- [PR]
事件
【連続不審死初公判】詳報(3)偽名を使ういびつな交際にパトロン… 自らの生活維持に男性利用
検察官「被告は平成20年5月ごろ、13万円の家賃と30万円のクレジットカードの支払いに追われていた」
《検察官はパトロンの男性が死亡した後、急激に困窮したことを具体的に説明。その結果、同月ごろ、結婚紹介サイトに登録し、知り合った寺田さんらから、学費などの名目で次々と金をもらっていた状況を明らかにしていく》
検察官「被告は平成17年ごろから19年後にかけてハルシオンを入手した。また、21年2月ごろには、練炭やコンロを購入した」
《犯行の動機とともに、その後、犯行に使用する練炭やコンロをネットで次々と購入したことを説明。その上で、大出嘉之さん=当時(41)=や安藤さんの遺体から、被告が入手したものと同一の催眠導入剤が検出されていたことなどをひとつひとつ裁判員にわかりやすいように説明。その上で、大出さんら3人を殺害したとしたと結論付けた》
検察官「これまでの説明についてすべて記憶する必要はありませんが、今後の審理の際にメモを見ながら確認していただきたい」
《長時間の検察官の説明に、裁判員らもやや疲れた表情をみせる》
裁判長「これから休憩します」
《傍聴席を埋めた傍聴人らから「ふーっ」というかすかなため息のような声が漏れた》
連続不審死初公判のニュース
このニュースの写真
- [PR]
- [PR]