2012年01月09日

女救世主 魔法使いのイシス

イシス靴鮟颪い討い燭里任垢、途中保存を忘れ、書き終わりの頃にすべて消えてしまいました。
たいへんショックですが、気を取り直して書き直します。
その代わり、文章が途中でも何度も保存をかけようと思います。
休みも今日で終わりなので、またしばらくは日曜ぐらいしか書けないかもしれませんので。
伝えておかなければならない事、書かなければならないことはあり余るほどあるのですが。

さてと、もう一回・・・


オシリスは王となりエジプトを支配していたのですが、
兄弟のテュポンがその命を狙っていました。

テュポンは宴会を開き、その余興として人型棺を宴席に持ち込み、
言葉巧みにオシリスを棺桶の中に誘導しました。
あとでオシリスはテュポンにバラバラにされますが、
この故事に倣い、マジックの人型棺切断ショーが生まれたのでしょう。

棺桶にオシリスが納まると、
テュポンはすぐさまボルトを打ち込み、
オシリスを川に流してしまいました。

イシスはこの事件を聞くと髪を切り、
オシリスを求めて各地を彷徨いました。

オシリスの棺桶は例によって、
フェニキアのビブロスに辿りつき、
ヒースの木が棺桶を包んで立派な大木に生長しました。
その木が目に留まったビブロス王によってオシリスの木は伐られ、
王宮の屋根を支える柱として使われました。

イシスはこの事を知ると、
まず王妃に取り入って、王子の乳母として王宮に潜り込みました。

イシスは王子に乳を与えず、
その代わりに、夜になると小さな王子を火の中に置き、
王子の死すべき部分を焼いていました。
王子を不死の身、すなわち新たな神へと変容させるためでした。

ところが、その様子を見てしまった王妃のアスタルテが大声を上げてしまいます。
するとイシスは、あのドラクエにおいてラーの鏡によって映し出された時の偽国王のように、
「みたな〜!」と言うと、その正体を現します。
小さな王子はこれらのショックで死んでしまいました。

イシスは王子の死などお構いなしに、
オシリスが納まった王宮の柱を要求し、
上の王子を連れて王宮を出ました。

イシスがオシリスの棺桶にすがりついて泣いている様子を王子が見ていました。
すると女神はまたしても、「見たな〜!」とばかりに王子を「死の眼差し」によって睨み返しました。
その途端に上の王子も死んでしまいました。

古代フェニキアやユダヤでは、
たとえ王族であれ、子供たちが焼き尽くす生贄にされていました。
その様子は聖書にも書かれています。
子供たちを生贄として焼くことで、
古代ユダヤ人やフェニキア人は悪霊の心を宥め、
戦争での勝利を願いました。

現代の戦争もこれと同じです。
子供を焼き尽くすということは、
戦場で死んでゆく若者を意味しているのです。
両親から見れば、この若者はまだ子供であって、
荒ぶる神々はこうした若者たちの犠牲を求めているとされてきました。
イシスの王子殺しの意味は、「子供たちを生贄として捧げよ」と言う意味なのです。


それが神の、人間が増えすぎて食料に困ることのないようにと考え出してくれた、
「深い愛」「神の計画」「アジェンダ」だと言うのです。
新約聖書にはそう書かれています、ヨハネの黙示録などに。
イシスの受難物語もこれとまったく同じです。

このエジプトにおけるイシスの神話と、
ギリシャのおけるデメーテルとペルセポネの神話が、
まったく同じ構成によっているということは、
神話や秘密結社好きの方であればすぐに気づくことでしょう。

フェニキア人はこの神話マニュアルとして使い、
王妃テレパッサをギリシャに派遣して、
エレウーシスの密儀を流行させ、
ギリシャ人の精神を支配したのです。
それこそがイシスの魔術の目的でした。

肉体の部分を焼くということは、
肉として、人間として生きる欲望、
すなわち生きたいとかいう生物としての欲求を捨てることを意味します。
哲学の思想や、仏教にも見られる空の思想に繋がります。

神の世界には善悪がないそうです。
(私はそうは思っていませんが、彼らの感情のない神はそうなのでしょう)
それは人間の道徳観から生まれたものです。
イシス密儀参入者は、その肉体部分の要求である、
善と悪などの観念を捨てることを求められます。

それが死すべき人間も神に等しいものとなるという、
あのフリーメイソンの精神なのです。
悪も善もこの大宇宙の法則に適っていると、
人間を殺しても、それは罪ではないということになるでしょう。
それは人類にとって必要な要素とされているからです。

私はイシスという女神が良い神であるとは思っていません。
こうして人間の間引きをこそこそと行っていたので、
魔術は悪しき悪魔が執り行う儀式とされ、
呪われた術とされてきたのでした。

しかし、現代の日本、そして世界でも魔術が復権し、
世界をその呪いの網にかけています。
「人間を採る漁師にしてやろう」とはそういうことです。
そういう意味では、キリスト教もまた魔術に他ならないのです。

私は何の根拠もなく、また、ただ当てずっぽうでこれらの事を言っているわけではありません。
確かに私はこれらのことについて霊感が人より働きますが、
それは生まれ持っている能力だけではなく、
私が数多くの書物などによって確かめてきたから言えるのです。


それも複数の書物を内容を確かめ、比較検討しながら、
これらの事実を引き出しています。
今も私の膝元には、約20冊ほどの本が置いてあります。
勿論、多くの場合は本を読まずに書いているのですが、
こうした歴史の記録の中に埋もれ、
数少ない人の中で受け継がれてきた秘密は、
どの本にもチラリ、としか出ていないことが多いので、
忘れていることがほとんどです。
それを、確かこの本にこう書いてあったなとか言う具合に、
細い記憶の糸を辿りながら今日は書いています。

なにせ、イシスは魔女だと認められてはいますが、
誰にも愛された素晴らしき魔女であり女神だったと、
どの本にも書かれているのですから。

そうした創り上げられた固定観念をぶち壊すべく、
私はこの女神が行う魔術の恐ろしさを、
本とは全く別の、ベイルをかけていない真実を皆さんに訴えようと試みているのですから容易なことではありません。
私はイシスと違い神ではなく、ただの人間ですから。


以下はマンリー・パーマー・ホール著「世界の密儀」からの引用です。
ホールは私のブログには時々登場しますが、日本人のほとんどが知らないでしょうし、
まして彼の本を読んだことがあるという人は、日本に多くても1万人もいるでしょうか?

ホールはフリーメイソン32階級であり、名誉法院のナイト・コマンダーという高い地位を与えられ、
サンフランシスコに「哲学探究協会」を創設しています。
メイソンは古代の密儀を継承する団体なのですが、
私が常々主張しているように、「古代の密儀=宗教と哲学は同じで、ひとつである」ということの証ともなるでしょう。
このことを一般の人は、特に日本人はまったく理解できていません。
ですから日本人はメイソンからも相手にされていないのです。
特に密教以外の在家の仏教徒はメイソンに向いていません。
それは「善」の観念が強いからなのです。

宗教も哲学もその究極の目的は同一で、
人間の精神を肉体から切り離して霊的活動に専念させ、
人口の抑制を図るという唯一の目的のために、
彼らはこれらの教えを広めてきましたが、

一般人にそのまま教えてしまうと理解できず、
「あの宗教は悪魔教だ!」とか、「この人でなし!」などと大騒ぎになってしまうので、
その教えを三段階分け、または33階級というとてつもない上下関係によって、
「こいつなら、ここまで来たら教えても大丈夫」という核心に至ったとき、
初めて真相が明かされるという仕組みになっています。
それも言葉ではなく、「象徴」によって。
ー私のような人間には、ぜったいに奥義が開示されることはないでしょうな―

ホールは孤児であり、メイソンの保護によって育てられたとも言われています。
そういった意味でこの思慮深い男は、プラトンが説く哲学国家の申し子的人物であったとも言えますし、もしホールがもっと攻撃的な性格であったなら、
ロムルスのように20世紀の世にあって大暴れしたかも知れません。

けれど、ホールの本を読む限りでは、
確かにメイソンではあるけれど、非常に知的で博学な学者という印象を受けます。
それゆえに、フリーメイソンについて我々が知らない有用な知識を与えてくれます。
私はメイソンだからすべて悪人だと思っているわけではありません。
何も知らないで入っている人もいるでしょうし、
この団体に問題があるのであり、企業にも悪しき企業があるように、
それと知らずに就職することもあるでしょうから。
ただ、メイソンの教えに追随している人間を友人として信じるわけにはいきませんが。



「私は、全世界の愛人イシス、私はヘルメスに教えを受け、彼とともに諸民族の文字を考案した。
それぞれの民族が独自の文字を使って書物を書くようにするためである。
私は人間に法律を与え、何人もこれを変えてはならないと命じた。
私はクロノスの長女である。私は王オシリスの妻であり姉妹である。
シリウスに生まれるのは私である。女たちの女神と呼ばれるのは私である。
天を地から分けたのは私である。私は星への道を示した。私は船を操る術を考案した。
ー以下省略ー」


イシス 世界の乙女

セイスのイシスの象徴と属性をもってヘルメス象徴主義を語るのはふさわしいことである。
彼女はセイス市の神殿の正面にある次の碑文、
「我イシスはかつてありしもの、あるもの、あるであろうもののすべてである。
いかなる人間も我を明らかにすることはない」で有名である。

プルタルコスは、多くの古代の著述家はこの女神がヘルメスの娘であると信じていたと主張するが、
プロメテウスの子供であるとする意見もある。
両者は伴に半神であり、その神的は知恵で有名である。

彼女と彼らの結びつきが単に寓意なものではないことは大いにありうる。
プルタルコスはイシスという名前を、知恵を意味するように訳している。
ゴッドフリー・ヒギンズは『アナカリュプシス』の中で、イシスという名前がヘブライ語のイス(イソ)とギリシャ語のゾーオー(救う)から由来するとしている。
―中略ー

彼女は一万もの名称を持つ女神として知られ、
キリスト教により「処女マリア」へと変身された。
なぜならイシスは、「太陽」を中心とするすべてのものに生を与えながら、
伝説によると処女であり続けたからである。

『黄金の驢馬』大十一巻でアプレイウスは、この女神の力と属性を次のように述べている。
「身よ。・・・私は汝の祈りに心を動かされ汝とともにある。私は、『自然』、事物の親、
すべての元素の女王、時代の最初の子孫、最高の『神性』、死者の霊の王、第一の天人、
神と女神の両性を合わせ持つものである。

私は首を縦に振るだけで天の輝く頂き、海のさわやかな風、地獄の悲しむべき沈黙を支配し、
また私の唯一なる神性を、地球はこぞって多くの形のもとに様々な儀式と名前によって崇拝する。

かくして古代フリギュア人は神々の母ぺシナンティカ、アッティカ人はミネルヴァ、
海に浮かぶキュプロス人はパポスのウエヌス、
矢を放つクレタ人はディァな・ディクテュンナ、
三つのを持つシチリア人は地獄のペルセフォネ、
エレウシスの人々は古代の女神ケレスと私を呼ぶ。

またユノ、ぺロナ、ヘカティ、ラムヌシアと呼ぶ人もある。

『太陽』が昇るときその神なる最初の人光に照らされる人々、
すなわちエチオピア人、アリ人、エジプト人は古代の学問に熟達し、
完全にふさわしい儀式で私を祭り、私の真の名前を呼ぶ、
すなわち『女主人』イシスと」
―中略―

トロイ戦争は月の根女神の像を巡って戦われた。
女性ではなくこの月のヘレナのために、
ギリシャ人とトロイ人はトロイの門で戦ったのである。

「世界の密儀」マンリー・パーマー・ホール 人文書院より引用


このトロイにおける戦争が、
この後にも続いてゆく、アジアとヨーロッパの戦いの始まりでした。
世界は、月の女神を巡る戦争により二分されます。
―ダビデのルール―
イシスこそがその月の女神でした。

私はアプレイウスの黄「金の驢馬」を持っていないために、
残念ながらその断片しか読んだことはないが、
アプレイウスはイシスの密儀に通じていたため、
不十分ながら、イシス密儀を知りうる最高度の資料とされている。
アプレイウスも密参入者であったので、
密儀の核心を明かすことは許されなかった。
誰も死にたくはない。
その点プラトンは、本を使い、
ソクラテスに喋らせ、密儀の中の哲学的教えを開示して広めたのだった。


イシスは戦争を起こし、死んだ人間を冥府で迎えるという役割を担っていました。
しれが地獄のペルセフォネーと呼ばれた所以です。

また、イシスは聖書の神のように各民族にバラバラの言葉を与え、
互いの言っていることを解らなくしてしまいました。


こうして様々な書物がイシスを讃えていますが、
イシスは女主人とも書かれています。
そしてクロノス=イスラエル=ヤコブの長女とも書かれています。
そしてヘルメス=フェニキア人がイシスに魔術を教えた、
つまりエジプト人を支配するための奥義、魔術=言葉の技術と知識を与えたのでした。
政治的な知識であれ、宗教的な知識であれ、または医術、商業、幾何学など、
あらゆる知識を授けられ、そして言葉の使い方、
演劇で必要とされる身振りなどのゼスチャーが必要とされました。

これらのことを考慮すると、
イシスは、古代エジプトの女王ハトシェプストなどのイメージに近いと言えます。
まず女主人であること。
ハトシェプストの父はトトメス1世ですが、
トトメスとは、トート神=ヘルメス、
ですからヘルメスの子供というほどの意味です。
ハトシェプストもヘルメスの孫となります。

それ以外では、やはりツタンカーメンら第18王朝の時代でしょう。
実はこの時代のイメージが、イシスの誕生にピッタリ嵌ります。

イシスはピラミッドの女主人、つまりピラミッドはイシスのために建設された。
次に、エジプト人はピラミッドの建設を思い出し、
これらの建設強制した外国人侵略者を憎んでいた。

その憎まれていたオシリスがユダヤ人で、
妻のイシスもユダヤ人、その時代はやはりヨセフのヒクソス支配時代しか考えられない。
しかしイシス信奉者は、オシリスは逆にエジプトに秩序を与えたのだと言っている。

確かにこの時期エジプトは混乱していた。
だが、それも外国人侵入者によって荒らされていたからである。
ただ、ユダヤ人侵略者にして見れば、
エジプト人が混乱し、秩序無きカオスに陥っていたところを、
我々が行って矯正してあげたのだ、ということになるであろう。

現代経済を支配する、ユダヤ企業のヘッジファンドがアジアの通貨危機を起こした時に言った様に。


これらの外国人支配王のカルトーシュが削られてもおかしくないし、
外国からやってきた神を(アテン)を信仰させようとしたことも理解できる。
ただ、ツタンカーメンのカルトーシュが王名表にないことについては、
初めからそのような王様はいなかった。
あれはユダヤの壮大な作り話という可能性が私は高いと考えています。


それゆえエジプト人は、
ユダヤ人ら外国人侵略者を追い出した後、
彼らが作らせたピラミッドを見て、
王の名前を呼ばずに、「ピリティス!」(遊牧民の意)と侮蔑を込めて吐き捨てるように言っていたのです。

ユダヤ人はアブラハムの時代から遊牧民として各地を荒らしていました。
モーゼらがエジプトを追い出された後も、まったく同じことをやっていました。

侵略、略奪、殺人などによって、
ユダヤ人はパレスチナを占領していったのです。
その侵略物語が「聖書」などと、たいそうなカバーリングを施されて世に出回ることになり、
テレビに出る人間たちはこの恐るべき偽装についてまったく触れません。
そういう話題にはすぐに飛びつくはずのテレビ局が、なぜユダヤだけはご法度なんですか!

聖書ではなく、「ユダヤ人盛衰記」と呼ぶのが相応しいでしょう。
およそ、聖書などと呼べる内容ではありません。

もしこれが、殺人などを命令しない正しい神の物語であれば私は聖書というネーミングを信用します。
ですが、「他民族を滅ぼせ!」と命令する神を、
なぜ世界の一人々が、ユダヤ人でもないのに神=聖書などと呼ぶのでしょうか?


それは私たちが聖書と呼んだのではなく、
そう呼ばせるように、彼らが世界に広めたのです。

イシスはギリシャの女神アテナと同一視されています。
そのアテナは大叙事詩「オデュッセイア」の中で、
オデュッセウスに対してこう言っています。

「あらゆる策謀において、そなたを凌ぐ者があるとすれば、それは余程のずるく悪賢い男に違いない、
―いや、神とてそなたに太刀打ちできぬかも知れぬ。
そなたはなんという不敵な男であろう。
さまざまに悪知恵をめぐらし、策謀に飽くことを知らぬ。
自分の国にありながら、欺瞞や作り話をやめようとせぬ。

しかし今はもうそのような騙し合いはやめようではないか。
われらは共に術策は得意同士、
そなたは弁舌と知略にかけては、万人に卓越しておるし、
私もまた、あらゆる神々の中でも知恵と術策にかけては、
その名を謳われているのだからね」

「オデュッセイア」ホメロス著 岩波文庫より引用


この松平千秋氏の翻訳は勿論見事ですが、
少し表現が軟らかすぎるかも知れません。


「私はまた諸神の間で、知恵でも狡猾な企みでも名うての者です」
ミルチア・エリアーデ「世界宗教史」 ちくま学芸文庫より



このようにアテナ=イシスは、
知恵と言葉と身振り、手振りによって人間の精神を幻惑させ、
人々を戦争に引きずりこむという、恐るべき顔も兼ね備えています。
アテナはオデッセウスを侮辱しているわけではなく、
神にも等しいものとして賛嘆しているのです。
オデッセウスは20世紀ではヒットラー、
21世紀では橋下徹と言ったところでしょう。
「巧言令色少なし仁」をお忘れなく。

反面、普段は黄金の驢馬に出てくるような、
月の女神の優しさを持っていると書いてありますが、
私は人間として、魔術を使っていたユダヤ人王女イシスに、
月女神の徳と神性を与えるため、
後日付け加えられたものだと解釈しています。

魔女が真の神であるはずはないし、
それは、自分たちの祖先を人類の神に据えようとする人々の思惑によるものでしょう。
私は太陽と月が大好きで、他人から見たらちょっとおかしい人に見えるかもしれませんが、
いつも太陽に、「お日様、おはよー、今日もよろしく」とか、
「お月さん、今晩は」などと出かける車の窓から月や太陽を見ながら言っています。

それは私が子供も頃から太陽の下でばかり遊んでいたことと、
大人になってから、月の魅力をしったからなのです。
ですから、私はイシスが月女神であるなどと言う事は許せないのです。
月は、人間に優しい星ですから。
太陽が父、地球が母であることは密教徒ではありませんが異論はありません。
まさしくこの二つの星がなければ、人間も全生物も存在しないのですから。

さて、オシリスを殺したテュポンを、
息子とも言われるホルスが長い戦争の後に捕まえましたが、
イシスはその縄を解いて、テュポンを逃がしてしまいます。
おこったホルスは母親の首を刎ねました。

