
お金持ち狙い撃ちの課税強化になるんです!
年収の高い人のほうが、より消費する。
資産のある人もそれなりの生活をする。
やっぱり、金持ちほど税金を払うべきですよね。
消費税でさっヾ(=^▽^=)ノ
よーしっ!明日もたくさん稼いで、納税するぜっ!
モルジブに行ってきた!
成田からシンガポール経由で首都マーレ一泊。
翌日船で20分。THE南国、THEリゾートのソネバギリ到着。
◆モルディブ共和国って?
場所:インドの左下 (スリランカの南西)
南側は赤道を越えて南半球。今回は北側
歴史:
16世紀ポルトガル
17世紀オランダ
19世紀イギリス
1965年君主国として独立
1968年共和制に移行
統計:
人口: 31万人
総面積: 300km2
通貨: リゾートでは米ドル使用
1人あたりGDP: 5000ドル(観光がGDPの三分の一)
宗教: ほぼ100%の国民がイスラム教
ほとんどの島は無人島
詳しくは ウィキへ
◆面白いなぁと感じた特徴
その1:島ごとに機能が分かれている。
空港の島、ゴミの島、囚人の島、観光の島、ローカルの島などに分かれていて、観光客はローカルの島には入れない。
その2:空港や首都昨日のある島と、リゾートの島に時差がある。
たった20分しか離れてないのに時差1時間。
◆僕らが行ったのはラマダンの真っ最中
ラマダンはイスラム教徒が一か月間日の出ている最中に断食すること。日没から日の出までに食事を摂る。
食事さえできない貧しい者の気持ちを忘れないために、富める者も貧しい者も、同じように断食する。
◆さて、モルジブ
行ったのはココ→ソネバギリbyシックスセンシーズ
船でいざリゾートへ!
船の上で靴を脱ぐための袋を渡されるのだ。
「NO NEWS NO SHOES 」 というコンセプト
到着後のウェルカムしゃんぱーん^^ セレブかっ!
滞在中は常に裸足で過ごす
気持ちイイよー裸足って。
滞在したのはこんなところ。とにかく、きれいな海
水上コテージは島からちょっと離れてる。
近くでドンっ!
ハンモックが「ぽいっ」でしょ ^^
水上コテージに欠かせない船。引潮になると移動が制限される。
ま、泳いでもいけるし、浅いんだけどね。
この写真の奥に移ってるコテージまで足つくくらい。
スローライフなリゾート
もちろん、仕事もちゃんとしました。ネット若干つながりずらいけれど、Wi-Fiとんでます。
最後もシャンパンで締めてまいりました。
◆まとめ
資金も増えてきて、多少海外に行ってもいい休暇になるかんじで、最近はたくさん行きたいところに行けるようになりました。ありがたいことです。
高校生のころ、TBSの世界遺産という番組が大好きで、海外に行きたい生活をするんだ!と信じて生きてきました。屋久島に行った時に世界遺産の撮影クルーに偶然会うことができたのも、きっと想いが通じたんだと思ってます。
こういうリゾートも、雑誌の写真を切り取って部屋やトイレに貼ってあります。オーロラとか、砂漠とか、宇宙までもイメージしております。
毎日毎日その場所にいる自分をイメージしてます。
たくさんやりたいことや行きたい場所があります。生きてる間に全部叶えたいと、今回の旅で強く再確認しました。
◆ぼくのやりたいこと
「よりたくさんの人に、一歩踏み出せば夢は意外と実現するよっ」
ってことを知ってもらうこと。わかったもらうこと。
いまやってることも、その一環。トレードも、それを基にした会社でやってることも、全部その一環。
せっかく生まれてきた。それだけでも奇跡!
このブログ読めているあなたも含め、生きている人はそれだけで全員ラッキーな人。だからこそ、人生でやりたいことは全部やらなきゃ。
生まれてくることができなかった人、生きたいのに生きられなかった人、そして、これから生まれてくる人に自信を持って
『人生って素晴らしいぜ』ってことを伝えていきたいっす。
◆さて、トレーダーっぽいことも
けっこう海外行くのですが、ぼくが旅行から帰るとだいた円高になります。ヨーロッパ旅行時はユーロ172円、昨年のアメリカも1ドル98円・・・
さて、今回。旅行前は1ドル84円、1ユーロ108円。
このジンクス続くかな ^^?
ながくなりました。マンタとの写真もそのうち。