現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. 医療・健康
  4. 医療・病気
  5. 記事
2012年1月9日1時1分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

福島の18歳以下医療費無料化、首相が検討の意向

 野田佳彦首相は8日、東京電力福島第一原発事故の「収束宣言」をしてから初めて福島県を訪れた。首相は、県内の18歳以下の医療費無料化について「大変重要な課題と受け止めさせていただいた」と、検討する考えを記者団に表明。政権内で調整していく方針だ。

 18歳以下の医療費無料化は、福島県が求めている。放射線被曝(ひばく)への懸念から子どもが県外に避難しているため、人口の流出を防ぐねらいがある。この日、野田首相と会談した佐藤雄平県知事が改めて要請した。

 経費は年間100億円弱と試算。だが、政府の復興対策本部は「線引きが難しく、風邪なども含めれば財政負担も多額になる」(幹部)と否定的だ。8日の福島復興再生協議会で、首相は「政府内にもいろいろな意見がある。難しい問題だ」とも述べたという。

検索フォーム

おすすめリンク

福島原発事故という「大失敗」から、私たちは実りある教訓をくみ取れるのだろうか?

激震と大津波はローカル鉄道も切り裂いた。そのとき何が。風光明媚な観光路線は復興できる?

収束の道筋が見えぬ原発事故。巨額の損害賠償を背負う東京電力に国有化の危機が忍び寄る。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

病院検索

powered by cocokarada

  • 診療科目から
  • 歯科医院

総合医療月刊誌「メディカル朝日」

アピタル 公式ツイッターアカウント