この物語を敵さえ許すと人と解釈すれば、観音菩薩的な思考も生まれます。
ただ、それは人間の甘い考えであって哲学の女神の本心は違います。


宇宙の調和というものは、ヘラクレイトスの申すように、
「竪琴と弓のように、互いに反対方向に張る緊張感」でしょうし、
エウリピデスの言葉を借りれば、
 
「善と悪が別々にあるのではなく、
両方が混ざり合ってちょうどいい加減になる」
のですから。

それこそ大昔の、神のことを考えた人や立法家たちから詩人から哲学者たちに伝えられてきた
考え方というのがあるわけでして、それは最初に誰かが言ったというようなものではなく、
それでいて、人々に拭い難く信じられ、それも言葉や人づてに聞いた話という形ばかりでなく、
ギリシャ人・異邦人問わず至る所で、
祭りの儀式や犠牲式などを通じても伝えらてきた、というものです。

「エジプト神 イシスとオシリスの伝説について」プルタルコス著 岩波文庫より



このように古代から現代まで、
宗教家や哲学者、政治家たちは、
「この世界には、善と悪が混じって丁度良い加減になるのだ」
最近流行っているスピリチュアリストたちも同じように、
日本の破壊や世界の破壊を求めています。

それが新世界を迎えるにあたっての、
絶対に必要な条件であるからだと言います。


こうした宗教家や政治家、哲学者、
そして悪の神の真理を私は受け入れることができません。

確かに人間には、間違った心が混じっています。
私も、けっして聖人君子のような生き方をしてきませんでした。

ですが、悪ならば悪として正々堂々と「悪しき行いで世界を変える!」
と言えばよいものを、
「私は正義であり、心優しいものである」などという語りを入れるから、
私はこれらの者共が詐欺師集団だと言うのです。

その事実が、オデュッセウスの所でよく語られていますね。

私たちは、悪しきものを神だと信じ込まされています。
現代にアクエンアテンやイシスが蘇ったのは、
彼らを先祖に持つ人々が、
自分のご先祖さんを世界的な神や人間として高めようとし、

さらに彼らが使った魔術によって、
人類を支配し、また間引きし、
自分たちの理想郷を作り上げようとしているからなのです。

Posted by tanpopo at 11:58  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

「シリウスに向かって飛べ!」  神か悪魔か イシス

「シリウスに向かって飛べ!」
言うまでもなく、スタジオジブリの名作『風の谷のナウシカ』の有名なセリフです。

シリウスは女神イシスの星であり、
イシスはまた、ナウシカのように青き衣を纏った大地の女神でした。

「その者、青き衣を纏いて、金色の野に降り立つべし、失われた大地との絆を結び、
ついに人々を清浄の地へ導かん」

宮崎作品のどれもが、密儀の教えや哲学がテーマとなっている、
それが宮崎作品を見続けてきた感想です。


清浄なるものとは密儀のイニシエーションを受けている者を言い、
清浄ではない、つまり不浄なる者とはわれわれ非参入者のことを言う。
聖書の創造主を悪魔とするグノーシス派は、自分たちを清浄なる者と呼んだ。
清浄の地とは、神の意思によって浄化されたこの地上世界、
聖書で言う「洪水後の世界」である。


崖の上のポニョとはいったい何のことか、
我々は一度よく考えてみるべきだろう。

以前にも書いたが、
ポニョの制作風景をまとめたドキュメント番組において宮崎駿監督が
「俺の物だとか、誰の土地だとか、いっそ洪水で全部流れてしまえば清々する」
などと言っていたことを、私は思い起こしてしまう。

確かに、欲深い現代人には耳の痛い話だが、
洪水後の日本では聞き流すわけにも行かぬ。
私は当初からこの発言を問題視していたが、
それから少し時間が経ち、本当に津波が日本を襲うとは思ってもいなかった。
宗教研究家としては、この事態を予知できなかったことは恥ずべきことだ。
そして、津波が起こることを予知していた人たちがいるということについて考えている。


古代エジプトやギリシャでたいへんな信仰を集めた、
イシス=デメーテル・コレーの儀式の聖地エレウーシスは、
キリスト教徒によって破壊された。
その破壊を先導したのはキリスト教の聖職者達だった。

地球海世界が軍事力によってキリスト教一色に染め上げられてゆく中、
イシス=デメーテル教徒らが、グノーシス派を形成していったと考えることは、
ごく自然なことだ。
キリスト教はローマ帝国やゲルマン民族の軍事力を利用し、
異教徒たちを抹殺していった。


レアはクロノスとひそかに契りあいましたが、
それが太陽神の知るところとなり、彼はレアの呪いをかけて、
いかなる月にもいかなる年にも子を産むことなかるべし、と申しました。

ところがこのレアをヘルメスが愛して交わり、
それから月と将棋をさして勝ち、
彼女の輝きから七十分の一を取り上げ、
その取り上げた七十分の一を五日として集めて、
360日に付け足しました。

この付け足された五日を、今日のエジプト人は閏日と呼び、
神々の誕生日として祝っています。

第一日目にはオシリスが生まれ、その誕生と同時に声が響き、
「万物の主なる神、光の中に進みたもう」、と言ったと申します。
テバイで水汲みをしていたパミュレという女が、
ゼウスの神殿からこの声が響いてくるのを聞いた、という人もあります。

この言い伝えですと、その声は
「大いなる王にして恵みの施し手オシリス、今生まれたまいぬ」、
と呼ばわったということです
そこでパミュレは、クロノスが委ねてくれたことでもあるし、オシリスを育てました。

人々はパミュレのために祭りを祝いますが、
それはディオニュソスに捧げる男根棒持の行列に似ています。

閏日の第二日目にはアルエリスが生まれました。
この神のことをアポロンと呼ぶ人もおりますし、
年長のホロとス呼ぶ人もあります。

第三日にはテュポンが生まれたが、体内に宿ったに日数も並ではありませんでしたし、
通常の産道から生まれたものでもなく、
轟音とともに母神のわき腹を突き破って飛び出しました。

四日目には水辺でイシスが生まれ、五日目にはネプテュスが生まれました。
ネプテュスはテレウテともアプロディーテとも呼ばれ、ニケとも呼ばれます。

オシリスとアルエリスの父親はヘリオスで(太陽)、
イシスの父はヘルメスで、
テュポンとネプテュスはクロノスの子だと申します。

こういう次第ですから、エジプトの王たちは閏日の三日目を忌み日と決め、
執務もしませんでしたし、夜まで自分の身体の世話もしませんでした。

ネプテュスはテュポンと結婚しました。
イシスとオシリスはたがいに愛し合いました。
それも生まれる前、母親の胎内の闇の中で結ばれたと申します。

またある人々の申しますには、アルエリスはこの二人の結婚から生まれたということで、
エジプト人は年長のホロス、ギリシャ人はアポロンと呼んでいるとのことです。

「エジプト神イシスとオシリスの伝説について」プルタルコス著 岩波文庫より引用




始めに出てくる太陽神とは当然ラーのことでしょう。
レアはラーの妻でありながら、
クロノス(ユダヤ=イスラエル)やヘルメス(フェニキア)と契りを結んだ。
つまり、レアはエジプトを裏切り、
イスラエルやフェニキアと裏で結んでいたということを意味します。

これらの神話をプルタルコスでさえ、
神が地球に与えた恵みや自然現象を説明するために作られた寓話であると考えているようですが、
これらはイエス・キリストとは違い、歴史的に説明することが可能です。

レアは旧約聖書においてもクロノス(イスラエル=ヤコブ=ユダヤ人)の妻とされています。
ギリシャ神話でもレアはクロノスの子供を6人産んでいますが、
旧約聖書でもレアはヤコブ=イスラエルの子供を6人産んでいます。
これらの歴史的文書はピタリと一致し、辻褄が合っています。
クロノス=ヤコブ=イスラエル=サトゥルヌス=サタン、

まずこのことを忘れてはいけません、
なぜサタンがイスラエル=ユダヤ人であるという事実が、
この世界で騒がれず、隠されているのでしょうか。
いつも他人や他国の裏ネタを追い求めテレビ局も、
ひた隠しにしています。

もし、サタンの正体が北朝鮮であったなら、
テレビ局は喜んで特番を流し続けるでしょう。
ですが、ユダヤ人デーブ・スペクターらが君臨する日本のテレビ界では、
ユダヤ人がサタンの正体だったとするような番組は作れないのでしょう。
そしてアメリカ政府や欧米経済、中南米の国々を始めとする世界をユダヤ人が席捲したということも。


また、イシスは後に他に比を見ないくらい、篤い信仰を受けてゆくわけですが、
生まれたばかりの時には、エジプトの諸王から疎まれていました。

無理もありません。
この時代、ヘルメス=フェニキア諸都市は、まだエジプトの支配下にありました。

それが変わって行くのは、へブル人(ユダヤ人)とヒッタイトが結び、
エジプトの支配を排除し、フェニキアをヒッタイト王国の版図に入れてしまったからでした。
このお話も、聖書のヤコブの物語の中に登場します。

さらに、そのヒッタイトにギリシャ地方から海の民が襲い掛かります。
さらにホリ人のミタンニ王国も絡んで、
バイブルランドは諸国入り乱れた時代に突入します。

その中からヘルメスらが誕生する、
つまり独立を果たしてゆくということです。
父や母とは、新しく生まれた神があった国や、
その神が生まれるために襲ってきた国、
または工作や権力によってその神(国)を生み出した帝国や王、女王などを意味しています。

イシスは生まれた時は忌み嫌われていましたが、
その後オシリスとともにエジプト支配に成功し、
逆に崇められる立場となりました。

この話も、ヤコブの息子ヨセフとヒクソスが、
外国人としてエジプトを始めて支配したという、
聖書のあのお話に繋がります。

前回引用されていただきましたが、
インベントリー碑文に書かれているように、
ギザピラミッドは古王国のクフ王以前に建てられたものではありません。
それは後世のイシス密儀参入者たちが、イシスの権威を高めるために残したものでしょう。

確かにピラミッドの前面に残るスフインクスはたいへん古くから存在したと考えられています。
ですが、クフ王以前のピラミッドとなれば、
サッカラのステップピラミッドのような、
まだまだ美しいとはいえないものでした。

これらの本では、ギザのピラミッドがイシスの大神殿として庶民から崇拝されたと書かれていますが、
それは後世にクレオパトラなどによるイシス密儀の賜物でしょう。
エジプト国民は相次ぐ侵略の中で、血も薄れヒエログリフを忘れてしまったように、
ピラミッドの真実を忘れてしまったのです。

ヘロドトスの時代には、大ピラミッドはエジプト国民に最も嫌われておりました。
それは、ピラミッドがピリティスと呼ばれる、遊牧民族の外国人侵略者によって、
強制労働下で建てられたということを、
ヘロドトスの時代のエジプト人たちは忘れていませんでした。

ギザのピラミッドは、
これら外国人侵略者、すなわちヒクソスとユダヤ人ヨセフの時代に、
初めて古代エジプト人を奴隷化し、
無理やり建築させたことが知られています。

ピラミッドは閑散期の公共事業だったとか、
クフの名があるから、クフ王時代の建築だった。
などと言うのは、ユダヤ人が過去の奴隷化事業を隠し、
世界に悲劇の民はユダヤ人だけと印象付けるための工作です。
サトウルヌスの計略はたいへん狡猾なものなのです。
ユダヤ人は大航海時代のアメリカ植民地化においても、
アフリカからの悲惨な黒人奴隷貿易を取り仕切りました。

今では世界のメディアを支配するユダヤ人は、
このように歴史の事実を捻じ曲げ、
自分たちの都合の良いように書き換えています。

ただし、人間は生き物ですし、完全ではありませんから永遠はありません。
彼らの支配も必ず終わりを告げるでしょう。

なぜなら、フェニキア人はユダヤ人より狡賢く、
今は彼らの中に埋もれて、後塵を拝しているようにも見えますが、
いずれ、必ずユダヤ人を支配しようとするからです。

このように二匹の蛇は絡みあい、
魔術のカドケウスの杖を構成するのですが、
二匹は再び噛み合い、いずれその毒で滅びるでしょう。
最近やりすぎている彼らの行いを見ると、
今がその時かも知れません。
今は、フェニキア系がユダヤ人を利用しているだけです。

古代も現代も、魔術師と言えば、
フェニキア人かユダヤ人、そしてイランのマゴス僧だったのです。
そのイランのマゴス僧も、きっとバビロニアに捕囚された人々の末裔でしょう。

新バビロニア帝国は、
ユダヤ人に足枷をかけてバビロンに曳いていきましたが、
彼らユダヤ人は、たちまちにしてバビロニアの経済を支配してしまいました。


ちょっと神話的に書いてみます。

蒲公英作 新ギリシャ神話 

ベル(バビロニア王国)に去勢されたクロノス(ユダ王国)が、
ベルの隣でお産に苦しんでいたキュナに薬を与えると、
キュナはギガンデス(キュロス=ペルシャ帝国)を産み落しました。

ギガンデスは生まれるとたちまち成長し、
その長い腕と大きな口で、ベルやオシリスらを飲み込み、
とうとうゼウスにまで襲い掛かりました。

ゼウスやアテナらオリンポスの神々はギガンデスのあまりの巨大さに逃げ出しますが、
へパイストスやアレスは飲まれてしまいました。

けれどイシス=デメーテルはギガンデスを騙して苦団子(ヘルメス)を飲ませたため、
ギガンデスはアレスらを吐き出しました。

ヘルメスの毒で弱ったギガンデスを海に誘い出したゼウスは、
巨大なギガンデスをサラミスに誘い込み、
ギガンデスの身体は細いサラミスに嵌って動けなくなってしまいます。

その隙にゼウスがギガンデスの首を刎ねると。
ギガンデスはのた打ち回り、どどっと倒れこみました。
ギガンデスの倒れた身体から木や花が咲き乱れ、地上には春が戻りました。

戦争が終わり、デメーテルの娘で地獄のハデスに捉われていたペルセポネーも地上に戻り、
数多くの人間が死んで、清浄を取り戻した地上では生き残った人間が春の歌を歌っていました。

―幕が下りて―

幕が下り、天上では神話劇に出演した神々が集い、
公演大成功の打ち上げパーティーを開いていました。

そこへ、首の取れたギガンデスがやってくると、
ゼウスは着ぐるみの取れた首を縫居合わせてくれるようにイシスにサインを送りました。

イシスがお得意の魔法を使い、「アブラ・カタブラ」と呪文を唱えると、
どこでどう間違ったのでしょう、ギガンデスの首は逆向きに付いてしまいました。

それを見た神々がどっと笑うと。
ギガンデスは恥ずかしそうに頭をポリポリと搔いています。

「ああ、間違っちゃった。アブラ・ハタブラだったわ。
日本人に嘘の呪文ばかり教えていたから、本当の呪文を忘れるとこだった」

「そうそう、真の呪文は我々だけのもの」

「ゴイムにはゴイムの、我々神々には神の呪文があることを、
門外漢の日本人に知られてはまずいからね。
ほらほらへパイストス、次の番組で日本人を早く寝かせてあげなさい。
くれぐれも、この祝宴の様子がもれることのないようにな。
次回の公演まで、日本人をアニメやサッカーで釘付けにしておくのだ。
そのために今年もオリンピックを開催するのだぞ。
これをやってる間は、あの者どもはやれ放射能がとか、やれユダヤがなどと騒ぐことが少ないのだから」

「かしこまりましたゼウス様、オリンピックだけでなく野球もございますし、
国際宇宙ステーションのイベントもありますのでどうぞご安心を」

「うん、頼んだぞ。それでは安心して発泡性ネクタルのかけっこを始める。みんな、用意はいいか!」
「ちょっと待ってよ、僕の首どうなるの・・」
「ごめん、忘れてた。ええと、アブラ・ブラブラじゃなくてー」
「イシスさん、お詫びとして今晩は付き合ってもらいますからね」


神話とは、このようにして創り上げられた歴史である。
ちょっとコミュカルに描いてしまって不謹慎だったかもしれないが、
つまり各国首脳によるやらせ戦争の結果なのだということを知ってほしかったためだ。
神話が使えたいことは、哲学的思考によって人間を間引きし、
人間の族を地上から洪水で押し流し、
この大地を清浄なる地へと回復させよということ。


歴史は支配者たちによって都合の良いように書き換えられる。
現代はまた、タルタロスから這い出したクロノスの時代なのである。

だいぶ話が逸れました、イシスの話は次回また書きます。

そうそう、忘れないうちに書いておきますが、
バールや、トト、ラー、ディオニュソスなど、
古代の王は神の名を背負っておりました。

そのため、彼らは数百年、時には千年も生きたという伝説が生まれたことも書き記しておきます。
ですから、神とは、王を意味すると供に、その王が君臨する国家でもあったわけです。

そしてひ一度その王族や国家が途切れたとしても、
現代のイスラエル=ヤコブ=クロノスのように、
タンタロス(地獄)から這い上がり、
再び神の座に「復活する」と言うわけです。

地中海世界の覇者クロノスは、
自身が生んだゼウス=ギリシャによって滅ぼされてしまい、
地獄に落ちてサタンと呼ばれるようになりました。

ですが、新約聖書にも書かれているように、
サタンは時々解き放たれなければなりません。
人類を間引きするために、
今がそのとき時なのです。

そしてイシスはそのサタンの娘であったのです。
次回へ・・・
Posted by tanpopo at 16:39  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神か悪魔か イシス 日本人が知らないその姿

フリーメイソンの重要な神にイシスがいる。
ドラクエや最近のアニメなどですっかり有名になったこの女神だが。
なぜ、3500年もの時を超えた今、
この女神が讃えられているのか。


大ピラミッドについて記載がある碑文に「インベントリー碑文」と呼ばれる碑文がある。
この碑文は19世紀のフランスの考古学者オーギュスト・マリエットが発見したもので、
現在はカイロ考古学博物館に保管されている。

なお、発見者のオーギュスト・マリエットはエジプト考古学に大きな貢献をした人である。
インベントリー碑文の発見、アビドスのセティ王葬祭殿の発掘、
ホルスを祀るエドフ神殿の発掘と長期にわたる修復、
カイロ考古学博物館の初代館長への就任など、
数々の功績をあげた人だった。

マリエットが発見したインベントリー碑文には、次のことが書かれていた。
のギザ大ピラミッドやスフインクスは、
クフ王が王位につく以前のはるか前から存在した。

そして大ピラミッドは「魔術の神」イシスに捧げられたもので、
イシスはピラミッドの女王であったという内容である。

つまり、碑文の内容は従来の定説、「大ピラミッドはクフ王の時代に(前2600年頃)に建造された」とする説を覆すものであり、大ピラミッドはクフ王の時代にはすでに存在し、
イシス女神に捧げられたというものだ。

