'12/1/7
常石の主力貨物船が祝300隻
常石造船(福山市)が自社開発した中型ばら積み貨物船「TESS(ツネイシ・エコノミカル・スタンダード・シップ)」のうち、主力の4〜6万トン未満のハンディマックスシリーズの建造が300隻に達した。6日、船主に引き渡した。
300隻目は、積載重量5万8千トン型の貨物船サンドラで中国の舟山工場で建造。全長約190メートル、幅32メートル、深さ18メートル。航海速力14・5ノット。パナマの海運会社が発注した。
同社は1984年、4万トン型のTESSを1隻目として建造。大型化や燃費向上へ技術開発を重ねている。
【写真説明】300隻目となったばら積み貨物船サンドラ