01/09 19:06 更新
厳戒態勢の中、福岡から中国へ出国です。島根県沖で保護された北朝鮮の男性3人が9日、中国経由で帰国するため福岡空港から飛び立ちました。男性3人は今月6日、小型の木造船で漂流しているのを島根県沖で保護され、船からは男性1人の遺体も見つかりました。3人は「北朝鮮へ帰りたい」と話していて、政府は国交がない北朝鮮の「遭難者」をどう扱うか調整を進めていました。そして9日、3人は鳥取県沖に停泊していた巡視船から米子空港を経由していったん福岡空港に向かい、9日午後3時過ぎに中国行きの民間機に乗り換え日本をあとにしました。3人はその後、中国の大連で北朝鮮側に引き渡され、近く帰国する見通しです。