トリノ・パピルスやインベントリー碑文は、
先のピラミッドの中の石工の落書きとも思われる朱文字と比べれば、
文献としての信頼性は極めて高いことは明白だろう。
つまり、のギザ大ピラミッドはクフ王が王位についたときには、
その地にすでにあったのだ。
―中略―

グラハム・はハンコック『前掲書』の中で、
「イシスには、どうみても科学研究者を思わせる強い雰因気がある。
大英博物館にある”チェスター・パピルス”よると、
〈イシスは賢い女性・・・・・他の多くの神々よりも知性があった・・・・
天空のことであろうと、知らないことはなかった〉よいう。
妖術と魔術に優れていたイシスは、
特に〈言葉に強かった〉ことでエジプト人に知られていた。

これは力の(呪術性がある=筆者・注)ある言葉を使いこなしていたことを意味する。
〈正確な発言を知っており、話によどみがなく、命令においても言葉の使い方においても完璧だった〉
簡単にいうと、イシスは言葉を発しただけで現実を変えることができ、物理の法則を超えることができたのだ」と述べる。

以上のことからイシスについて考えると、イシスとはホルスを抱く母子像や女神信仰の祖」そしての側面と、魔術の女神の側面の両方を持つ女神だったことがわかる。
後世、ギリシャ人はイシスを古代ギリシャで行われたエレウシスの秘儀の女神デメーテルと同一視した。

また、一文にあるイシスが言葉に強かったことは重要である。
ピラミッドで行われたと思われる「イシスの秘儀」につながるからだ。

「フリーメイソン源流紀行」清川清一郎著 彩流社より引用


ハンコックや清川氏が言うように、
魔術には完璧な言葉、そして発音が重要である。
言葉を間違え、発音もはっきりしないようでは、
人間の魂を揺るがす命令を発することはできない。

オペラや宝塚の歌劇の台詞が人間の心を打つように、
歌手の歌やリズムが人を惹きつける様に、
また、ヒトラーや橋下徹らが、
大衆を惹きつけて命令を下すためには、
強い言葉、確かな発音が絶対的に求められるという事を、
今、我々大衆も知るべき時代がやってきた。

なぜなら、この事を知らなければ、
独裁者や宗教家の言葉の権威の下に弾圧を受ける破目に陥ってしまうのだ。

マーチは一般的には行進曲と呼ばれているが、
ローマの軍神マルスのテーマ曲である。
日本でも軍艦マーチに代表されるように、
行軍などに使われてきた。
それはマーチのリズムが、死に対する恐怖心を忘却させ、
戦争に向かう人間や家族の勇気を鼓舞するからである。

このように、人間はこうした魔力を持つ音楽や言葉にかかると、
まるでロボットのように、相手の意のままに動かされてしまう。
現代でも使われているこの政治手法を、
古代に生きたフェニキア女のイシスが心得ていたのである。
その生まれゆえに、

イシスがデメーテルと同一視されたのは正しい。
まさにエジプトを陥れたこの魔術師が、
またはその末裔がギリシャをもその魔術=宗教によって支配下に置く為に、
綿密に練り上げられた、この口実(神話)によって、
ギリシャ国民を熱狂に陥れたのだった。
現代においても、フリーメイソンがこの儀式を受け継いでいることも、
それだけの理由があるからなのだ。
この秘儀にかかれば、王さえもその祭司の前に跪かなければならないのだ。
ローマ教皇がヨーロッパの諸王や大衆を従えていたように。

―続く―
Posted by tanpopo at 15:37  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月07日

日本が消える日  蒲公英の預言 「生き残る道」

今日の読売新聞に以下の記事が出ている。

 
国技の殿堂から日本人力士の優勝額が消えた。

 8日に初日を迎える大相撲初場所を前に7日、東京・両国国技館で館内の四方の壁に飾られている優勝額の掛け替えが行われ、日本人力士で直近の優勝だった2006年初場所の大関栃東(現玉ノ井親方)の額が取り外され、史上初めて32枚の額すべてを外国出身力士が占めることになった。


まさに現在の日本を象徴している出来事だと言える。
そしてこれは角界だけの問題ではないだろう。
角界は外国人による日本支配を象徴しているだけである。

芸能界やスポーツ界は特に在日出身者が多いが、
経済界や政界も例外ではない。

外国人に参政権を与えると言っているが、
確かに韓国でも、高額納税者などには投票権だけは認められているようだ。
だが韓国には住む日本人は少ない。

それとは違い、日本、特に大阪市などは在日系の人々が大勢住んでいる。
その人々に選挙権を与えてしまえば、
在日系の候補にしか投票しないであろう。

たとえば、大阪市生野区などは外国人の居住比率が22%にも達している。
その大半が朝鮮人である。
ただし、これは日本国籍を取得していない人だけの数であって。
帰化人1世、2世、3世を加えると、
人口の半分を超えてしまうのではないか。

大阪からは橋下徹などの政治家や、
和田アキコ、亀田興毅のような攻撃的な人間が数多く輩出されている。

在日系の人々に選挙権を与えるということは、
国技館から日本人力士の写真が消えていったことと、
同じ現象が政界でも開始されるということを意味する。

なぜならテレビ局が政治家の生殺与奪の権限を大きく握っているが、
(橋下徹の台頭、そのまんま東が宮崎県知事に当選、民主党の政権交代等)
そうして、少しづつ日本は朝鮮人国家に変貌し、
場所によってはブラジル自治区、イラン自治区ができるだろう。

外国人に参政権を与える民主党には投票しないほうが日本人のためだ。
そして橋下新党にも。

大阪維新の会の議員が、
酒を飲んだ上でひき逃げ事件を起こしたが、
しょせん維新の議員は寄せ集めであり、
烏合の衆なのである。

橋下にくっつけば当選しやすいから橋下になびき、
橋下の力がなくなれば、橋下を捨てて他に行くだろう。

自民や民主の議員が橋下に目が言っているのも、
ヒトラーのように弁がたち、
独裁政治を宣言している橋下を外資が気に入っているからであり、
テレビが橋下のいかなる行いも賛美し、
逆に違法な行いはヒタ隠しにしているように、

日本人を騙し、地獄に突き落とすための彼らの計画の一環に過ぎない。

「国旗を拝め!」
「年金はネズミ講だ!」
「日本の政治には独裁が必要だ!」
「生活保護者は拘束し、強制労働だ!」
「政権を盗るためなら、赤字の会計でも黒字だと発表し、国民を騙せ!」

これらはすべて橋下徹が発言したり、行ったことである。

飲酒ひき逃げ犯のような犯罪者が、
こうした人間が支配する、悪に染まった政党から多数生まれてゆくことだろう。
他党からやってきた政治家は、益々悪に手を染めるだろう。

橋下徹ならば、
どんな汚い手段を使っても、
政権を盗ろうとするだろう。
政権を盗る、それは国を盗る事である。

橋下の父親は関西の有力暴力団員だったが、
その父親が朝鮮系の帰化人だったということもありえる。

日本人を深く恨んでいる人間が総理大臣となれば、
日本を破滅に導いてもおかしくはない。
橋下が犯した不正行為、その悪事が私の仮説の信憑性を高めるだろう。

ヒトラーなどの独裁者は、
政権を盗るまでは、口で国民に聞こえの良いことばかり言い続け、
いざ政権を奪った暁には豹変し、
反対者を殺戮し、国民を弾圧、
戦争へと突っ走る。

橋下がマスコミによって賛美され、
知事・市長から国政に打って出るのも、
日本の戦争参加を希望する、
国際権力が望んでいることである。
一私人でありながら、ダボス会議に招かれていることがその証明だ。

アメリカの東アジアシフト、
中国の軍事力増強、日本の武器輸出再開、
北朝鮮と韓国の対立悪化、
それもこれも、東アジアが戦争へと向かっている証である。

我々は知恵と勇気で、
彼らの野望を打ち砕かなければならない。

そのために、
まず知り、伝えることだ。

書き記せ、そして伝えよ。
古代ユダヤ人がすべての国家の支配を打ち崩すために、
この手法を使ってきたのである。

逆にフェニキアは神話以外にはほとんどその歴史を残さずに、
沈黙を守り通した。
「沈黙は金」とは、彼らのことを言う。

日本は外国人に選挙権を与える必要はないし、
選挙権を得たいのであれば、日本に帰化することをお勧めする。

また選挙に出る人から金を取るのではなく、
誰でも出れるよう、立候補は無料とするべきだ。
参議院選挙に出るのに500万円もかかるのでは、
被選挙権が国民の全成人に与えられているとは言えないではないか。
それでは「法の下の平等」という憲法が守られていないことになる。

そして候補者については、
この戸籍に関して、帰化系か、もともと日本国籍なのかも明らかにすべきだ。

そうして外国人による悪意から国政を守るというのが国家のあり方だろう。
その代わり、外国人だからといって弾圧や差別は許されない。

ただ、日本の破滅を願い、
テレビや影で日本の破壊工作を進めている人物は排除すべきだ。

外国人が日本のテレビで日本人の思想を誘導するとろくなことがない。
それは日本人自身が判断することである。


特に重大な政治・経済発言を行っているコメンテーターは、
ユダヤ人ばかりではないか!
害人を信じるな。
彼らは日本人のためではなく、
自分とユダヤ人の利益のために日本にやってきたのだ。

日本人が自ら考え、悩み、そして結論を出すのだ。
「(戦地に)旗を見せろ!」「(戦地に)兵隊を出せ!」「金を出せ!」
と脅され、唯々諾々と命令に従ってきたが、

「戦場で戦え!」と言われても、
―世界にひとつだけの花、である平和憲法を捨てて戦えば、人類の歴史は、
古代フェニキア人やユダヤ人が戦争に明け暮れていた時代から、
何も学ばず、何も進歩していないことになってしまうないか―

ただ科学だけが発達し、
殺人兵器の巨大化によって人類滅亡の危機が近づいただけ、
進歩したどころか、逆に精神は後退してしまったと言えるだろう。

ただ、私の言っている精神とは宗教のことではなく、
またフリーメイソンのような人間神の理神論でもなく、
私たち個人の心や思想についてだ。

平和憲法を捨てるのではなく、
守り、伝え、世界に広めることこそ、
日本人が果たすべき役割であり、
世界から称賛される唯一の途ではないか。

そして日本があの戦争によって背負っている罪も、
世界に平和を広げるという行為によってはじめて許される。

逆に反省もなくふたたび戦争へと向かっているようでは、
二度と世界の信頼を回復することはない。

「日本人は、戦争を捨てたといいながら、ほとぼりが冷めると、
性懲りもなく、過去に苦しめた国々と戦争を始めた。
しかも、前の戦争の賠償もしていないのに。
これではきちんと賠償を済ませたヒトラーのドイツの方がはるかにましだ」とか、

「日本はこの世界で最も信用できない国である。
他国を侵略し、世界で最も裕福な国家のひとつとなりながら賠償もせず、
戦争を放棄したと言いふらし、
実は着々と侵略の機会を伺っていたのだ」などと非難を受けるだろう。
国連で世界中から非難を受けてもしかたがない。

そうして北朝鮮や中国との戦争に負け、
または核攻撃などで全滅しても
「戦争の原因を作ったのは日本だから、日本が破滅したのはやむを得ないのでは」
と世界は言うであろう。

私が外国人で、第三者として日本を外から見つめたならば、
きっとそういうに違いない。

日本人は今、再び過ちを犯し、
テレビや政治家に誘導されて、
破滅のゲームへと突き進んでいるのである。

日本の破滅を願う外国人が、
日本をそのゲームへと参加させようとしているからだ。

先に考えよ
後からでは、今度こそ日本は破滅するだろう。

生きるためには戦わないことだ。
あちらから攻められるまでは。
日本が動かないため攻められた場合でも、
最小限の戦いに治め、
和平を目指すことである。

韓国人は日本人よりはるかに激情的な人々だと思えるが、
延坪島を砲撃され、犠牲者も出たが堪えた。
それが真の政治ではないのか。
戦えば正義というものではない。
むしろ、戦いが拡大し、戦死者が増えれば、
国家の罪は増すのである。

東アジアに戦乱の日が近づいている。
地震や原発爆発、経済混乱などに目を奪われている隙に、
姿の見えない帽子に隠れ、ヘルメスアイが秘密工作を開始していた。

―日本人の皆さん覚悟はできていますか。
これは生粋の日本人である私、蒲公英からの預言です。
人を騙すヘルメスの預言ではありません。
決して忘れないように。
日本人も北朝鮮の人々も、同じ人間です。
そしてどちらも彼ら(ディオニュソス)に踊らされているだけなのです―

※追伸:この記事もイタズラされていました。




Posted by tanpopo at 14:42  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヘルメス海兵隊の来航

アメリカ海兵隊が太平洋で増強される。
中東を十分に破壊したと判断したのだろうか。
シリアの破壊はチュニジアのように大衆に任せると言うことか。
まだイランも残っているが。

ジョージ・ブッシュのもうひとつの支持母体であるキリスト教右派とは、
私の説によれば、ヘルメス=古代フェニキア王国の末裔ということになる。
―中には、マラーノたちも数多く紛れていることだろう。
世界の歴史は、長い間ユダヤ対フェニキアの戦いの歴史でもあった。
しかし真に力をつけたユダヤ人と、フェニキア人は今は手を握った。

フェニキア人の血が現代まで受け継がれてきたことは当ブログでも紹介したが、
現代地球海周辺に住む人々の15%もの人が、古代フェニキア人のDNAを受け継いでいるという分析結果が発表されている。

古代フェニキア王国は、ギリシャではヘルメスと呼ばれていた。

ヘルメースを讃め歌え、ムーサよ、ゼウスとマイアの御子、
キューレーネーと羊多いアルカディアを統べる神、
―中略ー

ヘルメースは母の不死なる胎内から飛び出すと、
聖なる揺籃の中に、長くじっとしてはいなかった。
天井の高い洞窟の敷居を踊越え、
アポローンの牛どもを探しに出かけたのだ。
そこで一匹の亀を見つけたのだが、これは大層な宝を手に入れたというもの、
ヘルメースこそが、最初に亀を歌奏でる具としたのだから。
―中略―

やおら両手で亀を抱え上げ、
この愛らしい玩具を手にして家へと立ち戻った。
そこでそやつめをひっくり返して、灰色に光る小刀で、
山に棲む亀の命をえぐりだした。
―中略―

神はこうして愛らしい玩具を仕上げると、
それを手にとって、撥で弦を順番に試してみた。
すると竪琴は神の手の下で、驚嘆すべき音を立てた。
神はその音に合わせて、即興でうるわしく歌った。

「ホメーロスの諸神讃歌」ちくま学芸文庫より


ゼウス(ギリシャの海の民)が生んだヘルメス神は生まれるや否や、
亀を殺してキタラ(竪琴、今で言うギター)を初めて創作し、
歌を歌って人間を魅了、幻惑した。

歌と音楽は宗教につきもので、
神々が奏でる「オデュッセイア」などの叙事詩を流麗に歌い上げ、
人間の心を掴む作用があった。

人々はこのような歌を聴くことで、
オデュッセウスのような悪党の物語でさえ、
手に汗を握り、時には感動の涙を流していたのである。
まして、自分たちの祖先の名が挙がれば、
自分もいずれは戦争で名を上げようと心に誓うのであった。
ギリシャ人はそうして国民の具武勇を鼓舞していた。

現代でもそうだが、歌は人間の心を魅了し、
人を突き動かす力を持っている。
それゆえ、カラオケで歌が上手ければ、
多少見栄えが劣ってももてるという法則は現代でも生きている。

ティルス(ツロ)は、都市国家連合であった古代フェニキア王国の中でも、
最も輝いた都市のひとつで、古代のニューヨークと呼ばれている。


「旧約聖書」エゼキエル書第26章ティルスへの預言 日本聖書協会訳より引用

第十一年、その月の第一の日に、主の言葉が私に挑んだ。
「人の子よ、ティルスがエルサレムを嘲る。『ああ、諸国民の門であったお前は打ち破られ、私のものになった。私は富み、お前は廃れる』それゆえ、主なる神はこう言われる。

ティルスよ、私がお前に立ち向かう。
私は海が津波を起こすように
多くの国々をお前に立ち向かわせる。
彼らはティルスの城壁を倒し、塔を破壊する。
わたしはその土くれまでぬぐい去り、
ティルスを裸の岩にする。
ティルスは海の中にある網干し場となる。

これは私自身が語ったことだと、
主なる神は言われる。
ティルスは諸国民に略奪され、
陸にある周囲の街々も剣で滅ぼされる。
そのとき彼らは、私が主であることを知るようになる。
―中略―
わたしはお前の騒がしい歌声をやめさせ、
竪琴の音が再び聞かれることはない


相も変わらず、聖書の神の残酷な預言の言葉ではあるが、
先日の「夢の古代秘宝 史上空前の大発掘」にも、
古代ポンペイの遺跡で見つかった、
「バッコス(ディオニュソス)の秘儀荘」が登場した。

バッコス=ディオニュソスは、
古代フェニキア=ヘルメスの子供である。


ディオニュソスはぶどう酒と怪しげな音楽で女性たちを魅了し、
女性たちは家を捨て、ディオニュソスを追いかけて野に奔った。
ディオニュソスは、現在で言えばまるでEXILEのようであった。
最も美しいとされた紫の衣装に身を包み、
化粧をし、流し目で女性を見つめ、
キタラを使って歌を聞かせ、
ぶどう酒で女性を酔わせた。
ディオニュソスに魅入られた女性は、
たとえ夫があっても家を捨て、
真昼からディオニュソスと交わったと言われている。

古代ギリシャでは女性の飲酒はご法度であった。
ディオニュソスが仕出かした災いを見れば、
その理由は明らかであろう。
新興宗教に良く見られる、過程放棄の現象と同じである。

日本でも私の子供のころは、
一般家庭の母親はほとんどお酒を口にすることがなかった。
酒は人を堕落させ、理性を失わせるからである。
酒と女性、または男性で失敗した人も多いことだろう。
(私も、まだ酒を辞めきれていないから、あんまり偉そうなことも言えないが)

ギリシャ人は、カナン人をフェニキア人と呼び、
ヘルメスという名の王がひとりいたことを伝えている。
キラムヘルメスの間には、はっきりとした関係がある。

キラムは三語からなる言葉であり、
「宇宙霊」、全創造物を構成する精髄を示すとともに、
その内的原理あるいは属性によると、
カルデアとエジプトの自然哲学および真正の自然哲学の対象を示している。
「フリーメイソンの失われた鍵」マンリー・パーマー・ホール著 人文書院より引用


キラムとは、フリーメイソンの伝説のグランドマスター、
ツロ(フェニキア)の王であり、ソロモンの神殿の建築家であった、ヒラム・アビブ のことである。
フリーメイソンにおいては、大宇宙の建築者であるデーミウルゴス(神)の代理人とされている。


