「JKT(ジャカルタ)48」に続くAKB48の2番目の海外姉妹グループが台湾の首都・台北で発足することが1日、発表された。「TPE(ティーピーイー)48」で、AKB48同様に「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、秋元康氏(55)が総合プロデュースする。1期生の募集要項やオーディションの日程など詳細の発表は来年1月になるが、劇場は台北市内に用意され、来夏の公演開始を目指して準備を進めるという。
AKB48は6月に台湾で行われた「第22回流行音楽金曲賞 授賞式」にゲスト出演したほか、同月には“台湾の原宿”といわれる台北・西門町の大型書店の一角にオフィシャルショップもオープン。ファンが殺到し、開店3日で休業を余儀なくされたが、7月に別のフロアで場所を拡大して再オープンするなど、台湾でも人気は高い。日本の大衆文化を好む若者たちを指す「哈日族(ハーリーズー)」という言葉も生まれ、日本の芸能界に憧れる若い女性が多いことから、TPE48の誕生は大いに注目されそうだ。
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