最終更新:2012年1月9日(月) 12時31分
韓国警察、火炎瓶事件前に「靖国放火」把握
8日、韓国・ソウルの日本大使館に中国人の男が火炎瓶を投げ込んだ事件で、韓国警察当局が「靖国神社に火をつけた」という男の話を事前に把握していたことが明らかになりました。
この事件は8日、「祖母が従軍慰安婦だった」と主張する中国人の男が、ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ込み現行犯逮捕されたものです。
男は慰安婦問題をめぐる日本政府の対応に「不満があった」と供述しているほか、先月26日早朝、靖国神社で起きた放火事件も「自分がやった」と話していて、男の宿泊先に残されたメッセージからは、犯行をアピールする意図がうかがえます。
男は靖国神社が放火された日に韓国に入国、一部の韓国メディアに「自分の犯行である」と話していますが、韓国の警察は年末に、男と接触していたことを明らかにしました。
韓国の警察は「特に異常な行動がなかったため、電話で連絡を取り合う形で男を監視していた」とした上で、「日本大使館から警備強化の要請はなかった」と説明しています。(09日11:27)
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