これによってヘルメスがフェニキア王(または王国)であり、
またフリーメイソンの神の使いであるということが解ってくる。
しかしヘルメースとは

ヘスメースはあらゆる人間や神々と交わりを持つ神。
人を益すること少なく、闇垂れ込める夜の続くかぎり
果てしなく人間の族を騙し続ける神である。

「ホメーロスの諸神讃歌」 ちくま学芸文庫より


と世界が認める大叙事詩家であるホメロスに歌われているのであるから、
フリーメイソンの目的もまた、
人間を騙す神と同じであると言うことが見えてくるはずだ。


ディオニュソスはゼウスの子供とも言われている。
私がディオニュソスをヘルメス(フェニキア)の子供であるという理由は、
ディオニュソスがテーバイの王、カドモスとセメレの子供であるとされているからだ。
これが現実の話で、ギリシャの神霊がディオニュソスという「神」の誕生を支援したと言える。

ディオニュソスの父カドモスはフェニキア王アゲノールの息子で、
母親であるテレパッサとともに、
ゼウスに浚われたエウロペを捜してギリシャに辿り着き、
都市国家テーバイを建設した。
その後、テーバイは数々の裏切りでギリシャを危機に陥れている。
テーバイはギリシャよりも、本国のフェニキアと繋がっていた。
フェニキアはギリシャ(ヨーロッパ)と敵対するアジア側の雄だった。

なぜ、フェニキア人がギリシャに都市国家を作ったのか、
現代でも情報収集と秘密工作は、
戦争における最も重要な作戦とされているからだ。
エウロペはそのための口実だった。

そして聖書の主であるアドナイ=アドニスまで加えると、
聖書物語のルーツが見えてくる。

アドニスはフェニキア王キニュラースと王女ミュラーの子供。
後にイエス・キリストが生まれたと書き換えられた、ベツレヘムの生誕教会の洞窟で生まれた。
(迷信の馬小屋ではなく、イエスが生まれたとされる実在する洞窟です)

こうして、ユダヤの主アドナイは、
その名前を書き換えられ、
キリスト教の神、イエスとして生まれ変わった。
アドナイ=フェニキア=イエス・キリスト


つまり、イエス・キリストとは、
古代フェニキア王国であるという、
私の説の正しさを裏付けとなる。

そして後、
ティルス(フェニキア)がアレクサンドロスによって滅ぼされ、
ティルスの子供であるカルタゴもローマ帝国によって滅ぼされてしまう。

古代フェニキア人は、
ポエニ戦争後、国を持つという行為を捨てた。

国家=肉体を持てば、必ず狙われ滅ぼされる。
フェニキア人は富を生み出す天才であったからだ。
国家よりも宗教として、
聖書の神、イエス・キリスト(キリスト教)として国民や王を支配する途を選択した。

フェニキア人はディオニュソスを見ても解るように、
宗教的天才でもあって、支配の術に長けていた。
その支配の術を、ユダヤ人にも教えていたのである。
(メルキゼデクの祝福、神殿の建設など)

こうしてフェニキア人=ヘルメスは、
例の姿を隠す帽子を使って世界史の前から姿を消した。

その代わりに、
十字架に磔にされ、
肉体(国家)を捨てて(霊的に)蘇った神キリストとして、
世界をキタラで惑わし、
人間に神の計画である黙示録を実行させる神の代理人(神の子)として生きる道を選んだ。

ユダヤ民族は、その始まりにおいてはフェニキア人の良きパートナーだったが、
主導権争いを演じたり、またはお互いを敵として戦ってきた。

今その二つの民族が結束して、
聖書の預言を成就しようとしている。
戦争によって、70億人に膨れ上がった地上の人間を減らすために。

神ヘルメスやクロノス(ユダヤ人)から知恵と武器を与えられ、
世界最強の軍事経済国家として君臨するアメリカ。

その最強の軍隊が、
東アジアを睨んで結集してくる。

古代フェニキア王国は一大海運国家だった。
その海軍と海兵隊がやってくる。

古代では彼らがいるところ、
必ず戦いが生まれた。

その歴史が繰り返されなければよいのだが。


※この記事はかなりイタズラされていました。
以前は、何度書き直して文字バケするケースが多かったのですが、
この頃は、不必要な文字の差込が数多く入っています。
特に今回は多かったですね。
よっぽど知られたくない事が書いてあったのでしょう。


Posted by tanpopo at 11:50  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヘラクレスがふたたび東アジアを襲う日

オバマ大統領が国防新戦略を発表し、
アメリカ軍の活動拠点を、今後は日本を含めたアジア太平洋地域に置くというもの。


「米国の経済、安全保障上の利益は西太平洋から東アジア、インド洋、南アジアに至る弧における動きと密接に関連している」。新戦略文書はアジア太平洋地域に米軍の戦力を重点配備する必要性をそう強調した。

毎日新聞1月7日版より


昨年末、オバマはオーストラリアに米海兵隊の配備を発表し、
イラク戦争の完全終結?を宣言した。
(アメリカ側がイラクを侵し、勝手に戦争終結を宣言しただけのこと、イラク国民は納得していないだろう)

そして米軍がアジア太平洋地域に重点を置くということは、
アフガニスタン、イラクという西南アジア地域から続く、
南アジア、東南アジア、そして極東で軍事作戦を展開するということを意味するだろう。

アメリカ軍が、国益(事実上は外資益)もなしに、
ただ正義から生まれる良心から軍事力を展開することはない。
アフガニスタンやイラクでも、莫大な始原を手に入れ、
しかもやがて来る、イスラエルの支配を確実なものとするために、
地域を破壊しつくした。
その周辺国も「アラブの春」という手段によって、
国家が次々と破綻した。
アメリカは、今度はどのような手段によってアジアを侵すつもりであろうか?

日本にとって一番気になるのは、
やはり北朝鮮と中国であろう。

フセイン、カダフィ、ムバラクらを葬り去り、
ミャンマーが民主化に向かった現在、
「残る独裁政権は北朝鮮の金正恩」となる可能性が高くなる。
(中央アジアや南米の独裁政権とは大半と仲良しだから簡単には破壊しないだろう)

そしてアメリカ軍がグアムやオーストラリアの基地を整備してきた動きは、
やはり中国との対決を意識したものであろう。
中国がアメリカに対抗できるよう、
彼らは十分に育ててきた。

中国を生んだのは中国人自身であるが、
現代の中国を共産資本主義大国に育てた、
アメリカ政府が父なる神であり、
日本は乳(金と技術)を与えてきた母とも言えるだろう。

かつて中国は日本を生み出した父または祖父として知られていた。
そして朝鮮は日本の父であった。

その父や祖父を日本人は戦争で去勢し、犯したのであった。


この表現は非常に不快かもしれないが、
私の専門である神話の世界の表現である。

かつてクロノスは父ウラノスを去勢し、
ゼウスがその父クロノスを去勢した。
またゼウスは次々と神話に登場する女性を犯している。

それは私たちが考えている霊的な神が人間やニンフの女性を犯したという意味ではなく、
ギリシャが他国を戦争で破壊した、または征服したという意味なのである。
このことが理解できれば、神話の世界が現実に起きた歴史上の出来事を寓話化したものだということに気づき、そこから歴史の空白部分や、
また、神話がなぜ伝えられる必要があったのかという、重大な理由が見えてくる。

神話や寓話は、聖書のように神秘の術を後世に伝える必要があったために、
書き記され、または口伝によって伝えられてきた。

私たちはその表面を、
そして密教徒はその核心を。

ジョージ・ブッシュの政権は、
ユダヤ人権力者と、キリスト教右派によって強力に支持されて誕生した。
それがネオコンと呼ばれてきたものだが、
このようにユダヤ教徒やキリスト教右派は同じ目的を持っている。
それは、戦争によって戦利品を獲る。
または戦争で世界を破壊する、という聖なる作業である。
聖書とは「世界を戦争で破壊し、人間に汚された大地を掃き清めるためのハウツー本」なのである。

旧約聖書やユダヤ戦記などを熟読すれば、
古代ユダヤ人が日常的に内戦や侵略に明け暮れ、
その結果国力が衰え、大国によって滅ぼされたのかという歴史の事実が見えてくる。
その戦記を「聖書」と呼び習わし、歴史上、世界で最も神聖な本であるとしているのだから、
恐るべき穢れと、呪いに満ちた民族と言えるのだ。
聖書に刻まれた歴史、それもまた戦争によって作り上げられたものである。


ヘラクレスは最も有名な英雄の一人で、
12の功業?を成し遂げた後、
ヒュドラの毒によって蝕まれ、
生きたまま火葬で焼かれ、不死の神として迎えられた。

神がなぜヘラクレスに12の仕事を与えたのかについては、
私が言う、「神託は人間を間引きするために与えられていた」という原則に従いながら神話を読んでゆくと、ヘラクレスの行いが理解できるようになるだろう。
たとえば、第9番目の仕事となる、
アマゾン女人族の女王、ヒュッポリテーの帯を奪うお話を例としてあげてみたい。
(12功行すべてになると、あまりにも長すぎるので)

―前略―

へーラクレースはアムピトリュオーンによって戦車を馳せることを、
アウリュトコスによって相撲を、エウリュトスによって弓術を、
カによってストール武器の遣い方を、リノスによって竪琴を教えられた。
彼はオルペウスの兄弟であって、テーバイに来て、テーバイ人となり、
へーラークレースに竪琴で打たれて死んだ。
というのは(リノスに)殴られて怒って殺してしまったからである。
―中略―

へーラークレースは最初にエウリュトスにより弓術を習って、
ヘルメースからは剣を、アポローンからは弓と矢を、
へーパイストスからは黄金の胸当てを、
アテーナーからは長衣を得た。
棍棒は自分でメネアーで切り取ったからである。

ミニュアース人に対する戦さの後にへーラーの嫉妬のために気が狂い、
メガラーによって得た自分の子供とイーピクレースの二人の子供とを火中に投じた出来事があった。
それゆえに彼は自分自身に追放の判決を下して、
テスピオスによって(罪を)潔められて後、

デルポイに赴き、どこに居住するべきかを神に問うた。
ピュートーの巫女はその時初めて彼をへーラクレースと呼んだ。
というのはそれまではアルケイデースと呼ばれていたからである。


彼はティーリュンスに住み、エウリュテスに12年間奉仕して、
命ぜられる十の仕事を行い、かくして、と巫女は言った、
功業が完成した後に、彼は不死となるであろう、と。



ヒュッポリテーを殺し、帯を奪い、他の女たちと戦って後出航して去り、トロイアーに寄航した。

その当時この市はアポローンとポセイドーンとの怒りにふれて困っていた。
というのはアポローンとポセイドーンとが、
ラーオメードンの放埓を試そうと思って、
人間に身をやつし、ペルガモンの城壁を報酬をもらう約束で築こうと言った。
しかし彼らが築き終わっても報酬を支払おうとはしなかった。

それゆえアポローンは疫病を、ポセイドーンは高潮によって運び上げられるところの怪物を送り、
怪物は平野で人々を掠った。
もしラオメードンが彼の娘へーシオネーを怪物の餌食に供えるならば災いから免れるであろうとの神託があったので、彼は海辺の岩に彼女を縛りつけて捧げた。

この女がさらされているのを見てへーラクレースは、もしゼウスがガニュメーデースを奪った代償として与えた牝馬をラーオメドーンからもらえるならば救ってやろうと言った。
やろうとラーオメドーンが言ったので怪物を殺してへーシオネーを救った。

しかし報酬を与えることを拒んだので、へーラクレースはトロイアーに対して戦いを開くであろうと嚇かしておいて出航した。

そして彼はアイノスに寄航し、そこでポルテュスの客となった。
出航するときに彼はアイのニアー海岸でポセイドーンの息子で、歩ルテュスの兄弟である放埓な男
をサルペードーン射殺した。

そしてタソスに来て住んでいたトラーキア人を征服し、
アンドロゲオースの息子たちに住むように与えた。

タソスからトローネーに進み、
ポセイドーンの子プローテウスの子ポリュゴノスとテーレゴノスが相撲を挑んだのを相撲って殺した。
そして帯をミュケーナイに持ってきてエウリュテスに与えた。

アポロードス「ギリシャ神話」岩波文庫より引用



このように、ヘラクレスは英雄と呼ばれているが、
巫女が授けた神の神託によって、世界各地を荒らしまわり、
大量殺戮を行い、他国を次々と破壊していった。

彼はギリシャ領内だけではなく、
トロイアやキリキアなどの小アジア(現在で言えばトルコのアナトリア半島)、
イオニア海のギリシャ諸島、そしてエジプトなどを荒らして、
海に民の先駆けとなった。

へーラクレースがこうした世界各地を荒らしたた原因は、
神々の望みだったことは、上記の記述から見えてくるはずだ。

ヘラクレスは最高神ゼウスの子供であり、
ヘルメスをアポロンが彼に力や武器、
政治的知識を与えていった。
そうしてヘラクレスを育て上げ、
世界を破壊させたのだった。

この古代の英雄と、
現代のアメリカのどこが違うというのだろう。

12功業の一番目となる「メネアーの獅子の皮」とは、
アフガンに隠れていたビン・ラディンであり、

第二の功業の「レルネーのヒュドラ殺し」は、
イラクのサダム・フセイン殺しである。

アメリカをヘラクレスに喩えるならば、
あと10の功業を成し遂げた後、
アメリカという国はその役割を終えることになる。

その第三の仕事とは何であろうか?

それとも第一の仕事は、
ヒトラーという獅子であり、
第二の仕事は日本というヒュドラだったのか。

そして12番目となるケルベロスが中国となるのではないか。

ヘラクレスは神から授かった神託により、
この東アジアに向かって疫神アポローンの弓を引き絞った。

そしていつの日か、
彼もヒュドラの毒が体中に回って崩れ落ちる日がやって来るだろう。
ユダヤというヒュドラの毒によって。


それにしても、ヘラクレスがトロイアでへシオネーを救ったくだりは、
日本の荒ぶる神、素戔男尊が八岐大蛇を退治し、櫛名田比売を助け出す物語にそっくりだな。
近年、出雲では多数の銅剣や銅鐸が見つかっているけれど、
私の説によれば、八岐大蛇とは渡来人の支配者たちより、
古くから日本に住んでいた土着の人々であって、
竪穴式住居に棲んでいたので、渡来人の倭人らに「土蜘蛛」などと呼ばれて差別され、
征服されていった人々のことである。

八雲とは、多くの土蜘蛛国のことを指すであろう、長髄彦のようにね。
あともっと酷い呼び名は「鼻垂れ」、
江戸時代の穢多・非人のように、倭人は土着民族を差別していった。
ちなみに、たいていの人は「倭」という国家が日本国だと思っているが、
倭とは、朝鮮半島を中心としていた国であって、
それは日本列島に勢力を広げていったのだ。

倭の五王の名前を見ただけでも一目瞭然でしょう。
(讃、珍、済、興、武の五王です)
なぜ、日本人は日本人の尺度ばかりで物事をみるのかね?
(テレビや新聞が織り成す、ナショナリズムとプロパガンダの悪しき影響であろう)
事実をそのまま受け止めれば、真実が見えてくるものを。




Posted by tanpopo at 08:02  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

オウムの平田信が自首して

さて、先日来オウムの平田信が自首した話題が大きく採り上げられているが、
私の脳裏を掠めた事が3点ある。

第一に麻原が日本国の混乱に紛れて逃げ出さないかとうこと。
この点に関しては、民主党は死刑執行停止という政策によって、
麻原の延命を図っている。
この停止期間が長くなり、地震や放射能、大阪都の遷都などで国政が混乱したとき、
福島の刑務所から多数の犯罪者がまんまと逃げ出し、
福島県を荒らしまわっているように、
麻原も逃げ出すことだろう。

私の知人も地震当時福島に住んでいたが、
地震後しばらくたって家に帰ってみると、
テレビや金目のものがすべて盗まれていたそうだ。

福島は放射能だけではなく、
今や犯罪者の天国である。


二点目、これは個人的で些細なことだが、
むかし私が脱サラして焼き鳥屋を経営していた頃、
自称オウムの平田信に似ているという客がやってきて、
店の落書き帖に、
―オウムの平田信に似ていますが、警察に電話しないでください―
などと落書きしていったことがある。

本人が言うには、以前平田信に似ているという理由で警察に連絡され、
ひどい目にあったという話だった。

だが、この頃の私は店の営業のことで頭や身体がいっぱいで、
そんなことにを詮索する余裕がなかった。

もう本人の顔さえ覚えていないが、
札幌出身だったというから、
「案外、本人だったかもしれないな」などと今ごろになって思っている。
しかも、当時私の店に数多く来てくれていたのが平田信の出身大学の子たちで、
平田の出身地札幌、似た男の来店、出身校の人々、
などとついつい考えてしまう。
(その出身校の子たちは、みんなすごく良い子ばかりだったけどね)

最後に、以前にもチラッと書いたかもしれないが、
オウムと富士山の秘密アジトで思い出すのが、
西村寿行の小説「汝怒りをもて報いよ」である。

ちなみにこの本は私が自分で買ったのではなく、
知人から譲り受けたものだが、
今から約30年ほど前に読んだのだが、
富士山の秘密アジト、カルト宗教、教祖らによる誘拐や暴力など、
ありとあらゆる犯罪が行われ、
まったくオウムの事件そのものだ、
と私は考えている。

西村寿行の先見の明はすごい、という評価もあるが、
私は、西村氏が何からの理由でいオウム真理教の実態を耳にしていたのでは、
と思っている。

この本を読んでいたので、
事件が起こったとき、
「まさに、あの本の通りだな・・・」
などと考え込んでしまったものだ。

だが、その後様々な文献を読んで、
世界というものの仕組みを知ってしまった私には、
そのような「預言」は、
まったく不思議なものでも、超能力でもなくなった。

予知の能力があるとは、
このあと起こる出来事の情報を先んじて知ること、
また、私のように過去の出来事を探り、
未来に何が起こるか予測するものと二つのタイプがある。

日蓮のように、大陸と日本列島を巡る情報結社に属していた場合、
日本にいながらにして、大陸で進められている計画を事前に知ることもできる。

私も朝鮮のお坊さんたちと、
日本のお坊さんたちの交流をこの目で見てきた。

宗教という看板があれば、
たとえ北朝鮮でも平和外交などという理由で往来が可能になってしまうから不思議だ。
統一教会の文鮮明あたりが良い例だろう。

宗教団体の皮を被って秘密外交を展開する。
かつてキリスト教がローマ帝国を征服したように、
現在でもマルタ島(マルタ共和国)を支配するマルタ騎士団は、
国境を超えて秘密活動に従事すると言われている。


壁に耳あり、障子に目あり、
パソコンや携帯電話にエシュロンあり、
我々は常に監視されている。





Posted by tanpopo at 20:24  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島原発事故調査・検証委員会 恐るべきやらせの構図 菅直人らに都合の悪い「臭いものには蓋をする」委員会だった 闇に葬られる福島第一原発事故の真実

