心理カウンセリングやヒプノセラピー(催眠療法)もやっている精神科医です。内科経験もあり。メンタルヘルス、人生のこと 、思索、エッセイ、旅、音楽、ギター、ひとり言 etc.  息抜きに読んで頂ければ幸いです。3.11以降は、原発関連の情報中心です。
     植草一秀氏や小沢一郎氏に対するデッチ上げ・冤罪事件以来、社会・政治批評や政治活動に関わる人々の間では、行政・警察・司法一体となった卑劣な社会的「抹殺」のやり口に対する警戒心は高まっていた。

     多くの体制批判的なジャーナリストや活動家も、「できるだけ電車を使わない」のが常識とさえなっている。「痴漢」容疑でデッチ上げ逮捕される恐れが高いからである。

     逮捕・送検された足立氏も、当然警戒していたはずである。私は何度か、脱原発関係の講演会場で彼の姿を見かけたし、同じ地元の人でもあり、名前もよく聞いていた。なので、彼をよく知っている人にとっては、今回の逮捕・送検は、明らかにデッチ上げだと分かる。

     地元、朝日新聞・筑豊版の記事を読めば、この「事件」がいかにでたらめか、とても分かり易い。


    逮捕


     もちろん現行犯逮捕などではない。「被害者」(そんなもの存在しない)の訴えや証言もない。大晦日の真っ昼間、一年のうちで最も人波でごった返しているスーパーの中で、「目撃した人が店員に連絡した」ことだけを根拠に、裁判所が逮捕状を出した(通常逮捕)ということである。
     常識的に考えてみて欲しい。誰かが「店員に連絡した」。それだけで逮捕・送検され得るならば、法律など無いに等しい。例えば私が、個人的に恨みのある人物のことを、「あの人が、女性に触った」と店員に告げれば、警察が動いてその人を逮捕するわけだ。そんなことが日常的にあり得るなら、裁判所と警察は無数のデッチ上げ通報で忙殺されることになるだろう。

     はっきり言うが、警察は怪しい死体や犯罪でも、できるだけ「事件」化したくないので、自殺や病死、「精神病」扱いにしたがる。兄に暴行を受けた知的障害の妹を、精神病院に強制入院させたという事例さえある。寝食に困った初老の男が「精神病」を装って、警察に保護されて精神科病院に来院したこともある。私の知る限り、この地域の警察はそうである。

     「女児のお尻をスカートの上から触った」と「目撃者が店員に連絡」した。そんなことで、警察や裁判所が動くわけがない。

     これは明らかに公安・警察・裁判所が一体となって仕組んだデッチ上げ逮捕・送検である。

     ご本人やご家族とは直接面識が無く、ご了解頂いてはいないが、敢えて実名を明記させて頂きました。というのも私は足立氏の潔白を信じているし、罠にかけられたご本人の気持ちもよくわかる。そして、彼がこの「政治弾圧」を決して曖昧にすることもないと信じるからである。

     大企業や政治家だけでなく、司法や警察までがこんな行状に出るのであれば、私たち国民が生き残るための道は、極めて限られてくるということを、分かっているのだろうか?!

     本当に新年早々、怒髪天を衝く思いだ。


    「植草一秀の『知られざる真実』」

    「検察批判&脱原発の市民活動家を痴漢容疑で逮捕、3日間勾留 被害者が語る事件全容と防御法」

    「公安警察5名の謀略部隊が電車内で「痴漢事件」をでっち上げて市民活動家を逮捕!」






    【2012/01/06 11:23】 | 原発
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