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事件
【連続不審死初公判】詳報(6)練炭や着火剤…。目の前の“殺害道具”にうなずくも無表情崩さず
検察官「パソコンには被告人とのメールのやりとりがあり、交際していることが分かった。当日の状況を踏まえ、自殺ではなく、他殺と判断した」
《検察官の軽快な声が響く。木嶋被告は表情を変えない。検察官は、その後の捜査経過を説明し、第3冒頭陳述を終えた。すると、ここで弁護人から異議が唱えられた》
《検察官が配った紙にチェック欄があり、検察官の立証が正しいと思ったときなどは印をつけるなどしてほしいとした点について攻撃する。弁護人は、弁護人の反証や、その後の裁判員の評議を経て事実が認定されるべきであり、チェック欄に印を付けることは、削除すべきだと主張した》
検察官「あくまでも便宜上のことであり、チェックを強制するものではない」
《検察官は反論し、大熊裁判長も、検察官の意見に乗り、弁護人の異議を却下した》
《続いて、検察官が第3冒頭陳述を裏付ける証拠を裁判員に提示する。現場の写真や見取り図、所持品の中身のほか、実際の大出さんの遺体の写真も示す》
《さらに、練炭コンロや練炭、着火剤は実物を裁判員らに示す。そして…》
検察官「被告にも示します」
《検察官は、木嶋被告に殺害に使ったとされる道具を目の前で示す。木嶋被告は「うんうん」と軽くうなずいただけで、無表情を貫いている。そして、再び休廷に入った》
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