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【社会】

「たべっ子どうぶつ」箱が将棋に 女流棋士が考案

2012年1月11日 10時21分

どうぶつしょうぎになった「たべっ子どうぶつ」を持つ北尾さん=新宿区で

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 ロングセラーのビスケット「たべっ子どうぶつ」のパッケージに二月上旬から、新宿区の女流棋士北尾まどかさん(31)が考案した「どうぶつしょうぎ」が登場する。パッケージが将棋盤と駒に変身するようになっており、北尾さんは「おやつを食べながらお母さんと将棋も楽しんで」と話す。 (松村裕子)

 どうぶつしょうぎは十二升の盤とライオン、ゾウ、キリン、ヒヨコの計八個の駒を使う子ども向け将棋で、北尾さんが二〇〇八年に考案した。たべっ子どうぶつはギンビス社(中央区)が一九七八年から販売している動物の形をしたビスケット。動物の英語名が記され、英語の勉強にもなる。

 特別パッケージは、箱の裏側が盤、側面が駒になっており、切り取って将棋を楽しむことができる。内側に遊び方が記載されている。

 昨年夏、同社から共同企画を持ち掛けられた北尾さんは「小さいころから将棋に親しんでほしい」と快諾。「たべっ子どうぶつは私も子どものころ好きだった。ビスケットでどうぶつしょうぎに関心を持った子どもはきっと将棋にも興味をもってくれる」と期待を込める。

 一箱百十円。限定約百二十万箱で、三月中旬まで全国のスーパーなどに並ぶ。

(東京新聞)

 

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