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2012年1月11日(水) 19:14 |
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中学生が寄宿舎で共同生活を開始
厳しい寒さの中、岡山県北真庭市の中学校で、雪のため通学が困難となる生徒たちが、寄宿舎での共同生活を始めました。
岡山県北、真庭市の蒜山中学校です。 校庭に1m以上雪が積もる中、両手に荷物を抱えた生徒たちがやって来ます。 冬の間、雪で通学が困難になる子どもたちが、3学期の開始とともに、毎年、学校の寄宿舎「碧雲寮」で共同生活しているもので、今年は5人が寝食を共にします。 10日、まずは4人が荷物を運び入れ、寄宿舎に入るための式に臨みました。 蒜山中学校の「碧雲寮」は1967年に開所され、自宅が学校から6km以上離れている生徒が利用できます。 多い時は約40人が共同生活してましたが、生徒数そのものが減少するなどして、ここ数年は十人前後となっています。 1年生の實原勇斗君は、初めての寄宿舎生活に戸惑いと期待を感じています。 3年生も高校受験に向けて規則正しい生活を送り、時間を有効に使いたいと話します。 5人の生徒たちは、掃除や食事の後片付けなども手伝いながら、3月16日までの約2か月間、互いに協力しながら生活することになります。
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