皆さん、お正月も終わり、仕事が始まった方も多いことと思います。
この2〜3日、久しぶりにブログを複数書きましたが、
長らく書いてこなかったせいか、あまり調子が出ないようです。
この半年間くらい、入ってきた情報も少ないのでやむを得ません。

年末に東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会による中間報告がなされました。

テレビや新聞でも採り上げられ、
福島原発がなぜ爆発したのか、
その真実が明らかにされるかもしれないという期待は大きいと思います。

ですが、残念なことに、
福島原発事故の真実は解明されそうもありません。


それはこの事故調査委員会がどのようにして誰によって立ち上げられ、
どこまで事件の真相を追い求めて国民や世界の前に明らかとし、
事故による放射線被害拡大の責任を誰が取るのかという、
国民の関心が非常に高い点について調べるだけですぐにわかるはずです。
私が見たところ、事故調査委は日本国民と世界に対するガス抜き程度のものでしかありません。

以下は事故調査・検証委員会発足からの議事録などからの抜粋です。




東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
議 事 録

内閣官房 東京電力福島原子力発電所における
事故調査・検証委員会事務局

東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
議事次第
日 時:平成23 年6月7日(火)10:30〜12:00
場 所:フレンドビル7階

1.開 会
2.内閣総理大臣挨拶
3.委員長挨拶
4.委員紹介
5.議 事
(1)委員会の運営について
(2)今後の進め方について
(3)東京電力福島原子力発電所の現在の状況とこれまでの取組
(原子力安全・保安院説明)
(4)自由討議
6.閉 会


○小川事務局長 それでは、ただいまより「東京電力福島原子力発電所における事故調査・
検証委員会」の第1回会合を開催いたします。
本日は大変お忙しい中、御参集いただきありがとうございます。
まず冒頭、会議の開催に当たり、総理より皆様にごあいさつを申し上げます。



○菅総理 皆様、おはようございます。初めての方が多いわけですけれども、大変重要な仕事をお引き受けいただきまして、まず心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

今回の東京電力福島原子力発電所の事故調査検証委員会というものの重要性は、もう皆さん方御自身の方が私よりももっと感じられているのではないかと推察いたします。
私もかつて厚生大臣のときに薬害エイズの問題が起きた後、実は柳田先生にもいろいろ御指導いただいてなぜああいった問題が止められなかったのかということを検証していただいたことがあります。

今になって考えますと、そのときいろいろな指摘をいただいた中で、やはり行政の在り方に相当の責任、原因があったという御指摘をいただいたのですけれども、
なかなかその指摘を受けて行政の在り方を変えるということが必ずしも十分にできなかったことを私自
身忸怩たる思いをいたしており、また申し訳なく思っております。

今回の事故は、勿論、技術的な問題もありますけれども、単に技術的な問題だけではないということも皆さん御自身がよく御承知だと思います。私はこの委員会をお願いするに当たって、
政府の姿勢として、あるいは私の姿勢として3つの原則ということを申し上げさせていただきました。

1つは、従来の原子力行政から独立した判断ができる方、委員会として調査・検証をお願いしたい。言うまでもありません。今までの原子力行政が勿論、内容的にはいろいろいいところもあり、問題もあるわけですが、そういうことの絡みの中で判断するのではなくて、
まさに独立してしっかり判断していただきというのが第1であります。

もう一つは、徹底的な公開。それは国内における国民に対する公開と同時に、国際社会に対する徹底的な公開。この公開性をしっかり実行していただきたい。第2の原則であります。

第3に、技術的な側面だけでなく、例えばよく原子力村などという言葉が使われますが、
閉鎖的な何となくそういうグループが狭い範囲で物事を進めてきたとか、あるいはいろいろな法制度が変化する中で、モニタリングは文科省がやり、
他のことはこちらがやりといろんな省庁にまたがっているとか、よく言われる原子力安全・保安院は経産省であります

けれども、原子力の推進をする立場の経産省の中にある一部局で、そういったものをチェックする立場でもあるという矛盾とか、そういった技術的な面だけでない多くのものを包括的に検討していただきたい。この3つの原則をお願いするに当たって、政府として考え、
また皆さんにも御理解をいただきたいと思っております。

この委員会の委員長を畑村洋太郎先生に是非お願いをいたしたいと思います。先日、ブログで先生の言われたりやられていることを見ましたら、なかなか楽しい講義をされておりました。
戦力を比較してそれは二乗に比例するんだとかということを言われていて、うんうんとか、わかったようなわからないようなことを、私自身は十分にはまだ理解できませんでしたが、畑村先生がこれまでなぜ失敗というものが起きるのか、逆に言うとそういう失敗ということに焦点を当てて、いろいろな発言をされていることは私も承知いたしておりますが、その畑村先生に委員長としてしっかりした調査結果をおまとめいただきたいと思っております。

また、政府の立場としては、私の諮問という形式ではありますけれども、実質的にはそ
うではなくて、決して政府がこういう方向でお願いするとかああいう方向でお願いするということは一切申し上げません。ですから、私自身も含めて被告と言ったら強すぎる言葉かもしれませんが、皆様から見て一体このときはどうしたんだと、こういう問題はどうなったんだと、そういうことがありましたら、勿論、私自身に対しても出席をしろということであれば出席いたしますし、また内閣として、政府として、こういう資料があるはずだと言われて、あるものについてはすべてを皆さんの手元にお出しする。そういったことも遠慮なく提案していただきたい。

つまりは、政府からお願いする形でありますが、政府からも独立して、逆に政府としては調査に必要なことについては全面的に協力する、そういう立場で臨んでまいりたいと思っております。
最後に、公開性ということの中に入りますけれども、世界が猛烈に注目をいたしております。今月にはIAEA の閣僚会議があり、それに対しては現段階でわかる範囲で政府として報告書を今準備して近くIAEA に送付することになっております。

また、来年にはIAEA と一緒に原子力事故を踏まえての国際会議を東京で、あるいは日本で開きたいということを先日のG8においても申し上げてまいりました。やはり事故が起きたことは勿論、重大でありますけれども、その原因究明等において、日本はすべてを公開してしっかりやったと言われるような国際的な信認が得られるかどうかは、まさに国として、国家としての信用そのものに関わると思っております。そういった意味で、世界の目が注目しているという、決して圧力をかけるわけではありませんが、それに応えていただけるような最終的な報告を是非お願いいたしたい。

少し長くなってしまいましたが、改めて大変重い役目をお引き受けいただいたことを心
からお礼を申し上げて、私からのお願いのごあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。


○小川事務局長 それでは、私の議事進行はここまでとさせていただきまして、これから後は畑村委員長の主宰によって議事をお進めいただくことになります。
畑村委員長、よろしくお願いいたします。


○菅総理 聞いていたいのですけれども、ここで私は出ることになっているそうですので、
ではよろしくお願いします。どうも失礼します。
(菅総理退室)


○畑村委員長 それでは、次に移りましょう。
ただいま御紹介いただいたとおり、私は本委員会の委員長の指名を受けました、畑村洋太郎です。今後、議事の進行を含めて本委員会のとりまとめの大役を務めさせていただきますので、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
ここで一言、委員長として何を考えているかをお話ししようと思います。項目だけはみんなのところにいっているんですね。全部で8項目。

私が委員長に就任するに当たって考えているのは、次のとおりです。自分で全部考えていますので、きちんと考え尽しているかどうかもわかりませんし、間違っていることもあるかもしれません。でも、自分なりに考えたものでこれを進めていきたいと思っています。

まず1つ目は「畑村の考えで進める」ということです
事故調査に一般的なやり方があるかもしれないし、ないのかもしれません。しかし、今回の事故の調査と検証を行うに当たっては、自分が大事だと思うことをきちんとやる。それは正しいかどうかはわからないけれども、そのようなやり方でやらない限り、求められていることの務めは果たせないのではないかと思っています。

そのときに大事なことが幾つかあります。人の立場や事情、利害関係を斟酌しない。損得に左右されないということが1つです。もう一つは、原子力はエネルギー密度が非常に高いです。ですから、危険なものであると思っています。しかし、この危険なものが安全であるとしてずっと取扱われてきたことというのは、私は間違いだと思っています。
2番目は「子孫のことを考え、100 年後の評価に耐えられるものにする」ということです。

事故が起こった時点で深く考えて、必要な視点を取り上げようと思っています。そして
100 年後に現在を見返したとき、あの時点でこの考えを持ってさえればよかったのにと悔やまれることがないような視点の取り上げ方をしたいと思っています。残念ながら起こってしまった事故を学び尽くして、今の時点でしか学べないことを学び損ねることがないように努力したいと思います。そのためには、自分なりにやってきたことですが「失敗学」とか「危険学」とか、そういうもので培ってきた視点を採用して、視点に抜けがないようにしたいと思っています。

具体的に言いますと、例えば技術の来歴です。原子力の発電技術が初期から現在に至るまで、どのような変遷をたどってきたのか。また、それが現在の技術にどのような形で表れているかという技術の来歴を明らかにしたいと思います。
次に、他分野の技術に学ぶということをやりたいと思います。別の技術分野がたどってきた変遷を知ることによって、原子力発電の技術が今から将来たどるのではないかと考えられる変遷を考えに入れたいと思います。

次に、人の記憶です。人々の記憶が時間とともにどう変化するかを明らかにして、原子力に対する社会の考え方の変化を知りたいと思っています。
次に、事故のシナリオです。原子力発電に関わる事故がどのような背景とシナリオで起こったか。また、将来どういうシナリオと背景で起こり得るか、そういうことをきちんととらえて、将来起こり得る事故の防止を探索したいと思っています。

3番目に「国民が持っている疑問に答える(納得性)」国民はさまざまな疑問を持っています。
それぞれの生活の仕方、考え方、立場、知識、経験、こういったものによって1人ずつが持つ疑問は多様です。事故の原因究明と称して狭い範囲を取り上げて、技術的な側面や責任の所在などの視点からだけこれを取り上げた
のでは、多くの国民は納得ができません。別の言い方をすると腑に落ちないのです。


その腑に落ちない、さもなければ納得できないことが進展していくと、事故調査に対する不信が募ることになりかねません。関係している人たちが懸命にやっていても、納得がいかない人から見ると不十分だったり、手抜きやインチキがあったり、隠し事があると見
えてしまいます。
人々の持っている疑問を明らかにし、それに理解できる形で答えること
が大事だと思っています。

4番目「世界の人々が持っている疑問に答える」。
この事故は日本の人々に影響するだけではなく、現在及び未来の世界中の人々に影響を与えます。このことから、世界の人々の納得が得られることがとても大事です。それぞれの人が抱く疑問はその人が住んでいる地域、文化によって多様なものとなっています。日本で考えれば当たり前のことであっても、異なる文化、地域に属する人々から見れば当たり前でないことがたくさんあります。また、日本では全く問題にされていないことが、日本以外の地域では非常に重要視されている場合があります。更に時間の経過とともに、人が持つ疑問も変化します。このようなことを考えると、時間と空間を超えて疑問に答えるという姿勢が必要だと考えます。

5番目に「責任追及は目的としない」。事故を取扱うとき、原因究明と責任追及とが対立してしまうことがまま起こります。責任追及をおそれるため原因究明の動作ができなくなってしまうのです。

多くの人たちは、原因究明も責任追及も両方行わなければならないと考えています。そして、それは可能だと考えています。

しかし、実際に真の原因究明を行うとき、事故に関係している人たちからそれぞれの人の考えた事柄、行動した事柄を聞き、事故の全体像を作り出さない限り、事故の現象そのものを正しくとらえることはできません。
この場合、現象をとらえることは原因究明という狭い範囲の事柄でなく、体系などを含んだ広い範囲を取扱わざるを得ません。このとき、責任追及をおそれて関係する人々がその人たちの考えたことややった事柄をそのまま伝えてくれるのでなければ事故の真の姿をとらえることは不可能です。

それゆえ、責任追及を目的とする調査はしません。こういう
ことを大前提として掲げ、その条件の下で調査・検証を行うことが非常に重要であると考えています。このようにしませんと、先ほど言いましたように、100 年後の評価にたえることができないのだと考えています。


―第一回議事録からの一部引用終わり―



皆さん、私が何が言いたいのか解っていただけましたか。
私を含め、多くの国民は福島第一原発がなぜ爆発にまで至り、
またそのために放出された放射性物資により、
なぜ日本人と国土が汚されてしまったのかということに大きな疑問を抱いています。

またこの時のために用意されていたSPEEDIなどを始めとする放射線拡散情報が、
なぜ菅直人民主党政府によって口止めされ、
福島の子供たちが多量の放射線被爆をうけなければならなかったのか、ということについてはこれ以上ないというほど、巨大な疑惑を持っています。

事故調査・検証委員会は、
こうした国民の疑問や疑惑に応えるべきものであると私は思っています。

ところがその実態はどうでしょうか?

本来、事故の責任を最高度に追求されるべき人物である、
菅直人の諮問機関としてその調査委は立ち上げられ、
菅が「ぜひお願いしたい」という畑村洋太郎が委員長
そして委員には菅と昵懇の中である作家の柳田邦夫まで入っている。
当然、菅直人の要請によるものであろう。
しかも委員会の方針は委員長の畑村の独裁による。

つまり調査委員会は、国民の疑惑解明のためではなく、
菅直人の釈明のために創設されたと考えられる。


その証拠として以下のものを挙げておく。

資料

非公表とする必要のある資料・情報の取扱い等について
平成23年7月8日
東京電力福島原子力発電所における
事故調査・検証委員会申合せ

1(1)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(以下「当委員会」と
いう。)の委員及び技術顧問(以下「委員等」という。)は,当委員会による調査・
検証の過程で知り得た秘密は,その任務の終了等により委員等でなくなった後も含め,外部に漏らさない。

(2)調査・検証の過程で入手した資料・情報は,事務局に確実に保管させるなどして適切に管理する。

2(1)当委員会が資料・情報の提供を受けるに際し,相手方から資料・情報を非公表とするよう求められた場合は,公表することにより関係者(提供者以外の者を含む。以下同じ。)の権利・利益又は公共の利益を害するおそれがあるなど非公表とすべき具体的な理由を確認し,当委員会が合理的な理由があると認める場合は,非公表の取扱いとする。

(2)上記(1)以外の資料・情報についても,関係者の権利・利益又は公共の利益を害するおそれがあるなど当委員会が非公表とすべき合理的な理由があると認めるものについては,非公表の取扱いとする。

(3)上記(1)及び(2)において,急を要する場合は,委員長において非公表の取扱いとするかどうかを決めることができる。

(4)非公表の取扱いとした資料・情報については,中間報告や最終報告の記載においてもその趣旨に十分配慮する。
3 当委員会による資料・情報の提供要請に対し,非公表とすべき合理的な理由がないと認められるにも関わらず,相手方が非公表の取扱いに固執して資料・情報の提供に応じない場合は,相手方の対応について公表するなどの適切な措置をとる。



菅直人や畑村洋一郎らは、
表向きには情報の徹底的な公開を謳いながら、
事実は、菅直人を始めとする関係者にとって、
利益を害するおそれがある情報については、
非公表扱いとするとする取り決めを行っている。

しかも、畑村が言及しているように、
責任の追及は一切行わないという。

これで、事故の真相が解明されたと言えるのか。

これは事故の真相解明ではなく、
「事件の真相を解明していますよ」という国民向けのポーズをとりながら、
そのポーズによって菅直人と民主党政権の禊を謀ろうとしているものである。

事故調査委員会の報告は参考にはなるが、
まったく信用には値しない。

本当に信じられるものを作りたいのならば、
個人や団体の利益に関わらず、
すべての情報を公開するべきである。
-それが多大な犠牲を強いられている、国民に対する政府の責任の取り方ではないか―

特に、「菅政権の犯罪について、もし明らかにすれば、公共の利益に害する」という、
取り決めの中の口実によって、最も重大で国民が知りたいと願っている真相が、
隠蔽されていると考えられる。

舌が2枚も3枚もあるのは、菅や枝野ぐらいかと思っていたが、
委員長の畑村にも何枚も舌がついていた。
畑村は表では人の立場や利益は斟酌しない、
手抜きや隠し事をしないと言いつつ、
その裏で、言ったことと真逆の取り決めを行い、
隠し事を行い、国民の不信感を増幅させている。
これでは事故調査委の意味などまったくない。

知られてはまずいから、臭い物には蓋をしろということだ。

その臭い者とは、菅直人や枝野幸男らのことである。

つまり東京電力福島第一原子力発電所 事故調査・検証委員会とは、
福島原発事故において最もその責任が問われている、
菅直人自身が作った「臭い者が蓋をする委員会」だった。


Posted by tanpopo at 10:56  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

宇宙のリズム 氷河期はやって来るか

昨年11月末頃から、札幌市の気温は異常に低いままだ。
近年、鳥取や島根でたった一日で80cmを超える積雪が記録されているが、
これで地球が温暖化しているといえるのだろうか。
札幌は年が明けて益々気温が下がっている。

アルバート・ゴアあたりが、
「不都合な真実」と言うと、
そのまま信じないのが私の性分。
何か裏があるだろうと思わざる得ない。

氷河期のサイクルは10万年周期だそうだ。
今の時代はウルム氷河期という
約6000年前に間氷期という温暖期に入り、
その温暖期は今後4000年続く予定である。
その後9万年間の氷河期が続き、
人間を含めた動植物の死滅が始まるとされている。
地球と宇宙のリズムであると言えよう。
この説を採れば、確かにゴアの言い分は正しい。


地球にはリズムがある。
バビロニアのベルの目にはその宇宙周期が刻まれていた。
その秘密を彼らは知っている。

ただし、それはけっして神の叡智ではなく、
人間が観測を続けた結果であると言えるだろう。
人間には物事の真理を知りたいという要求があり、
それは古代も現代にも変わりはない。
私も皆さんも、世界の真実を追い求めているように。
ただ、支配者たちはそうした知識を我々大衆から隠し、
支配の道具として使いたがる。

彼らがそうした知識を使って予言をし、
その通りに事が起きれば、大衆は先見の明、つまり神のような人間として、
崇めてしまうものなのだ。

私は天文学の専門家ではないが、
古代から天文学は魔術として、
大衆を支配する道具として利用されてきた。
細木数子などが占星術をやっているのもそういった歴史があるからだ。

地球の気候がどのように変化してゆくのか、
それは過去の記録を知ることで見えてくるはずだ。

太陽からの距離、自転軸の傾きにより
地表面に降り注ぐ太陽光は著しく変化するはずで、
それらは現代のコンピューターなどの科学力をもってすれば予測可能であろう。
過去の記録はその計算を裏付けるものである。

