事件【連続不審死初公判】詳報(4)木嶋被告、「性交渉の不一致」で次々別れる 婚活サイトで男性探し+(2/4ページ)(2012.1.10 14:30

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【連続不審死初公判】
詳報(4)木嶋被告、「性交渉の不一致」で次々別れる 婚活サイトで男性探し

2012.1.10 14:30 (2/4ページ)連続不審死初公判
木嶋佳苗被告(高校の卒業アルバムから)

木嶋佳苗被告(高校の卒業アルバムから)

 弁護人「もう一つは、3人の男性を殺害していないということです」

 《弁護側は徹底抗戦の構えで、木嶋被告の生い立ちからの説明に入る》

 《それによると、木嶋被告は昭和49年に北海道で生まれた。妹2人と弟1人の4人兄弟で、高校卒業と同時に上京し、さまざまな職についたという。転機は平成14年で、千葉のリサイクル会社に勤めたとき。株の取引の手伝いや掃除や買い物などをこなすうちに、経営者から気にいられたという》

 弁護人「息子の嫁になってくれといわれたこともあった」

 《そして、給料だけではなく、生活費の面倒もみてもらうようになった》

 弁護人「木嶋さんは、そのころ、円形脱毛症など悩まされていたが、診察費も面倒をみてもらっていた。次第に甘えが出るようにもなっていた」

 《カードでの買い物も頻繁に行い、エステ通いやタクシーを使うこともあったという。ただ、平成19年に経営者が突然体調を崩して死亡。支援者を失う》

 弁護人「平成20年、33歳になった木嶋さんは、将来のことを考え、結婚相手を見つけたいと思うようになった」

 《弁護人は続ける。木嶋被告は同年5月、婚活サイトに登録。長年の甘えから経済的に頼れる人を探し3人の男性と交際をスタートさせた。最初に知り合ったのが寺田さんだった》

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木嶋佳苗被告の初公判で、傍聴券の抽選を受けるタグを受け取るために集まった人たち=10日午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告の初公判で、傍聴券の抽選を受けるタグを受け取るために並ぶ人たち=10日午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告初公判で、傍聴券の抽選を受けるタグを受け取るために集まった人たち=10日午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告の裁判員裁判初公判が開かれる法廷=10日、さいたま地裁(代表撮影)
初公判のためさいたま地裁に向かう木嶋佳苗被告を乗せた車両=10日、午前、埼玉県さいたま市(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告を乗せてさいたま地裁に入った車両は、カーテンに覆われ動きはわからなかった=10日午前、埼玉県さいたま市(小野淳一撮影)
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