事件【連続不審死初公判】詳報(2)「避妊しなくても構わない」 肉体関係ちらつかせ現金せがむ+(1/3ページ)(2012.1.10 13:03

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【連続不審死初公判】
詳報(2)「避妊しなくても構わない」 肉体関係ちらつかせ現金せがむ

2012.1.10 13:03 (1/3ページ)連続不審死初公判
木嶋佳苗被告(高校の卒業アルバムから)

木嶋佳苗被告(高校の卒業アルバムから)

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 (10:15~10:45)

 《首都圏の連続殺人事件で練炭自殺に見せかけ男性3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)に対する裁判員裁判の初公判(大熊一之裁判長)は、検察側の起訴状の朗読が続いている》

 《木嶋被告は、婚活サイトを通じ、詐欺相手を物色していたとみられる。そして、詐欺が発覚し、現金の返済を迫られると、男性を殺害していたという。“死の方程式”。木嶋被告の一連の犯行は、こう表現されることもあった》

 《木嶋被告が問われているのは、殺人に加え、詐欺や詐欺未遂、窃盗など計10事件。検察官は、窃盗についての起訴状を読み上げた後で、いよいよ殺人事件の事実に踏み込んだ。木嶋被告は窃盗については事実を否認した》

 検察官「それでは、平成22年11月19日付の起訴状を読み上げます」

 《起訴状などによると、木嶋被告は21年1月、東京都青梅市のマンション室内で、こんろ6つに入れた練炭を燃やし、睡眠状態におちいらせた、交際相手の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=を殺害したとされる》

 《検察官に続き、大熊裁判長が、木嶋被告に殺人についての事実を尋ねる》

 裁判長「この件については、どうですか」

(次ページ)睡眠状態にしたことも、練炭を燃やしたことも…

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木嶋佳苗被告の初公判で、傍聴券の抽選を受けるためのタグを受け取った人たち=10日、午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告の初公判で、傍聴券の抽選を受けるタグを受け取るために集まった人たち=10日午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告初公判で、傍聴券の抽選を受けるタグを受け取るために集まった人たち=10日午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告の初公判で、傍聴券の抽選を受けるためのタグ受領を待つ人たち=10日午前、さいたま地裁(小野淳一撮影)
初公判のためさいたま地裁に向かう木嶋佳苗被告を乗せた車両=10日、午前、埼玉県さいたま市(小野淳一撮影)
木嶋佳苗被告を乗せてさいたま地裁に入った車両は、カーテンに覆われ動きはわからなかった=10日午前、埼玉県さいたま市(小野淳一撮影)

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