ただ、古代から近代まではそのような科学力がなかったので、
もっぱら天体を観測して計算に頼っていたはずだ。

急激に氷河期に移行することは考えにくいが、
気象兵器の濫用を指摘されている現代では、
人口の氷河期さえ生み出せるのでは。

ただでさえ石油は高騰しているのだが、
この寒さでは朝から晩まで石油を焚き続けなければならない。
外資のオイルメジャーは、この寒さにホクホクしていることだろう。

毎日雪かきをしているが、
今朝もまた積もっている。
道路では車がすれ違えないので、
互いに脇に逸れて交わしながら進んでいる。

こんな日々がひと月以上続いているのに、
地球が温暖化しているとはとても思えない。
むしろ、氷河期にはいってるんじゃないの?
と疑ってしまうのだ。

まあ、この件に関しては専門家ではないので、
このブログをご覧の皆様の中に、
もっと詳しい人がいると思う。

インターネットを使えば、
たいていの情報が得られるので、
氷河期とか、氷河期周期で検索すると様々な情報が得られるだろう。
本当に怖いのは、地球温暖化より氷河期であろう。
その時に備えて、人類は水や窒素を燃料に変える技術を開発しなければならない。
それらは、地球が大量に保有している。
 
そうブツブツ言いつつ、
今日も零下の中、雪かきに励むのだった。
だんだん雪を積む場所がなくなってきた、
しかも除雪後は疲れて寝てしまう。
正月休みももう終わりだというのに・・・




Posted by tanpopo at 10:09  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

オーロラとワンワールド

今朝NHKでは「宇宙の渚」というテーマで、
地球大気圏内で起こるオーロラや、流星が起こす現象についての特番をやっていた。
ゲストは宇宙飛行士の毛利衛氏やオーロラを含めた宇宙科学の専門家たちだった。

彼らは、口々に宇宙や地球から見たオーロラの美しさについて語り、
NASAからテレビ出演した宇宙飛行士の古川聡氏も、
「最も感動したのはオーロラだった」と述べていた。

番組では、最後にアンジェラ・アキがこの番組のタイトルである宇宙の渚のテーマソングとして作ったという、
「One Family」が歌われた。
(以下はその歌詞の一部)


世界中の境界線がなくなれば
孤独はきっと手を取り合って
大きな輪に、家族の輪になるでしょう
we are family



確かにアンジェラアキが歌うとおり、
世界から国境が消え、
すべての争いがなくなれば素晴らしいことだと思う。

戦争や殺人のない世界は、私の願いでもある。

だが、それでは今そのワンワールドのために行われている破壊は何なのだ。

「美しいひとつの世界」を生み出すためなら、
国家を破壊し、人間を殺しても構わないのか。
我々は特に中東のイスラム国家を安心して旅することはできなくなった。
その理由については、過去ログをごらん戴きたい。
また、我が国日本も人間が安心して暮らせる国ではなくなった。
世界で最も「汚染された国家」、
欧米の支配層から見れば、「穢れた猿」と言ったところだろう。
―私に言わせれば、最も穢れた悪霊を身体に帯びているのが彼らなのだが―

ひとつの世界を叫ぶ前に、
世界を破壊し、すべての富を収奪している人間どもを糾弾すべきではないか。

その糾弾すべき人々が創り上げてきたテレビジョンというシステムによって、
世界が無理やりひとつにされそうになっている。

その無理やり丸めた地球という泥の塊である「ワンワールド」の中で、
人類は牧場に飼われる羊のように自由を奪われ、
生殺与奪の権限は、
「小さな世界政府」を追い求める彼らの手に握られると言われ続けてきたのだ。

21世紀に入り、
まさに私のような人間が危惧していた出来事が矢継ぎ早に起こっている。

世界は確実にワンワールドへと向かっている。
その世界はアンジェラアキが歌うような美しく幸せな世界ではない。

人間が巨大なコンピュータやロボットの管理化におかれ、
その上に、人間神として世界政府が君臨するという、
恐るべき悪魔の計画というべき、
人類の奴隷化作業が急ピッチで進められている。

欲望と憎しみが生み出した黙示録による、
ブラックホールに全人類が吸い込まれてしまう時が近づいている。

彼らはその作業について、
「時空を超える」などと表現している。

時空を超えるとは、
ひとつには人間が死んで、肉体から魂が離れるということを意味し、
また別の意味では、
大方の人間が死ぬことにより、
原初の楽園、エデンの園が復活するということを意味する。

すなわち、時空を超えて、
人類が誕生した時代を、
人間の力(錬金の技)によって、
取り戻すと言う意味なのである。

それは古代で自然や霊的な神が司る技であった。

しかし、今や人間は、
人間社会に大きな影響を及ぼすことの出来なくなった神を、
「死んだ神」または「暇な神」と呼び、
その神に代わり、
自分自身が神となり、
人類の間引きを企てるようになった。

フリーメイソン、
そして世界の歴史において、
様々な秘密結社が、
その目的のために有力者を集めては人類を減らす計画を推進してきた。

ゆえに、彼の目的は「口外」を許されない。
その歴史も。

その神の計画の最終段階が今世紀に入って開始された。
ブッシュの戦争、
イスラム国家の破壊、
日本の地震と原発爆発、
ヨーロッパの経済危機。

この中で、ヨーロッパの経済危機ひとつ取り上げても、
EUという国家集合体が失敗であったことが確認できたはずだ。

ギリシャ一国の問題が次々と飛び火し、
EU全体の破滅につながりうる。

大切なことは、
世界の国境を消すことではない。

世界から争いをなくすことである。

だが世界は、
確実にワンワールドへと引きずられている。

ワンピースや忍たまらん太郎などでもワンワールドが長い間訴えられ続けてきた。

世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
暖かい 微笑で
もうすぐ 夢が本当になるから

忍たまらん太郎のエンディングテーマより


けれど 本物のワンワールドは
暖かくなく 笑ってもいない


もし笑っているとしたら、
それはあのアルカイックスマイルである。

悪魔の微笑みは暖かくなく、
氷のように冷たいものなのだ。

人間の「心を凍らせる氷河期」が、
全人類を覆いつくそうとしている。

だが、もし私たちが彼らの野望を全人類の前に明らかにすることができたなら、
絶対少数である彼らの野望を打ち砕くことができる。

カダフィ大佐のように。

世界政府を生み出そうとしている者共は、
確かに世界中に散らばり、
世界のあらゆる権力を握っているけれど。

もし世界中の市民が彼らに敵対するならば、
特に軍隊や警察官が彼らの悪事を打ち破る行動をとるならば、
旧ソ連が倒れたように、
ワンワールドが建てた目標もバベルの塔のように崩壊させることができる。

そのためにまず、
彼らの悪事を全世界に知らしめなければならない。

そして、世界中の人々が、
今までのように彼らの奴隷ではなく、
真の心の開放によって、
真の自由を勝ち取ることだ。

ワンワールドによるアナーキズムな世界が真の自由ではない。

互いを傷つけないという一定のルールの中でこそ、
人間は心の安らぎを得ることができるのだ。

私の少年時代がそうだった。
法があっても、時代が平和で人々が正しい暮らしを送っていれば、
それは自由な社会と呼べるはずだ。

ワンワールドの無秩序社会では、
ケンシロウのような人物しか生きてはいけない。

まして、悪徳政府が元締めならなおさらだ。

さらに、もしワンワールドが実現しても、
古代ローマ帝国のように必ず瓦解するであろう。

悪魔が造った作品は、
人間のように必ず不完全なものだから。

奢り高ぶる人間神どもが創り上げようとしているワンワールド、
それは彼らの楽園であって、
私たち大衆にはこの世の地獄である。

神は働かずにすべての豊かさを享受し、
我々すべてを奪わ死ぬまでこき使われる。

現に、世界はワンワールドに向かっているというのに、
我々はどんどん貧しくなり、
日本も世界も破壊され続けている。

ワンワールドが平和な世界であると言うのなら、
すべて穏便で平和な手法によって成し遂げてみよ。

そして、その権限もユダヤ人やごく一部の仲間たちだけではなく、
あまねく人々に分け与えてみよ。
「ワンワールドになればこれほど良い社会になります」という実例をこの世界のどこかの国にでも創り上げてみよ。

それが平等で平和な社会であると言うのならば。

私にとってはオーロラなど美しくもないし、
ただの破壊の象徴としか見えない。
その力によって東日本大震災が引き起こされたと言われているのに、
NHKがわざわざ特番を組んで、しかもワンワールドとセットで賛美するとは、
どこまでも日本人を馬鹿にしているとしか思えない。

やつ等は、そういう人間?なのである。
Posted by tanpopo at 11:35  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

夢の古代秘宝 史上空前の大発掘スペシャル ビーナスの黄金のリンゴ ユダヤ・ディァスポラとその意味するもの

テレビではみのもんたの司会により、
世界各地の発掘物語をやっている。
確かに歴史好きには興味深い話ばかりである。

ミロのビーナスに関しては、
私のブログでも紹介済みであるが、
黄金のリンゴがその失われた左手に握られていた。

あの、人間を惑わす「呪い」の果実である。

そのリンゴは禁断の木からもぎ取られたあと、
ふたたびヘスペリデスに生える木へ戻さなければならないというルきまりがある。

人類に死をもたらし、
世界の再生を計るために悪魔が植えた「知恵の木の実」なのである。



ブルガリアの黄金文明に関して言えば、
この地である古代トラキア王国は当時、最大の人口を誇っており、
強力な支配者が現れれれば、
地中海世界を支配できたと言われている。

このトラキアの馬車文明が、
ギリシャ神話の神、
ポセイドンとなって語り継がれたと考えられる。

海の神であるポセイダオンは、
始めは陸の神であり、
馬と深い繋がりがあった。

後にフェニキアの王子であるカドモスも、
妹のエウロペを追ってトラキア、そしてギリシャへとやって来る。
こいつが世界を惑わす悪神、ディオニュソスだと思われる。

フェニキア人はエウロペの捜索を口実とし、
地中海世界の各地を支配していった。
彼らの支配地は、レバノンからトルコ(キリキア)、ギリシャ(テーバイ)、
そしてイタリアを経てイベリア半島にまで及び、
ユーラシア大陸の西部は、
現代に至ってもエウロペの名を採ってヨーロッパと呼ばれているのである。
さらに、オーディン・ヴォーダンのところで書いたが、
ブリテン島やヨーロッパ北西部にまで到達していた。


ロゼッタ・ストーンの発見も、
フリーメイソンによってエジプトへと誘導されたナポレオンが残した功績のひとつとされている。
ただし、この遠征によって、
ナポレオンのフランスは、莫大な被害を蒙り、
ナポレオン自身も命からがら帰還したのだった。


暴君ネロの黄金宮殿の発掘模様が放映されている。
この悲劇のローマ皇帝は、
キリスト教徒、
そしてユダヤ教徒から最も憎まれた人であって、
その後の世界史を創り上げた人々に恨まれたことを考慮すると、、
けっして今言われている評価が正しいとは言い切れない。

古代ユダヤ王国が破滅に至る「ユダヤ戦争」は皇帝ネロによって開始されたのであり、
ネロン帝はそのユダヤ戦争の最中に死んでしまうのである。

その戦争では、ユダヤ人があらゆる努力を払って戦ったにも関わらず、
古代ユダヤ王国は根こそぎ滅ぼされ、
ユダヤ人は流浪の民となり、
現在に至るまでディァスポラ「離散」とされる状態に至った。
ネロン帝はその罪を背負わされている。

そして、このユダ王国の崩壊が、
その後の世界の歴史を大きく塗り替えてしまったのだった。

ただし、この出来事は、
聖書の神の意思でもあったと考えられている。

すなわち、ユダヤ人が世界中に散らばり、
神の意思が世界中に拡散することこそ神の願いであって、
その神が植えた知恵の木が生み出す、
死と再生の儀式の世界への伝播という目的があったと言われているからだ。
(沈黙の神、悪魔という思想も生まれた)

かつてすべての道はローマに通じていたが、
現代に繋がるすべての歴史は古代ユダヤ史へと通じている。

※追伸:私は日本と世界の人々に、
正しく物事を観るための視点とインスピレーションを与えていると思っている。
そのインスピレーションによって、
さらに優れた歴史解釈が、誰かによって成されてゆくと信じているから。

追伸2:この番組は私が元旦に書いた、古代マヤ文明の預言を最後に取り上げ、
今年も世界が破壊されることを、私たち日本人に納得させようとしているようです。
どこまでもあきれ果てる作り話をテレビ局は演出しています。
「世界は滅亡と再生を繰り返す」と。

まさに私が追求してきたテーマである、
彼らの野望、「死と再生の儀式」そのものですよね。

それらは、彼ら支配者がおこなっている世界の破壊にとって、
最も良い口実となる事でしょう。

追伸3:ちなみに、ランキング2位に入った古代シカン帝国の逆さまのミイラについて云えば、
ユダヤの六芒星を正しく理解できる人にはすぐにわかるはず。
すなわち、神は天から下ったということを云いたいのである。
(または大地の女神への帰還)
その上で、その頭骨は地上世界で神託をくだす為に正常位におかれている。

精神世界と物質世界、肉である胴体は物質世界の三角形を意味し、霊が宿る頭骨は精神世界の三角形を形作り、ユダヤの六芒星を形成している。

次に、例のツタンカーメンについては、
私のブログで何度も書いてきたので、
いまさら書く必要もないだろう。

それは、3500年前ではなく、
近代に造られたものであると。

世界の謎と秘密はユダヤに通ずる。
それが300兆円の秘宝?のHIMITUなのだった。

ローマの地下から発掘されたフレスコ画は歴史的価値が高いであろう。
そして、そこに描かれていた神アポロンについては、
私の過去ログをご覧ください。
最近も書いたはずですから。

この番組、私のブログを参考に作っているわけではないですよね?
まあ、かの人々の発案によるものでしょう。

最後に、なぜ古代マヤ人は姿を消したかという謎解きをやっているが、
スペインから出立したマラーノであるコルテスらのコンキスタドール(征服者)によって、
中南米のマヤ、アステカ、インカ帝国が滅ぼされたことには触れずに、
気象のせいなどにしている。

恐るべき歴史的事実の改竄がなされている。
(デス)ピサロは実在したのである。

そして、いつか日本人を含めた世界の人々が滅びたことも、
同じよように、神の意思とか、気象の急激な変化と言う造られた口実によって、
歴史の闇に葬りさられるのであろう。

私たちが勇気を持って彼らと戦わない限り。


Posted by tanpopo at 20:31  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界政府の足音 ワンワールドの軍靴の音がもうそこまで聴こえている

皆さん、年末まで忙しく立ち働いていたため、
大晦日と二日までは毎日宴会が続き飲み潰れていました。

ですが、包丁を持つ時も痛いほど、
手がパンパンに剥れて腫れ上がっております。
これも放射性物資がたっぷり入ったおせち料理やお酒を飲んだためでしょう。

特に、原発事故後は酒を飲むと胃がひどくやられたり、
手が剥れて痛むのでした。

実は、正月にお会いした知人たちも、
非常に元気で活発だった人までが、
「健康に自信がなくなった」「今年持つかさえわからない」などと、
気弱な言葉を言っておりました。

原発事故の放射能によって、
私のように血圧が急激に上がったり、
手や足が剥れたり、体力がなくなり、
風邪等にかかりやすい人が急増しているのです。

ですが、民主党政府がこうした人々に救いの手を差し伸べることはないでしょう。
野田は消費税増税が否決されれば、衆議院を解散するそうです。
民主党から離党者が増えたことによって、
そういう可能性が増してきたと思われます。
そして、橋下新党へと雪崩を打ち、
日本の破壊をさらに推し進める思惑なのかもしれません。

我々、年をとった世代を抹殺するために、
福島原発は爆発させられたのかもしれません。

昨年、芸能人を始めとする著名人の死亡者が急増しました。
ですが、死んだのは著名人だけではありません。

古代ユダヤ人も同じでした。
エジプトで奴隷として使役されていた旧世代の人々は、
カナンの再征服を果たす前に、
すべて死んでもらう必要があったのです。

奴隷根性が染み付いた世代では、
多民族を全滅させて支配地を確保するという残酷な作業=神の使命を
果たすことが叶わなかったのです。
そのために、出エジプトのリーダーであるモーゼでさえ、
カナン征服に先立って死んでいきました。

モーゼの役割はユダヤ人をエジプトから引っ張り出して、
征服戦争に向かわせることであり、
その先の戦争自体はヨシアの手に委ねられました。

今の日本もこれと似たような状況にあるのです。
お隣の韓国は、もっと似ています。
戦後、戦争に反対し、脆弱?に育ったとされる我ら戦後世代は、
世界戦争を推し進める上では、
役に立たない、邪魔な存在です。

私を含めたこれらの者共を消し去るには、
放射線を長時間浴びせ、
殺してしまえば、文句も言えないまま消すことができます(福島の人々は例外ですが)
「戦争で死にたくないのなら、これでも浴びろ」ということなのでしょう。

我々が戦争に反対するのは、
人間として当然の行いなのですが、
戦争による人間社会の破壊と、
憎悪の増幅を目指す彼らにとっては邪魔でしかないのです。

最近、親による子供殺しのニュースがよく流れます。
私が子供の頃にはそういう事件はまずありませんでした。

たいていの場合は、両親が離婚していて、
母親とその恋人である若い男による犯罪であることが多いです。

これは、それだけ日本社会が乱れ、
若年層が残虐化していることの証明でもあります。

海老蔵事件の時もそうでしたが、
マスコミは暴力を振るった暴走族の人間よりも、
海老蔵を攻撃したのでした。

これでは悪と正義がまったく逆転してしまうことになりますが、
悪による世界支配が侵攻する中で、
マスコミや政治が、だんだん本当のことを云わなくなり、
悪しき行いが賛美される時代が近づいているのです。

ヘラクレスやアキレウスもそうして、
大勢の人間を簡単に奪い去ったにも関わらず、
3000年以上も英雄として賛美されています。

我々はこうした信用できない政治家たちを選ぶのではなく、
身近にいる本当に信頼できる人を政治家に仕立てて、
政界へと送り出すときではないでしょうか。

民主党や自民党、維新の会から選んでいるうちは、
まともな政府ができるはずありません。
現在知られているそれ以外の政党もまったく信用なりません。

どれもこれも似たもの同士ばかりで、
口は「国民」と言っていますが、
その視線は「世界政府」だけを見つめているのです。

ギリシャを見れば解りますが、
IMFの管理下に入った国家の行く末は悲惨です。

世界は今、
国家という単独の政府の管理下から、
こうした国際機関の管理下におかれるように誘導されています。

それは世界政府と呼ばれている、
あのワンピースで冗談のように描かれているワンワールドそのものであり、
全世界を影から支配していた存在、
すなわちサタンが、
いまや、その姿をあらわにし、
全世界に君臨することになるという、
あの聖書の予言そのものなのです。

