思い出したことある

私の小さな頃のこと

私はよく熱を出して

とっても体が弱かったって親が言ってた

今は周りの人が聞くとびっくりされるぐらい

そんなことはないんだけどねww

水銀体温計の42℃を

振り切る程の高熱も出したって

熱が出る度に

ウチの母は

私を背負って一緒に汗かいてたって…

小学生の時も

身体中世界地図のような

原因不明のじんましんに襲われて

母は仕事だったから

一人で内科行って

注射打ってもらったりしてたんだ

真冬で血管が見えないからって

手が冷たいねって

看護婦さんが

裏の洗面器にお湯はって

その中に手を突っ込んで

温めてから注射打ってくれたりしたんだ

中学生になってもやりたかった部活も

心電図で引っ掛かり出来なかった…


息子がお腹にいる時

私は熱を出した

おたふく風邪かって思われるほど

リンパ腺が腫れ上がって

母は

その時

寝ている私の冷えきった足を触って

冷たいねって

小学生の時と同じように

母の手で温めてくれた


今ね

私たちの離婚問題でね

その親とも絶縁状態なんだ…

離婚するなら縁切るって


ウチの親はね

何があっても

どこかで共通点があったから

ここまで夫婦で寄り添えることが

出来たんだと思う


色々あって

家を飛び出した私が悪い…

あなた方のせいじゃないよ

私は

ここまでしか頑張れなかったけど

あなた方の背中は

ちゃんとこの目で見てきたよ

あなた方の優しい心も

あなた方の強い心も

そして…

あなた方のガラスの心も…

今も夫婦二人で寄り添って生きてるんだから

大丈夫だよね


縁切ってくれなければ

私が苦しくなるもんね

「ありがとう」

親に感謝します


お父さん

身体が調子悪くても

最後まで義理の息子が何とか立ち直るように

頑張ってくれてありがとう

お母さん

私のこと酷く言ってたけど

義理の息子に実の娘を

可愛がってもらいたかったんだよね

ケンカして

次の日ごめんねって言うと

何のことだったっけ？なんて

ケロッと笑ってる…


義理の父親の胸ぐらつかんで

暴力振るうような人

連れて行ってごめんね…


大人になって

もっと恩返しが出来るかと思った…

迷惑かけっぱなし…


あなた方の孫たちはね

いい子に育ったよ

これ以上

犠牲者出したくないから

若いうちから

自立して

羽ばたいて行けるようにしたんだ

足かせとってあげたかったから


だけどね

心の中はキレイな子でね

「おじいちゃんとおばあちゃんに」

って思ってるよ

私、言ってたんだ…

「お母さんよりもおじいちゃんとおばあちゃんにしてあげてね」

あなた方が

教えてくれたこと

「私よりも…」って


昨日

ある方に言われたんだけどね

俺が俺がの「が」を捨てて

お陰お陰の「げ」になれって

言い方違うけど

こういうことをさりげなく

あなた方は

教えてくれてたんだよね


小さな頃

「将来何になりたい？」

お母さんに聞かれた

「お花屋さん！」

でもね

作り上げたものをね

みんなに喜んでもらう意味では

今からでもやろうとすることは

同じなのかもしれない…


抱え込むものがありすぎて

頭がパンクしてる

でも全部一人でやろうとしてる私

出来ないのはわかってる

それでもやろうとしなきゃ

何も上達しない

今クビ切られる寸前

何も努力してないのに

諦めようとしてる

気持ちの上で

追い付いていかなくて…

「それでもやるしかない」

深く考える前にこれしかない私！