今年一番の暑さ、デントコーンの畑の上にも、ユラユラと陽炎が揺れる。肩は思うところあって実験中。ケアを怠らなければプロジェクトもやれるのでありがたい。

ところで今週は疲れのたまった手のひらを極力休めることにして、釣りにもボルト打ちにもいかなかった。

古いクライミング雑誌を出して見てみる。ホールディングについて...20年ほど前はカチもちというと目一杯にぎりこんで、親指も人差し指の上にガッパリかけたものが多い、
それがだんだん、親指のかぶりが浅めなものにかわっていっている。これは時代がクラック主体から人工壁にかわったということだろう。今のは人差し指の虫様筋の効いたホールディングである。(クラッククライマーがなぜ虫様筋が使えなくなるかは私見を先日かいたので参照のこと)
またクライマー、キャリアが長くなるにつれ、握りこみが深くなる傾向がある。ベンムーンやブーンスピードなど虫様筋が耐用年数切れをしたかのように深い握りこみになってはリタイヤしてしまう(まだやってたらすいません)。


頑張るひとほど、チェックしてほしいものだ。虫様筋の場所についてはネットで検索すればすぐ(多分)わかるはず。ちなみに猫背になると、腕にいく神経が圧迫をうけて虫様筋もしぼみやすくなるので姿勢にも注意。