最終更新: 2012/01/12 00:43

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小沢一郎被告、書類へのサイン認めるも融資の意味を深く考えていなかったことを強調

民主党元代表・小沢一郎被告(69)が強制的に起訴された裁判で、裁判の最大のヤマ場となる被告人質問が東京地裁で開かれ、小沢被告は、収支報告書の作成への関与を全面的に否定し、あらためて無罪を主張した。
小沢被告は、収支報告書の作成について、「わたしの関心は、天下国家の話。経理関係は秘書に任せていた。収支報告書は一度も見ていない」と関与を全面的に否定し、捜査段階の供述調書で、元秘書が認めた小沢被告へのうその記載の「報告」についても、「ありません」と強い口調で述べた。
また、指定弁護士が、4億円を隠すための「偽装工作」と指摘する銀行融資について、小沢被告は、書類へのサインは認めたうえで、「わたしの用意した4億円で(融資を)やるのかなという軽い認識」と述べ、融資の意味を深く考えていなかったことを強調した。
そして、これまで説明が二転三転していた土地購入の際に提供した4億円の出どころについては、「親から相続した不動産や現金、それに出版物の印税、四十数年間の議員報酬など」と、くわしく説明した。
弘中 惇一郎弁護士は「あしたの午前中が本格的な質問だと思いますので、気を引き締めてやっていきたいなと思っています」と述べた。
被告人質問は、11日も行われ、指定弁護士が事件についてさらに詳細な説明を求めるものとみられる。

(01/10 21:31)


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