ＡＫＢ“黄金世代”が成人式　高橋「はたちがはたち（２０人）」

　人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８と姉妹グループで２０歳を迎えた１９人が９日、東京・神田明神で成人式を行った。赤を基調としたあでやかな振り袖姿を披露した前田敦子（２０）は、「大人の女性になる日なんだなと思うと、身が引き締まる思いがした」と大人を実感。柏木由紀（２０）、高橋みなみ（２０）、板野友美（２０）ら総選挙上位が顔をそろえる“黄金世代”がグループのさらなる飛躍を誓った。

【写真】あっちゃん、ともちん、たかみな…ＡＫＢ“黄金世代”の成人式

　ＡＫＢグループの“黄金世代”が“大人”になった。ＡＫＢの１５人に姉妹グループ、ＳＫＥの５人を加えた２０人が成人式を迎え、参加者には前田を筆頭に柏木、高橋、板野ら人気メンバーがズラリ。昨年の選抜総選挙上位８人中、半分の４人が顔をそろえる豪華な式となった。

　式では仕事の都合で欠席したＳＫＥ４８の桑原みずき（１９）をのぞく１９人が、スタイリストが見立てた、色とりどりの晴れ姿を披露。ＡＫＢのキャプテン・高橋は「はたちがはたち（２０人）いたよぉ〜」とはしゃぎ、前田は、ＡＫＢメンバーが誰も免許を持っていないことを踏まえ、「運転免許を取りたいです！！」とノリノリだった。

　着付けなどの準備のため、メンバーが神田明神から約５００メートルの“本拠地”ＡＫＢ４８劇場に入ったのは夜も明けない午前３時半。午前７時に会場入りしたが気温２度の極寒にもかかわらず、集まった約１００人のファンも、祈とうを終えたメンバーを「おめでと〜っ！！」と祝福。

　８０社計２００人の報道陣を前に、２０歳になった実感を問われた前田は、「ブログでお酒のことが書けるようになったことですかね」と笑顔。５日付のブログでは高橋とヒレ酒に初挑戦したことをつづり、「まだまだお酒は初心者ですけど、大人になったと感じた」と感慨深げだった。

　昨年末のレコード大賞を「フライングゲット」で受賞するなど、成長を続けるＡＫＢ。結成７年目を迎え、“黄金世代”の役割は重くなる一方だが、先頭に立つ前田は、「どこまでもレベルを上げていかないと。もっと歌もダンスも頑張っていかないといけない」と“大人の誓い”を立てていた。


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