日本もまた、その聖書の預言の成就のために破壊されたものであると考えてまず間違いありません。

世界が流れをうって瓦解していることこそ、
私などが、長年その危険性を訴えてきた、
ユダヤアナーキズム支配の始まりを意味するのですから。

日本の福祉制度や役所が解体され、
「小さな国家」が謳われているにもそのためです。
野田が表明した国会議員の大幅減は必ずしも日本人のためにはなりません。

むしろ定数は減らさずに、
議員報酬を大幅にカットし、
政党助成金を止めればよいのです。

そして選挙にまったく金のかからない方式を生み出すことです。
宣伝はすべて公平に、国家の予算でしかも低予算に限定すればよいことです。

テレビで政党がコマーシャルを流すことなどあってはなりません。
その分、民放がその政党の肩を持つことに繋がります。

私は正論を述べていますが、
世界はそれとはまったく逆の方向へと進んでいます。

であるのに、マスコミはその動きを一切国民には知らせずに、
逆に日本や世界が壊すための仕掛けを宣伝しています。

私は日本や世界の家庭からテレビや自家用車がなくなっても構わないと思っています。
ただ、ちゃんと食べていけるだけの食料と、住むための家や光熱、
そして病気に時にはきちんと診てくれる病院設備などがあって、
人々が安心して暮らしていければそれで良いと思っています。

ただ、アフガニスタンのように、
子供が風邪にかかった場合、
歩いて20キロ近くも離れた病院まで子供を担いでいくことなど、
私にはとうていできません
その間に子供の病気が逆に悪化してしまうでしょうし。

そうした破壊された世界の構築を、
私は許すことができないのです。

世界のシステムが急激に変われば、
ついて行けない人々が数多く死んでゆくことでしょう。

そのようなことが起きないよう。
国民の生命に気配りをしながら、
社会改革を進めてゆくことこそ、
真に求められる政治であるのです。

福島や宮城、岩手の被災者が救われずに、
パンダや芸能ショーでごまかされているのもそうしたわけです。
「鎮魂歌」を歌ったところで、
彼らの生活はまったく救われません。

実質的な救済が求められているのです。
それは家であり、食料であり、インフラや医療、
そして仕事やお金といった、
人間が生きてゆくために最低必要とされるものばかりです。

そうした物が満ち足りてこそ、
人は真の文化的生活を送ることができるということは、
我々が今まで常識としてきたはずです。

しかし今、世界を支配する人々と、
その手下たちによって、
その常識が覆されそうとしているのです。
Posted by tanpopo at 16:21  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

悪魔の子守唄 大地を揺るがす龍 デメーテルの密儀 

人間を果てしなく騙し続ける神ヘルメス、
フリーメイソンが尊崇し、
みずから目指している至高の存在でもある。
そのヘルメスと双璧をなして尊崇されている存在にイシス=デメーテルがいる。

かの女神は大それたことを企み、種子を地の下に隠して、
地上に生をうけたひ弱な人間の族を滅ぼし、
神々に捧げられる供犠を絶やしてしまおうというのだ。

「ホメーロスの諸神讃歌」讃歌第二番デメーテル讃歌 ちくま学芸文庫より


この女神の物語は、
今でも哲学者や政治家など、
世界を動かす人々の関心を集めている。

すなわち、どうすれば人間という生き物を減らすことが出来るのかという政治最大の関心事に直結するからだ。

食料を隠してしまえば人間の種を絶やすことが出来る。

それはなぜこの近代社会においてアフリカで食料が不足するのか、
または、放射性物資によって食料が汚染される理由、
そして食料にプリオンや殺虫剤が組み込まれる理由なのである。

デメーテルの密儀は、
彼らにそうした発想を与える根拠となっており、
今だにデメーテルがメイソンや哲学者らに尊崇されるのは、
大地の救済者としてのデメーテルの秘密でもある。

デメーテルは大地を意味すると同時に、
地下界である冥界をも支配する。

鈴木宗雄が新党「大地」という命名をしたのも、
北海道ではなくて、
そういう意味での生き残りを図ったのであろう。

今年は龍年であるが、
実在しない伝説の動物が12支に選ばれたのは、
龍が大地と女神を意味し、
また地獄を支配するサタンも龍とされているからである。

すなわち、龍とは人間の霊、魂を意味しているのであり、
魂という字が、「鬼が云う」と書かれるのもそういう意味がある。

戦争、食料、病気、貧困、

すべては人間の種族を減らすために、
この世を支配する神サタンを自負する、
支配層が仕掛けている、
われわれに対する隠れた戦争なのである。

密儀への志願者は、
多額の喜捨を行い、
数々の試練を経て兄弟として認めらてゆく。

生き残りをかけた戦い、
ノアの洪水同様、
この試練を切り抜けたものだけが、
次世代に生きることを許される。

私は、そういった悪魔の儀式をすべてこの世界に明らかとし、
人間の誰もが寿命を全うできる世界を創らなければならないと考えている。

すなわち、彼らとは真っ向から対立する思想なのである。

かれらのように、こそこそと裏で人間を間引きする計画を実行するのではなく、
誰も彼もが争わずとも生きてゆける世界を目指すべきときである。

密儀や哲学、
その目的が我々によって大衆にも明らかにされた今こそ、
人類を5千年以上も支配してきた哲学=宗教政治から、
開放される最大のチャンスである。

今は最大の危機のときであるが、
この危機に彼らの目的を覆し、
人間が哲学という悪魔の思想に対し、
正しい評価を下し、
二度と哲学思想に染まることのないよう、
知らしめるべき時である。


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夢の終わりの時 日本人よ目を醒ませ  今こそ立ち上がり 日本を破壊する者と戦え

年が明けたと思ったら、
テレビでは毎日駅伝をやっている。

昨年も原発が爆発しているというのに、
野球、サッカー、バレーボールと立て続けに流し続け、
国民の視線を現実から背けようとするい意図が見え見えであった。

野田も負けてはいない、
仙台にパンダを誘致しようとする近藤正彦らと面会し、
パンダで東北人を満足させようとしている。

パンダに毎年1億もかける位なら、
その金で少しでも金に困っている東北人を救うべきではないか。

こうして政府やテレビ局は、
実際には何の救いにもならない出来事によって、
遅々として進んでいない東北復興の口実作りを行っているのである。

実際には、救えるはずの人間を出来るだけ助けず、
必要もないスポーツや文化イベントによって誤魔化している。

ミャンマー人や中国人、インド人の方が自国民より重要であろうか?
だが、それが日本民主党政権の政治姿勢なのである。

民主党から小沢派を中心に10名ほどが脱党したが、
これらはいずれ橋下徹の維新の会と合流するための動きであるとみている。

維新の会の幹事長は自民党出身だから、
橋下新党と言っても、
しょせん、自民党や民主党からの寄せ集めということになるだろう。

そのような寄せ集めで、
日本に正しい政治をもたらすことができるはずはない。

橋下徹は国民の福祉を切り捨て、
特に高齢者の日本国民を地獄へと突き落とすであろう。
新たな「日本姥捨て山時代」の幕開けと言えよう。

日本国民が長い間浸っていた、
夢の時代が終わりを告げようとしている。

だが、テレビ局はお笑い、アニメ、スポーツ番組に国民の視線をひきつけて、
これらの現実から視線を引き離している。

ある日、日本人はそのすべてを奪われ、
裸の自分に気づくことだろう。

その時には家もテレビも失い、
街頭テレビや収容施設でどんな番組を見ても楽しくない日々がやってくる。

われわれ日本人が持っていた富は、
すべて韓国や外資の人々に奪われ、
私たちはその使用人、または奴隷といった立場に落されるのだ。

その日が近づきつつあるというのに、
テレビ局はその到来を日本人に知らせないために、
必要もない番組を垂れ流し、
また地獄の仕掛け人である橋下徹を、
まるで日本の救世主のように賛美する。

私のように、
橋下徹の真の目的を追求し、
日本人のために告発している人間はまれである。

なぜなら、いわゆる陰謀論者でさえ、
橋下徹を賛美している人間が多いからだ。

外資の手先である橋下徹を賛美すること、
イコール=えせ陰謀論者という構図は明らかだろう。

日本人をだまし続けているのは、
民主党やテレビ局だけではない、
俄か仕立てのエセ陰謀論者たちも、
時に乗じて、自分たちの稼ぎと、
日本国民を別の方向から騙すため、
また「陰謀論」そのものを自分たちがリードし、
また監視するために陰謀論を唱えるのだった。

それはユダヤ人がユダヤ教を信仰しながら、
マラーノや隠れキリシタンとなって、
キリスト教を利用した世界支配を目指していたことと同じである。
またベンジャミン・フルフォードが日本国籍を採った理由でもあるだろう。

「日本人を助けるため」などと言いながら、
実は自分たちの目的を果たすため日本にやってきているのだ。

そのような人間をマスコミがテレビに出して宣伝し、
日本人が救国のリーダーなどと信じてしまうのだから本当に情けない。


ヘルメスはあらゆる人間や神々と交わりをもつ神、
人を益すること少なく、闇垂れ込める夜の続く限り、
果てしなく人間の族を騙し続ける神である。

「ホメーロスの諸神讃歌」ちくま学芸文庫より 讃歌第四番 ヘルメース讃歌


それは船に乗って世界中の人間と関わりを持ちながら、
あらゆる国民を騙し続け、
世界のあらゆる財と人間を支配下に置こうとする人間たちのことなのである。

世にこれを「大航海時代」と呼び、
その大航海時代は、
500年の時を経た現在もいまだ続き、
全世界は彼らの支配下にある。

その支配を崩そうとするものあらば、
彼らは徹底的に攻撃する。
テレビ、政治、経済などあらゆる手段を使って。

そのために彼らはテレビに出演し、
いつも日本人を自分たちの意見の下に従わせているのである。

Posted by tanpopo at 11:22  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

明けましておめでとうございます 2012年 マヤの予言の年

皆さん、明けましておめでとうございます。

震災や原発事故、またイスラム国家の解体という、
「破壊の年」となった2011年が終わり、
ほっとしている人もいることでしょう。

新しい年に期待を寄せ、
「良い事がありますように」と初詣出に出向いて祈りを捧げた方も多いのではないでしょうか。

ただ、私は年が明けても、
不安な気持ちに変わりがありません。

昨年、テレビ局は「2012年に世界が終わる」とする、
ニュー・エイジ運動家らによる「マヤ暦の予言」を何度も採り上げていました。

2012年の12月21日、
つまり冬至に太陽神が死すときに、
世界が滅びるという主張です。

太陽神が冬至に生贄に捧げられ、
復活を果たす「死と再生の儀式」は、
ユダヤの主アドナイ、イエス・キリストなどに共通する、
「破壊と創造」「死と復活」という、
あの、哲学者や政治家、フリーメイソンらが信奉する根本思想でもあります。

そのため、メイソンらに繋がるニューエイジムーブメント運動家によって思想が広められ、
いま、この時期に、世界が破壊される「口実」として引っ張り出されたものでしょう。

国内では野田民主党政権が疲弊してゆく国民を尻目に、
増税プランを次々と打ち出し、
国民の貧困化に拍車をかけています。

一方で、「物から人へ」という選挙公約を投げ出し、
「八ツ場ダム」や「北海道新幹線」に代表されるように、
増税によって集めた金で公共事業の再開を図っています。

私はこれらの公共事業が再開されることになったのは、
野田政権が世界中に金をばら撒くための口実であると考えています。

野田はアメリカに代わってミャンマーに金を出しただけではなく、
中国国債の購入、インドへの多額のODAの拠出と、
ユーロへの資金提供など、
国内の被災者がまだまだ不自由な暮らしを強いられ、
インフラや漁港などの施設も復興されていないのに、
昇り調子にある新興国などに、
さらに金を出すことを表明したのです。

それらの金は、野田が増税によって日本国民から搾り取る税金で賄われます。

日本は、地震とそれによる津波、
そして未曾有の原発事故という国家的危機に陥っているというのに、
救われるべき被災者や国民の救済さえおざなりにされたまま、
相変わらずライバル国の成長の手助けをさせられています。

中国の経済成長も日本からのODAの拠出や技術流出によって果たされました。

インドでは1台20万円の車が売られているわけですが、
そのインドの経済成長を助ければ1台20万円の車が世界を席捲し、
日本の基幹産業であるとされている、
日本車はまったく売れなくなってしまうでしょう。

その結果この日本国は益々衰退し、
国民は働く場所を失ってしまいます。

さらに、橋下徹が言い出した、
「年金はネズミ溝だ!」という主張によって、
収入を絶たれた大勢の国民が年金さえ受け取れず、
自殺者は3万人どころか数十万人へと急増してゆくことでしょう。

橋下徹はその上、「生活保護者を拘束して働かせろ!」と言っていますから、
年をとって体の動かない、収入や年金を絶たれた老人たちが、
土木作業などの重労働に駆り出されることでしょう。

増税、他国の援助、国民経済・福祉の打ち捨て政策はこうして推進され、
日本という国家を解体し、
(今一度、日本を洗濯致し候)
コリアンらの手に渡す作業が着々と進められているのです。


普通なら日本が世界に金を出すときではなく、
世界からお金を出してもらって復興を果たすときではないでしょうか。
日本にはもう人に出す金はないし、
国内のことさえ増税しなければ賄えない状態なのです。

紅白歌合戦に、
純粋な日本人はいったい何人出ていたことでしょう。
もしかしたらすでに帰化人以外の人間はゼロだったかも知れませんね。

カラや東方神起もさぞ心強かったことでしょう。
もうこの国は彼らにとって外国とは呼べない国へと変貌しているのです。

この国はもうひとつの韓国、
そして朝鮮へとなりつつあります。

対馬には韓国人の観光客が急増しています。
韓国は日本に対し、対馬の返還要求をしています。

でもこの国ごと乗っ取ってしまえば、
もう対馬や竹島の返還を求めることもありません。

我々は、こうした政府や橋下徹らの日本国民を疲弊させる政策に対し「NO!」を突きつけ、
韓国との正しい友好関係を築きつつも日本人と日本を守るという基本理念に基き、
国際平和を推進していかなければなりません。

それは金を出せばよいというものではありません。

あくまでも、戦争の放棄を訴え、竹島だけは譲るといった現実的対応必要です。

ですが野田民主党政権は、
そうした日本国憲法の精神に違反し、
国産の武器輸出の途を追い求めています。

日本国製の兵器が、
世界の戦場で使われる日が近づいています。

ホンダがジェット機を開発しているのも、
こうした動きと無縁ではないでしょう。

東方から神起こる。
世界を破壊し、人間を殺し、
破壊によって新たな創造を生み出すシヴァ、
そして聖書のヤハウエのような「死と再生」を司る、
裏返せば、実はその正体は悪魔であるという、
あの神の、復活の時が近づいているのです。

そして、この時を、
彼らは「マヤ暦の予言」として国民に納得させるため、
テレビを使って喧伝しているわけです。

いま、テレビでやっているアニメでも、
「オルフェウス」という名がさかんに登場しています。

オルフェウスもまた、
疫病神である太陽神アポロンの祭司として活躍した人です。

そして自身もまたバールやオシリスのようにバラバラにされ、
切られた首は桃太郎のように川を流れ、
あの温羅のように予言を下す神となったのでした。

日本は今、このオルフェウスと同じ運命を辿ろうとしています。
そうなれば、オルフェウスが帰依したアポロンとはアメリカということになるでしょう。
Posted by tanpopo at 11:12  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月24日

予言のままに

さて、みなさん。
今日はクリスマスイブ。

太陽神が死に、復活を遂げる準備の夜です。
救いの御子が血に染まった赤い服を身に纏い、
サタンクロスの計画を届けにやって来る、
「約束の日」でもあります。

今日は、私はブログを書くつもりはまったくありませんでしたが、
テレビで「たかじんのNOマネーGOLD」に橋下徹が登場し、
やしきたかじん以下、水道橋博士などがこぞって橋下の賛美歌を歌っているので、
ちょっとだけ注意しておきます。

私は、橋下徹の大阪都構想が日本を分裂させ、
国家をひっくり返すと予言してきました。
まさに、番組では私の予言してきた内容そのものが論議されておりました。


まず、道州制によって大阪の権限を強めること。
次に空港・港・カジノの整備などで大阪を活性化させ、
東京から中央行政権を奪う。

西の総理大臣を擁立し、
大阪を西の首都と定める。
そして西と東がバトルした結果、
橋下が勝利し、大阪が日本の首都となる。

天皇には京都に戻っていただく。

これらの計画が橋下の大阪都構想によって可能となるというものでした。

これはもう日本国におけるクーデターとしか言いようがありません。

ですが、マスコミや既存政党は橋下に擦り寄るばかりです。

天皇家は、政治的な思惑によって弄ばれることになります。

これらのことはすべて橋下が選挙で勝つ前に私が予言してきたことばかりです。

日本が東西に分かれて破滅するときが近づいています。

そのために東日本を潰す必要があったのかも知れません。

「日本の東半分は潰れるんじゃないか」と言った
菅直人、そして橋下徹らの、
渡来人と被差別人による、
日本国解体の作業が本格化していると考えるべきではないでしょうか。

たかじんの番組は見ても良いと思います。
ただし、批判的な目で。
この日のために国民の目を惹きつけてきたと考えるべきです。


どれもこれも、
私が危惧し、ブログに書いてきたことばかりです。

恐るべき国家の解体作業が進んでいます。
私たち日本人が、生き残りをかけて戦う時が近づいているのです。
Posted by tanpopo at 20:02  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

カーニバル

剣の月灯り 砂漠を照らし 祭りの残り火が 虚しく響く

青い鳥を追いかける 破滅の星座ね それでも血のような騒めきに惹かれて

孔雀の羽に 抱かれるたびに 大空駆ける 朝を信じた

傷つきながら 充たされながら たどり着いた最後のオアシスで

カーニバル カーニバール カーニバール

中原めいこ カーニバルより



私がこの曲を聴いていたのは、
まだ二十歳ぐらいだったろうか。

明るい曲が多い中原めいこが、
なんでこんな暗い曲を書くのか解らなかった。

でも今ならわかる。

彼女はバブルに踊る日本人を見つめながら、
今日の日が訪れるのを知っていた。


孔雀、フェニックス(フェニキア)の羽に抱かれた国家は、
灰となり、地に帰る。

その大地では愛と美の女神が、
死にゆく人々から流れ出る血を集める大皿を用意して待っている。

最後にオアシスにたどり着くと信じている彼らもまた、
かの神に欺かれて死んでゆく。

なぜなら、悪魔は嘆願者の命を必ず奪うからだ。

聖書の神が悪魔であるという事実を、
私たちは、心を強くして受け入れなければならない時がきている。

人類が生き延びるために。

「カニ・バール」

カニ=古代カナンの地と、その神バール=サタン、
彼ら悪魔信仰者の祭りごと

この悪魔の祭りをこの世から消してしまわない限り、
人類が絶滅危惧種のリストから外れることはないだろう。

我々は人類を呪う神や人間を、
地上から消し去らなければならない。

人間はそのような神や僕がいなくとも、
勝手に死んでゆくものだ。

人の命は長くて80年くらいなのだから。

Posted by tanpopo at 20:45  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月18日

