2階ウッドデッキテラスの下はバイクなどの置き場。ガレージ前のスペースは、来客用として非常に便利。設けて大正解だ。
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今回、自分自身の自宅を造ることになった大内さん。土地は、自分の庭のような神奈川県三浦界隈の道路沿い、27坪の角地が運よく見つかった。実測したところ、29坪ちょっとあって「ちょっと得しちゃった」と笑う。ものすごく広いというわけではないが、このくらいの“身の丈”サイズの敷地に夢の詰まった個性的な家を建てるのが、大内さんの最も得意とするところなのだ。
「僕が造ろうと考えたのは“ガレージしかない家”(笑)。好きなクルマをガレージに収めて、それを眺めながらお酒が飲めればそれで幸せ! というプランですよ」
ガレージのクルマを中心に、趣味の仲間が集まってワイワイ楽しみ、お酒が入ったらみんな泊まっていってもらう。寝る場所とキッチン、そしてお風呂があればあとは何もいらない! ということなのである。
割り切りの美学…とでも言おうか、必要なものに優先順位を付け、不必要なものは潔く切り捨てて完成した家は、大内さんにとって丸々居心地の良い空間となった。
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