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【プロ野球】

中島 現状維持でサイン ポスティングは「厳しい」

2012年1月11日 紙面から

 ポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ・ヤンキースとの入団交渉が破談した中島裕之内野手(29)が10日、西武ドーム内で西武との契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億8000万円プラス出来高払いでサイン。西武残留が正式決定した。

 中島は契約更改後の会見で「気持ちは切り替わっている。このオフは(報道陣から)隠れていたので、旅行で(ニューヨークに)行けて良かった、と思うようにした」と努めて明るく振る舞った。

 入札制度への思いを問われると「僕は直接交渉していないので何とも言えないが、システムは(選手側に)厳しいかもしれない」と声を絞り出した。昨オフの岩隈(マリナーズ、当時楽天)に続くポスティング移籍破談劇。最高額で入札した1球団としか交渉ができないシステムに、中島は不満を口にした。

 中島側が提示された条件は当初、1年契約の年俸80万ドル(約6160万円)。「お金は別に。なんぼでも行こうと思った」と低年俸からのスタートを決意していたが、交渉の過程で、MLBの新人選手と同様に6年間はFA権を行使できない条件が追加提示されたという。

◆「また挑戦したい」

 「挑戦できるときが来たらまた挑戦したいけど、今年はそのタイミングではなかったのかな、と思う。一生懸命、チームのために、日本一になるためにやりたい」。快く送り出してくれたレオ党に精いっぱい応える覚悟だ。(谷光太郎)

 

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