闇に隠れて生きる

皆さん、本当にご無沙汰ばかりで申し訳ありません。
9月に新しい会社に入ったのですが、
またしても性質の悪い会社ですぐに退職し、
先月末からやっとまともな会社に入ることができました。
ただ、休みが日曜と祝日に限られているので、
これからもブログの更新は一週間置き程度になると思われます。
(正月休みは長いので、その時にまとめて書くかもしれません)
私もとうとう50歳になり、年をとったせいか体力が落ちてきて、
新しい職場の仕事をこなすのがやっとなのです。

昨晩は土曜日で18時ごろには帰る事ができ、
久しぶりにテレビで名探偵コナンや妖怪人間べムを見ていました。

コナンでは私のブログ記事「菅直人と祟り神の謎:渡来民族の呪い」で紹介した、
例の温羅伝説に纏わる「鳴釜の神事」が登場しました。
それは古代世界における渡来民族と大和民族の戦いの1ページでもあります。


そして現代の政治においても、韓国の李明博大統領がやってきて、
「従軍慰安婦問題」に対する決着を強く求めました。


野田首相と韓国の李明博イミョンバク大統領は17日、京都市の京都迎賓館で約20分間非公式に会談した。会談に先立ち、大統領は大阪市内で開かれた在日韓国人の懇談会に出席し、いわゆる従軍慰安婦問題について、「この問題を解決しないならば、日本は永遠に両国間にある懸案を解決できないという負い目を持つことになるだろう」と語り、日本側の対応を強く促した。

大統領は、非公式会談でも慰安婦問題に言及し、同問題に関する日本側の謝罪と賠償の協議を求めたとみられる。

 大統領は約330人が出席した大阪市での懇談会で、「韓国国民は最近、慰安婦問題で心を痛めている。元慰安婦が生きている間に問題を解決することが韓日両国の未来のために役立つ」と強調した。

読売新聞より


韓国政府や国民の強い要求に対し、野田総理は「従軍慰安婦問題はすでに決着済み」という姿勢を崩しませんでした。
これでは問題はまったく解決せず、両国の軋轢は日増しに増幅するばかりです。

テレビ局は作り物である娯楽番組の中では「コリアンインベイジョン」に対して強力な手助けをしながら、現実の政治では対立を煽っています。

実際、日本民主党は韓国の組織である民団の選挙応援を受けているのですから、
事実上「韓国政府の影響下」におかれていると考えられます、
しかし、その事実関係を水面下に隠して、
両国の対立を益々悪化させているのです。

これは日本の右翼団体の行動に非常によく似ていますよね。
実際には在日系の「親韓国団体」でありながら、
両国民を対立させるために韓国や外国政府を攻撃しているわけです。

右翼が他国を攻撃すれば、
その国と日本の関係は悪化し、
日本の安全保障が脅かされます、
右翼団体の狙いはまさにそこにあるのですが、
その右翼団体の目的と民主党の目的は一致していると思われます。
そして韓国政府の目的も。

対立は両国民を戦わせるための演出だということです。

芸能界、スポーツ界、実業界、政治世界における、
在日韓国、在日北朝鮮系人物による支配を水面下で推し進めながら、
これらの世界を支配したところで、決定的に日本と対立する。

そして戦争が起これば、
日本国と国民はどうなってしまうでしょうか?

結果は火を見るより明らかです。
政治やマスコミが在日系人物に支配されていれば、
日本軍がどのような行動をとろうが、
相手国に対してすべて筒抜けになるでしょうし、
実際、政治家たちはわざと日本を敗戦に持ち込むことでしょう。
あの太平洋戦争の時のように。

温羅や菅直人ら、
渡来民族の呪いが果たされる時が近づいているのです。

日本人を恨んでいるのは渡来民族だけではありません。
橋下徹ら、部落出身の被差別民族の人々も同じです。


「仮面の騎士 橋下徹」において、
橋下の犯罪が明らかにされたにも関わらず、
マスコミは連日の「橋下賛美」に明け暮れています。

日本のマスコミは在日系人物や橋下らに、
日本の政治を支配させようと目論んでいるからです。

橋下の大阪都構想の目玉はカジノ構想なので、
ヤクザや在日系の利権にはもってこいのビジネスです。

そして日本国民の倫理観を破壊し、
日本国の破滅を画策しているわけです。

明治維新以降の日本国の歴史を辿ってゆくと、
本当に日本人は、ユダヤ世界権力の実験(ユダヤ錬金魔術)に使われたのだな、
ということをつくづく思い知らされます。

私たちはユダヤ人の手のひらの上で踊らされ、
生かされ、殺され、
今ふたたび、彼らの思惑によって滅ぼされようとしています。


昨晩見たもうひとつの番組「妖怪人間べム」においては、
べムらを生み出した博士の肉体に乗り移っていた者の正体が明かされました。
こちらもユダヤ神秘主義思想にどっぷりと浸かったストリー構成です。

博士に乗り移っていたのは、博士自身が生み出した「細胞」から分裂した霊体、
私にはわかりましたが「エーテル体」であって、
つまり人間の生命の源とされている物資、
錬金術ではエリクシールとか、賢者の石とか呼ばれているものです。

博士は聖書の造物主に相当します。

この博士の肉体を奪った霊体であるエリクシールは、
悪の性質を持っていて、
彼から発せられるエリクシールを人間が吸収してしまうと、
人間は理性を失い、本能の内の悪の性質、
つまり蛇の脳に支配されてしまい、
我を忘れて悪の行動を起こしてしまうのです。

そしてこのエーテル体と反対の性質を持つ者が、
正義の性質のエーテル体を持ったべムたちであるという設定です。

もともとこの悪と善のエーテル体はひとつの細胞でしたが、
悪のエーテル体は「生きたい、人間になりたい」という欲望をより強く持っていたために、
博士が急死した時、自ら分裂して博士の肉体に乗り移ります。

このお話も、私が何度も書いてきた、
あの聖書におけるアダムとイブの受肉から採られたものです。

アダムやイブも、
もともとはこうしたエーテル体、
つまり神の霊の一部であったのですが(エデンの園)、
肉体を欲したために、死すべき人間となってしまったのです。
―逆に霊体であるエーテル体は死なない、永遠の命を持った存在―

博士は、ニュートンらと同じ錬金術師であって、
賢者の石であるエリクシールの抽出に成功した、
「真の錬金術師」として表現されています。

これは永遠に生きたいという博士の意思がなせる業だったのかも知れません。

さらに博士は、その抽出したエリクシールによって、
人間を生み出そうと計画していたわけです。
この実験に成功すれば、まさに聖書の神と同じ技をおこなったことになります。
アダムは神の霊体エリクシールから生み出され、
イブはアダムの骨から生み出されました。
番組でも、べムらは骨でできた杖を持っています。

番組では、博士の体を乗っ取った悪のエーテル体が、
「もともと私たちはひとつだったのだから」という理由で、
べムたちに一体となることを求めます。
一体となれば、本当の人間になれるのだと。

人間はもともと悪と善の性質を兼ね備えていて、
このふたつの性質が一体化することによって、
真の人間となれるのだと言っています。

この思想は、古代イランのゾロアスター教などから始まった、
「善と悪の二元論」という代物です。

その思想を受け継いで、現代世界まで引きずり、世界を支配したのがユダヤ人でした。

国民には「善」を信じさせ、
その裏で「悪」の政治を実行し、
人類を幻惑し、歴史を創り上げてきました。

今やテレビ局はユダヤ神秘主義思想に埋め尽くされています。

我々は数千年もの昔の人々の呪いによって、
今も翻弄され続けているわけです。

この悪夢から覚めるためには、
何が悪で、何が善であるか、
テレビや政治家の言うことではなく、
自分の心のままに感じとることです。

野田が「解決済み」と言った従軍慰安婦問題は本当に解決済みなのでしょうか?

犯罪者が犯罪を「解決済み」と言ったところで、
被害者の家族が「何の補償も、罪ほろぼしも済んでいない」と主張しているのですから、
その答えはあきらかではないでしょうか。

これらの要求に対し、
誠実に現実的な対応をすることにより、
真の日韓の信頼関係が構築されるのです。
いくら日本人がカラの曲を聴いたところで、
こうした問題が解決されない限り、
韓国や北朝鮮の人々の恨みを消すことはできないのです。

私なら、戦争賠償税として消費税を1%アップし、
補償が終わるまで国民に負担を求めると以前に書きました。

そうした知恵が民主党や自民党にはなく、
ただただ対立を増長し、
両国が戦火を交える日が近づいているだけなのです。
それが、かの神の目的なのでありますから。
「人間が増えすぎた。戦争を起こして人間を減らそう」
古代の神話には、戦争が起きた理由がそう書かれています。

今や世界に君臨する神となったユダヤ人たちは、
世界中に散らばり、
来るべき聖書の預言の成就のために活動しています。

私たち人類がこの聖書の呪縛から解き放たれなければ、
世界から戦争がなくなる日はやってこないのです。

かつて「マラーノ」として闇に隠れて生きてきたユダヤ人は、
今や堂々と世界の表舞台に立ち、
そしてまた、闇の世界をも支配し続けています。

「光は闇の中で輝いている」
という、あの有名な台詞もまた、
こうしたユダヤ思想から生まれたものなのです。

悪の中にこそ、光が、光明が、救いがあると言うことです。
妖怪人間べムにおいて、
博士の肉体を支配したエーテル体も、
「人間の悪の力の解放を目指している」と言っています。
それがヘラクレスやアレクサンドロスなどという、
歴史上の英雄たちが備えていた最大の能力なのです。

戦争、殺人という犯罪を厭わない勇気、
考えてみれば、確かに家康も善と悪の両方の性質を兼ね備えていました。
それが帝王学と言うものでしょう。

ユダヤ人、在日朝鮮人、被差別部落民、
闇に隠れて生きてきた人々が、
今やユダヤ神秘思想の力によって開放され、
現実の世界を支配しようとしているのです。

日本における民主党、橋下徹らの台頭が、
その事実を証明しています。

彼らは、闇の中で輝く光に幻惑され、
つまり、妖怪人間べムに登場する博士の肉体を乗っ取った悪のエーテル体から放たれた邪悪な霊気によって毒され、日本を破滅に導こうとしています。

それが世界を救う道であると、悪魔によって信じ込まされて。



※ちなみに、最近グループ名を変えたトステムのリクシルという名も、
このエリクシールから採られたものでしょう。
トステムのマークもユダヤのダビデの星でしたね。
すべてがユダヤに向かって吸い込まれているのです。
Posted by tanpopo at 14:20  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

菅直人の罠「頼む、逃げないでくれ」

―頼む、逃げないでくれー

あの日、福島原発から大量の放射線が飛び散っていた。
しかし内閣総理大臣菅直人は、
枝野幸男内閣官房長官を使い、
「放射能は漏れていません」などと虚偽の報告を行い、
数多くの国民を被爆させた。

以来、この国では信じられないような大嘘がまかり通り、
テレビ局も「放射能安全キャンペーン」に利用されてきた。

プロメテウスの罠には「頼む、逃げてくれ」という防護服の男が登場する。

しかし、内閣総理大臣菅直人の行動はまったく違った。
菅直人と枝野幸男は、
大量の放射線が福島県各地を覆っていることを住民に隠しながら、
ホットスポットの放射線を密かに計測していた。

彼らの目的は、
「頼む、逃げないでくれ」ということだったのだ。

一刻も早く住民を避難させなければならないはずの政府が、
国民に真実を知らせずに被爆させていた。

これもまた「計算された放射線による死」に基づく計画なのであろうか。

放射能に汚染された食品を、今日も私たちは食べている。

それでもまだ汚染が足りないとばかりに、
今日も福島から放射性物資や汚染水が流出している。

だが、この国で最も汚染されているのは、
永田町のあの椅子に座っている連中の腹や脳髄ではないか。

腐りきった者どもの大罪が追及されないという恐るべきこの状況、
枝野んどは今でも大臣として涼しい顔で答弁を繰り返している。

彼らは巨大な過ちを犯しながら、
まったく反省していない。

もちろん、謝れば済むという話でもない。

我々は真実を明らかにし、
菅直人とその仲間たちがおこなった日本破壊の罪を、
全国民に伝え続けていかなければならない。
Posted by tanpopo at 22:54  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明治乳業の粉ミルク「ステップ」からセシウム検出 「あらかじめ計算された放射線による死」より引用

皆さん、原発事故以来、私が一番恐れていたひとつである、
乳児向け粉ミルクから放射性セシウムが検出されました。

製品は大手メーカーの明治。
しかも、政府やメーカー独自の検査ではなく、
消費者からの指摘によって汚染が明らかになりました。

そして、国は汚染値が1キログラムあたり30ベクレル程度なので、
回収は求めないと言っています。

今、テレビに国立食品研究所の人物が登場し、
「水で7倍くらいに薄められて飲まれるので、心配する必要はない」と言っている。

赤ん坊が放射性ミルクを飲んでも心配ないとは始めて耳にする言葉だが、
あなたは国が言っていることを信じられるだろうか。

消費者から指摘されるまで調査結果も公表してこなかったメーカー、
そのメーカーを取り締まるはずの国が、
「大丈夫。安心」だと言っている。

恐るべき国に変貌してしまったようだ。
チェンジ!政権交代!大阪都構想!

マスコミが騒ぎ立てるキャッチフレーズにろくなものはない。

最も信じられるものは自分の知識と感覚だけである。

あらゆる食品の汚染値を計測し、
インターネットで流すことが必要とされている。


以下は、消費者団体フードウオッチ(foodwatch)とIPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部のレポートからの引用です。




フクシマ後:食品の放射能制限値が十分に健康を保護しない ‒ フードウォッチとIPPNW、大幅な低減
を要求 ‒ 放射能汚染食品の健康上のリスクレポートを公表

ベルリン、2011年9月20日

EUと日本の放射能汚染食品の放射能制限値は十分に健康を保護していません。市民は不必要に高い
健康上のリスクにさらされています。消費者団体フードウォッチとIPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部が今日ベルリンで公表したレポート「あらかじめ計算された放射線による死:EUと日本の放射能汚染食品制限値」は、こういう結論に達しました。レポートは、トーマス・デルゼー、セバスチャン・プフルークバイル(ドイツ放射線防護協会)のスタディをペースにしています。
フードウォッチとIPPNW の考えでは、EUとドイツ連邦政府、日本政府は市民に対して、食品の放
射能汚染により安全な制限値というものがないということに関して十分に情報を提供していません。
低線量放射線であっても、ガンなどの重い疾患を引き起こすには十分なので、低線量放射線には健康
上のリスクがあるということです。どの制限値を規定しようとも、それは死者が出ることを黙認する
判断を下すということです。国際放射線防護委員会の計算基準によりますと、EUは現在有効な制限値
を使用することで、食品の放射能汚染の結果ガンによってドイツだけで年間約15万人の死者を新たに
容認していることになります。市民が制限値レベルで汚染された製品だけを摂取したと想定すると、
こういう事態が起こります。この制限値の5%しか汚染されていない食品を摂取するとしても、それ
でも依然としてドイツでは年間最低7,700人の死者が新たに出ることを容認することになります。
現在有効なEUのセシウムの制限値は、食品1キログラム当り200から600ベクレルです。この制限値
は、有効なドイツ法の基準に甚だしく矛盾しています。ドイツ放射線防護令は、原発の平常運転時に
個人に関して年間実効線量1ミリシーベルトの総被爆線量を認めています。EU域内全域に適用される
放射能制限値はそれに対して、大人で33ミリシーベルト、こどもと青少年で68ミリシーベルトの年間
実効線量を容認しています。チェルノブイリ事故の被害を受けた国であるベラルーシとウクライナで
さえ、EUよりも厳しい制限値を規定しており、その結果、放射能で汚染されているので両国ではもう
販売できない食品がEUでは合法的に販売できることになります。


放射能汚染のかなり低い食品が十分にあるので、こうした汚染の高い製品を人々に摂取させる必要
性はありません。 フードウォッチとIPPNWはそのため、制限値を大幅に引き下げるよう要求します。
乳幼児用食品と乳製品に関しては、セシウムの制限値をこれまでの370(日本輸入品に対しては現在
200)から8ベクレル/kgに、その他の食品に関しては600(日本輸入品に対しては現在500)から16ベ
クレル/kgに引き下げる。
われわれが要求した制限値は、ドイツ放射線防護令の基準に適合します。ドイツ放射線防護令の基
準に従うと、放射線暴露(つまり、放射性物質が原発から大気中、水中に放出されること)から年間
最大線量として0.3ミリシーベルトが認められています。ほんの低線量であっても、制限値を規定す
ることは放射線による犠牲者を黙認する判断をすることを知って、この要求を掲げています。このこ
とは同時に、原子力関連施設の運転継続と新設を疑問視する機会としなければなりません。
フードウォッチの事務局長ティロ・ボーデは、次のように説明します。
「EUと日本で有効な制限値は十分に不適切だ。制限値は経済上の関心によるもので、市民を不必要に
大きな健康上のリスクにさらしている。人体への損傷を避ける準備原則と権利が規定されている欧州
の基本法からすると、欧州政治には行動する義務がある。欧州政治は市民に適切な保護レベルを保障
するため、制限値を大幅に引き下げなければならない」
小児科医のヴィンフリード・アイゼンベルク博士(IPPNW)は、さらにこう付け加えます。
「放射能は生きている細胞を傷つける。わずかな低線量でさえ、遺伝情報を変えたり、免疫性を損な
ったり、ガンを発症させたりする。特にこどもと青少年にこういうことがいえる。こどもが小さけれ
ば小さいほど、それだけ早く大きく成長し、それだけ多く細胞分裂が進み、それだけ放射線障害の危
険が大きい。胎児はその他の人間より何倍も放射線に敏感だ。EUの放射線防護制限値は医師の目から
見ると無責任である」
フードウォッチとIPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部は日本政府にも、残存期間の長い
セシウム同位体の食品汚染制限値を大幅に引き下げるよう提言します。ヨウ素131の汚染に関しては、
われわれ二つの組織はまったく容認すべきではないと要求します。半減期が比較的短いので、ヨウ素
131で汚染された食品を人々に摂取させる必要もないし、摂取させてはなりません。食品の中には、
同位体が崩壊するまで(必要があれば冷凍して)保存され、その後に摂取してもよくなるものもたく
さんあります。




放射線に絶対安全な基準値などない、
経済的理由により一定のリスクを伴う基準値を設けているというが、
それすら過去の指標であって、
今では人間を殺すための基準となっている。

福島原発が爆発したとき、
御用学者たちが「癌のリスクが1%高まっただけ」と言っていたが、
私は1%でも120万人以上が死ぬことになると指摘してきた。

それでも「心配ない」という政府。
原発事故にあってもろくな保証もなく、
義捐金を受け取れば生活保護は打ち切られ、
増税や年金の引き上げによって国民生活を疲弊させるであろう民主党という悪党が、
放射線の入った粉ミルクの販売を容認しているのであった。
Posted by tanpopo at 21:44  | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする