日蓮正宗では四十万円程度では御戒名に院号を頂けない、とする風説がインターネット上で創価学会会員によって流されている、とのお知らせを頂いた。
この風説は全く事実ではない。私は何度も述べたことであるが、日蓮正宗には戒名料そのものが存在しないのである。また他宗派のように院号料も存在しないのである。
拙稿の中で私は、
新興宗教創価学会では「日顯宗(日蓮正宗)では戒名料をぼったくる」などと宣伝しているが、それはまったく事実ではない。ウソである。
なぜなら日蓮正宗には戒名料そのものが存在しないからだ。これは日蓮正宗で葬儀を出した家の者なら誰でも知っていることである。
池田大作氏の次男・城久氏が二十九歳で夭折されたが総本山から立派な戒名を頂いている。北条浩第四代会長も戒名を頂いている。即ち日蓮正宗に戒名料そのものが存在しないことは、創価学会上層部の者は知っているのである。知っていながらウソを宣伝しているのが創価学会である。
筆者の親戚が亡くなった時に立派な戒名を頂いた。他宗の参列者の方が戒名料を心配されたので「日蓮正宗には戒名料なんてありませんよ」と筆者は答えたら、驚かれていた。他宗の戒名料では「三桁(百万円単位)はする」上に、「戒名のランクによって普段の寄付金(供養料)や協力金の金額が異なる」そうであるが、日蓮正宗にはそのようなことはない。 |
と、述べたが、これは事実である。
また御葬儀の御供養も金員は檀信徒各自の信心と資力に委されており、金員の多寡により御戒名が変わることはない。それとも戸田家、池田家や北条家では多額の金員を御僧侶より要求され、多額の御供養の奉納を強制されたとでも云うのであろうか。
戸田城聖氏の御戒名は「大宣院法護日城大居士」である。大宣院は院号、法護は道号、日城は日号、大居士は位号である。北条浩氏の御戒名は「宣正院浩徳日基大居士」である。また池田大作氏が喪主を務められたであろうか、次男・城久氏の御戒名は「大心院法久日賢居士」である。何れの御戒名も他宗派であれば、戒名料は「三桁(百万円単位)はする」であろうか。
しかしながら日蓮正宗には戒名料もなければ、御供養の金員多寡によって戒名が異なることはないのである。社会的な立場も多少は考慮されるとは思うが、故人の生前の信心、喪主の信仰姿勢によって異なるのである。
日蓮正宗では御戒名や御葬儀に纏わる美談は枚挙に遑がない。例えば経済的に貧しく、御供養できなかった喪主が、故人に立派な御戒名を授けて頂いて感激され、寺院参詣の度に持参した布巾で受付の机を拭くようになり、身供養されたとの美談はある年齢以上の檀信徒であれば御存知の方もおられよう。
また
拙稿「常時生き生きとしたお樒」の中でも紹介したことであるが、御供養の包みの中が青々としたお樒の葉っぱが三枚だけの御婦人の美談もある。日蓮正宗では多額の戒名料をぼったくる、葬儀で僧侶が多額の御供養を請求する、後で多額の請求書が届く、等々の事実無根の風説を流布する者は、御僧侶のお慈悲と御遺族の誠心を冒涜する者である。(余談であるが、平成三年四年頃、創価学会から脱会されて法華講員になられた方に「お山に行くと後で高額の請求書が届くから、登山してはならない」云々と脱講を呼び掛けていた創価学会会員もいたが、斯様な嘘をよく思い付くものだと驚きを禁じ得ない。しかも法華講員が御登山すれば直ぐにばれる嘘である。)
仍って、日蓮正宗では四十万円程度では御戒名に院号を頂けない、とする風説は事実ではないことを断言する。
それからインターネット上に「日蓮正宗 VS 富士学研究・黒川和雄」、「日蓮正宗 富士宗学 黒川和雄」、「日蓮正宗・富士宗学問研究 黒川和雄」、「日蓮正宗 富士宗学問 黒川和雄」などの文言が溢れているともお知らせ頂いた。全く迷惑な文言である。
黒川和雄君の氏名が現在でも日蓮正宗妙輪寺の信徒名簿に残っているのかは定かではないが、少なくとも日蓮正宗檀信徒を執筆者とする冨士宗学研究ブログは反宗門的在家主義者の黒川和雄君とは全くの無関係である。また私共、日蓮正宗檀信徒・法華講員は黒川和雄君と同じ範疇で括られることは甚だ不本意であり、日蓮正宗とは全く別のネット活動を教義とする在家宗教を立教された宗教家としか思われていないことを附言するものである。インターネット上の言動は佛道修行ではなく、実際に菩提寺を帰命依止の当詣道場とし、現実に指導教師様のお示しになられた指針に順って講中活動し、現実に唱題行を実践する者が日蓮正宗檀信徒・法華講員であり、宗務院と指導教師様の御許可を得ずにネット布教をしても佛道修行ではない、それが日蓮正宗の立場である。よって日蓮正宗の立場に違背する者と同じ範疇で括られることは不本意の極みである。
- 2012/01/10(火) 07:00:00|
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