自転車対策 都内で本格実施へ
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自転車対策 都内で本格実施へ

1月4日 17時23分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

自転車の事故防止や運転ルールの順守などを柱とした対策が、ことしから都内で本格的に実施されることになり、警視庁は悪質な違反に対する取り締まりなどを強化することにしています。

都内では去年、東日本大震災をきっかけに自転車の利用者が増えたことで、事故防止や運転ルールの順守が大きな課題となり、警視庁は自転車利用者と歩行者双方の安全対策をまとめ、ことしから本格的に実施されます。このうちブレーキのない競技用の自転車の走行や交差点での信号無視、それに警告に従わない2人乗り運転など重大な事故に直結しかねない悪質な違反には交通切符を交付して取り締まりを強化する方針です。一方で自転車利用者の保護にも重点を置くことにしていて、港区、江戸川区、小平市の都内3か所をモデル地区として、幹線道路や駅の周辺で自転車専用の通行帯などの整備を進めるほか、車道では駐車車両によって危険な走行を余儀なくされるケースもあるため違法駐車の取り締まりも強化することにしています。また、歩道を走る際は歩行者の安全を優先するため、車道寄りを徐行するなどのルールを守るよう呼びかけることにしています。